みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
6.《ネタバレ》 優しくて面倒見もよく、近所では聖女のように敬われている二人の老女が、13人もの老人男性を殺して屋敷内に遺体を眠らせている、希代の殺人鬼であった――。と聞けば、『サイコ』や『悪魔のいけにえ』も真っ青の恐怖ホラー映画と思いきや、その実は風刺やトンチの利いたドタバタ・コメディである。 第二次世界大戦もいよいよ大詰めとなる1944年、日本であれば国策映画しか製作を許されない非常時に、こんなに素っ頓狂な映画が撮れるというのは、さすがは自由の国アメリカならではと感心してしまう。 この時代、まだ高齢化社会の到来という緊迫感はなかったにしても、老人の孤独感と閉塞感というのは次第に米国社会でも問題視されていく流れが生れていたのかと感じる。 とにかく奇人変人大集合であるため、主人公ケーリー・グラントが負けじと奮闘している。グラントがここまで目をむき、奇声をあげ、ズッコケまくる役どころも珍しいのだろうが、長身でスマートな美男がとってつけたように過剰なコメディ演技でたたみかけてくるのが、途中で食傷気味になる。元々のキャスティングであったというボブ・ホープなら、もっと肩の力を抜いた自然体でドタバタを演じてくれたのではないか。 【あやかしもどき】さん [DVD(字幕)] 7点(2025-02-18 07:14:18) 5.《ネタバレ》 トムとジェリーみたいな落ち着きのないブラックユーモアコメディ。 若いケーリーグラントがギョロ目で好演。 ヒッチコックのユーモアは、本作から来ているのかもしれない。 後の「ハリーの災難」の原型かもしれない。 映画の内容は、中身はなく、ただ2転3転して、それが落ち着かないで、 そのまま転がり続けるような内容。 「素晴らしき哉」「スミス」のキャプラとは思えない、騒がしさ。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2024-08-22 15:40:37) 4.監督らしからぬブラックコメディ。良く練られた脚本での起承転結に一時も目が離せず。ケーリー・グラントのマシンガントークに辟易し、猿ぐつわ姿にホッとする。まともな者がいない登場人物の中で、ねずみ男のようなピーター・ローレの存在感が際立っていた。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-02-19 13:22:48)(良:1票) 3.《ネタバレ》 死体が出てこないのに殺人、変な人たちがたくさん出てくる不思議映画。 ケーリー・グラントが若くてチャーミング、面白い。 【KINKIN】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-25 07:45:18) 2.ケーリー・グラントの終始一貫したはじけまくり超ハイテンション演技に圧倒されました。ラスト、毒薬入りワインの使い方にもうひねり欲しかったところ。実はキャプラはもっとこういうブラックコメディを撮りたかったのでは・・・? ヒューマニズムだけの良心的職人監督として括るのはあまりに気の毒。 【放浪紳士チャーリー】さん 7点(2005-01-15 13:31:18) 1.えっ、何でレビュー入ってないの?と不思議な思い...F.キャプラの味のあるコメディ・サスペンスです。殺し屋に扮するピーター・ローレが登場してからのドタバタが可笑しい。また二枚目半ケーリー・グラントのあたふたぶりには彼の芸風がよく出ていると思います。 【Mr.MONK】さん 7点(2003-12-15 15:39:57)
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