みんなのシネマレビュー

小津と語る

1993年【日】 上映時間:40分
ドキュメンタリー伝記もの
[オヅトカタル]
新規登録(2003-12-25)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2021-05-22)【イニシャルK】さん


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出演ヴィム・ヴェンダース
ホウ・シャオシェン
アキ・カウリスマキ
リンゼイ・アンダーソン
ポール・シュレイダー
スタンリー・クワン
クレール・ドニ
小津安二郎(記録映像/写真)
笠智衆(挿入作品)
原節子(挿入作品)
田中絹代(挿入作品)
佐分利信(挿入作品)
有馬稲子(挿入作品)
桑野みゆき(挿入作品)
音楽斎藤高順(小津安二郎監督作品より)
撮影川又昂(撮影監督)
製作山内静夫
松竹
製作総指揮奥山融
配給松竹
編集大島ともよ
録音橋本泰夫
松本隆司(調音)
その他小津安二郎(挿入作品「東京物語」/「晩春」/「彼岸花」 脚本・監督)
野田高梧(挿入作品「東京物語」/「晩春」/「彼岸花」 脚本)
IMAGICA(現像)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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4.《ネタバレ》 小津監督を尊敬し、自身の作品に大きな影響を与えているヴィム・ヴェンダースやホウ・シャオシェン、アキ・カウリスマキといった監督をはじめとする他4人、全部で7人の監督のそれぞれの小津映画に対する思いというものをドキュメンタリー風に描いた作品である。一人一人がどれだけ小津映画に思いを馳せていることかこの作品を観て更によく解ると共に、小津映画が与える影響力の強さ、例えばアキ・カウリスマキ監督による「私が撮った11本のつまらない映画は小津映画、あなたのせいです。」みたいな事を言う場面、あれはけして、小津監督に対する僻みなんかではなく、小津監督への尊敬の意味での言葉と聞き取れば納得できるし、そんな事を言うこのアキ・カウリスマキ監督のユーモア、小津映画とはつまりユーモアの固まりである。家族とは何か?という常に同じテーマで作品を撮り続けてきた小津監督の映画の中にも観られる言葉による面白さ、フレーズの楽しさ、色んな意味での小津映画的楽しみというものをこのドキュメンタリー映画を観て改めて実感させられる思いが致しました。出来ることなら小津映画に携わった日本人俳優のコメントについてもじっくりと見せて欲しいという不満もあるので7点にしたもののタイトルの「小津を語る」に偽りのないそんな作品である。小津映画の好きな方、興味のある方は一度は観て欲しい。損のない作品だと思います。 青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-10-23 22:16:21)

3.《ネタバレ》 アキ・カウリスマキ監督が「小津作品は暴力等を用いないで人間の本質を描いている」というようなコメントを寄せておられたのが、素晴らしく小津作品を言い表していると思った。赤いやかんの変わりに赤い魔法瓶みたいなのを持ってこられてたのが可愛らしい。 柴田洋子さん 7点(2004-02-07 19:30:54)

2.小津を語る7人の監督。でもほとんど知らない監督ばかりです・・・。でも小津の魅力はなんとなく感じます。ヴィム・ヴェンダースが見れたのはよかった。 バカ王子さん 7点(2004-01-18 02:37:44)

1.個人的にはそれほど小津作品に対して深い思い入れはないのですが、この作品もヴェンダースの「東京画」と同じく、興味深く観ました。特に印象に残ったのは、登場した監督の多くが小津作品を「普遍的」と評価していた所。大抵の日本人にとっては極めて日本的(しかも一昔前の)と映るであろう小津作品の家族像に、彼ら(世界中の監督)が自分の家族を重ねている、というのは何だか不思議な感じでした。小津映画が世界各国の監督に与えた影響は多大なものがあるようで、それ程小津作品を観ていない僕でさえ、時々外国の監督作品を観ていて「あ、これは何となく小津っぽいな」と感じられることがあります。そういう意味で言うと、小津映画を一本も観たことがない人にも、小津映画の影響が知らず知らずのうちに及んでいるのかもしれません。 ぐるぐるさん 7点(2003-12-26 19:53:31)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.80点
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