みんなのシネマレビュー

ローズマリーの赤ちゃん

Rosemary's Baby
1968年【米】 上映時間:136分
ホラーサスペンスシリーズもの小説の映画化オカルト映画
[ローズマリーノアカチャン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【イニシャルK】さん
公開開始日(1969-01-11)


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監督ロマン・ポランスキー
キャストミア・ファロー(女優)ローズマリー・ウッドハウス
ジョン・カサヴェテス(男優)ガイ・ウッドハウス
ルース・ゴードン〔1896年生〕(女優)ミニー・カスタベット
シドニー・ブラックマー[男優](男優)ローマン・カスタベット
モーリス・エヴァンス(男優)エドワード・ハッチンス(ハッチ)
ラルフ・ベラミー(男優)産婦人科医 サパースタイン
イライシャ・クック・Jr(男優)ニクラス
チャールズ・グローディン(男優)産婦人科医 ヒル
パッツィ・ケリー(女優)ローラ・ルイーズ・マクバーニー
シャロン・テート(女優)パーティの少女(ノンクレジット)
ウィリアム・キャッスル(男優)公衆電話の男(ノンクレジット)
トニー・カーティスドナルド・バウムガート(ノンクレジット)
能登麻美子ローズマリー・ウッドハウス(日本語吹き替え版【VOD】)
小山力也ガイ・ウッドハウス(日本語吹き替え版【VOD】)
鈴木れい子ミニー・カスタベット(日本語吹き替え版【VOD】)/(日本語吹き替え版【1975年テレビ東京】)
武藤礼子ローズマリー・ウッドハウス(日本語吹き替え版【1975年テレビ東京】)
天田俊明ガイ・ウッドハウス(日本語吹き替え版【1975年テレビ東京】)
藤本譲産婦人科医 サパースタイン(日本語吹き替え版【1975年テレビ東京】)
岡部政明(日本語吹き替え版【1975年テレビ東京】)
村松康雄(日本語吹き替え版【1975年テレビ東京】)
西村知道(日本語吹き替え版【1975年テレビ東京】)
若本紀昭(日本語吹き替え版【1975年テレビ東京】)
屋良有作(日本語吹き替え版【1975年テレビ東京】)
杉山佳寿子ローズマリー・ウッドハウス(日本語吹き替え版【1977年テレビ東京】)
堀勝之祐ガイ・ウッドハウス(日本語吹き替え版【1977年テレビ東京】)
麻生美代子ミニー・カスタベット(日本語吹き替え版【1977年テレビ東京】)
島宇志夫ローマン・カスタベット(日本語吹き替え版【1977年テレビ東京】)
大木民夫産婦人科医 サパースタイン(日本語吹き替え版【1977年テレビ東京】)
徳丸完産婦人科医 ヒル(日本語吹き替え版【1977年テレビ東京】)
青木和代ローラ・ルイーズ・マクバーニー(日本語吹き替え版【1977年テレビ東京】)
加川三起(日本語吹き替え版【1977年テレビ東京】)
竹口安芸子(日本語吹き替え版【1977年テレビ東京】)
鈴置洋孝(日本語吹き替え版【1977年テレビ東京】)
原作アイラ・レヴィン
脚本ロマン・ポランスキー
音楽クリストファー・コメダ
撮影ウィリアム・A・フレイカー
製作ウィリアム・キャッスル
美術リチャード・シルバート(プロダクション・デザイン)
ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン)(ノン・クレジット)
衣装アンシア・シルバート
あらすじ
売れない俳優ガイと妻ローズマリーは、隣人の老夫婦と同居する女性の自殺をきっかけに、その老夫婦と交際を始めるようになる。それ以降、ガイに役が回るようになり、悪夢にうなされながらも、ローズマリーの欲しがっていた赤ちゃんもできた。ローズマリーは、隣人の老妻ミニーの薦められるまま産科医まで変えるが…。

みんな嫌い】さん(2004-10-24)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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18.《ネタバレ》 昔見たハズですが覚えていませんでした。個人的にはロマン・ポランスキーもミア・ファローもあまり好きではないのですが、本作に関しては苦手感覚をあまり意識せず楽しめました。(髪をカットする前のミア・ファローがかなり可愛いです)

1968年公開という古臭い映画ですが普通に楽しめたのは扱っている題材が普遍的で、表現方法も奇をてらわず王道に徹した点が良かったと思います。見せすぎない演出も素晴らしく、おかげで観客もローズマリーと一緒に薄ら気味悪い雰囲気、どうにもやり場のない不安感を共有できるようになっています。悪夢をうまく表現できている悪魔との例のシーンもリアルで、これが悪夢なのか現実なのかよくわからない感じが本当に素晴らしかったです。スマホやSNSが無ければ今でも普通に通用しそうな普遍的な怖さがありました。
題名も素晴らしく「原題:Rosemary's Baby」をそのまま「ローズマリーの赤ちゃん」とした点は素晴らしい。そしてのその赤ちゃんを一度も見せなかったセンスも素晴らしいです。最初から最後まで割と正しいチョイスがきちんと行われている奇跡の映画です。

ラスト、ローズマリーが恐怖におののく顔から反転、静かにゆりかごをゆすり始める流れが最高でした。今も色あせない名作だと思います。難点としては、引っ越し前のシーンから非常に丁寧に描かれていて序盤40分は少々退屈します。その点を考慮して少し点数を下げておきますが、限りなく8点に近い7点です。 アラジン2014さん [地上波(字幕)] 7点(2024-08-22 15:42:20)(良:1票)

17.『悪魔の赤ちゃん』があまりに唐突に惨劇が始まるもんで、いわばそこに至るまでの過程を描いたような本作を、久しぶりに見たくなって。
ちなみに『悪魔の赤ちゃん』の原題、「It's alive」ってのは、本作のミア・ファローのセリフでもあるんですけど、両者の間に関係があるのかどうかは、知りません。
それにしてもこの作品見てると、妊娠の不安ってのは、周囲との断絶、とりわけ夫の無理解にある、というのがよ~くわかります。さらには隣人への不審やら不満やらってのが、普遍的な悩みだってことも。
オカルト映画なのかどうなのか、の境界を行き来する、それ自体がサスペンスになっていて。線の細いミア・ファローがさらに弱っていく姿が、さらに不安をかき立てます。ただし一部のシーンではメイクのし過ぎか、顔色の悪さが画面上で浮いてしまって、ゾンビみたいになってますが。
さあ、この作品を見るとまた、『悪魔の赤ちゃん』が見たくなりますね。ならない? 鱗歌さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-04-03 12:03:35)

16.変態監督ポランスキーの初期の代表作で、怖い映画。精神にキリキリするようなニュウロテックな怖さ。この監督の作品は、どれも不気味な匂いがする。 にけさん [映画館(字幕)] 7点(2018-12-25 19:06:15)

15.《ネタバレ》 この手のホラー映画は直接的なホラー演出が無いのにとても怖い。病的な程に痩せぎすなミア・ファローの演技は、主人公である奥さんが妄想に憑りつかれた狂人なのか、本当に悪魔と交わってしまった母親なのか、分からない。その幸せな結婚生活から段々と焦燥していく姿には非常い説得力があり、彼女の演技ありきの映画です。
そもそも妊娠に関しては色々な俗説が流布していますよね。やれ何を食べれば産み分けできる、やれどんな音楽を聴かせたら胎教に良い、やれ自然なお産でしか元気な赤ん坊は生まれないetc...。世の妊婦さんはそういった膨大な俗説の何を信じればいいかで不安になったりもするでしょうし、それを考えるとミア・ファロー演じる主人公のような気持ちも理解しやすいかと思います。
そして自分のお腹の中に人間じゃないモノが入っているとしたら……。本当に悪趣味な映画です。 民朗さん [DVD(字幕)] 7点(2015-07-28 23:31:03)

14.《ネタバレ》 雅子妃も同じような境遇なのでは、と推測します。 DAIMETALさん [DVD(字幕)] 7点(2014-11-30 03:08:24)

13.未見の方は読んでください。この作品を高評価したいのなら、絶対にネタバレレビューは読まないこと!
本作は主演のミア・ファローの魅力が詰まっていることを忘れずに観賞してください。 クロエさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-22 16:23:20)

12.《ネタバレ》 次はどうなるんだろう、とどんどん引き込まれて気づけばもうラスト。
妄想かな、現実かな、と思ってたら旦那は悪魔の調印がない。
やっぱり妄想かしら、というところに隠し部屋がでてきて
結局悪魔の子供を産まされてたっていうオチ。

じわじわくる恐怖がいいですね。
らんまるさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-25 00:26:55)

11.途中までは不安による妄想ともとれるのですが、ラストで弾けましたね。笑顔の悪魔崇拝者たち、穏やかになったローズマリーがかえって恐怖を感じさせる。オーメンと並んで、昔のホラー映画は上品だったなと思わせる。 次郎丸三郎さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-15 20:28:12)

10.《ネタバレ》 若い時に初鑑賞した時は、ラストにローズマリーが赤ん坊を殺すんじゃないか、と思ってビクビクしてた;
果物ナイフで刺したり、抱いたまま窓から飛び降りるとか…でも、そんな事はなくてほっとしたような拍子抜けしたような気分になった;
ある程度大人になって、監督の生立ち等知って、他の怖さに気がついた。これは普通の善良な女性が「悪魔崇拝者」になる話じゃないだろうか?
ユダヤ系の監督にとって某独裁者は悪魔に等しく、彼の支持者は「悪魔崇拝者」に見えただろう。
この映画の隣人達(悪魔崇拝者)は人間的にとても醜い。彼らに日常を破壊され心の平和も乱されるローズマリー。
しかし「悪魔崇拝者」達に最後まで罰は下されない。自分の妻を「どうぞ陵辱して下さい」と差し出した最低の夫にも。
唾をかけられるだけで俳優としての成功は揺るがない。100人中99人が「雪は黒い」と言う中で「雪は白い」と真実を言い通す事はとても大変だ。
周りから異端児とみなされ、叩かれる。
「●●●万歳!ユダヤ人を収容所に!」と周りが叫ぶ中、「迫害など許されない」と正しい事が言える勇気がある人はどれ程いるだろう?
前の彼女は、悪魔に穢されない為には命を絶たねばならなかった。最後にローズマリーは悪魔(子供)を受け入れる。
これは彼女が「悪魔崇拝者」になった瞬間であり、受け入れるという事は、彼女の心に悪魔が宿った事を意味しているのではないか?
もう、不安に怯える事も苦しむ事もない。「苦しめる側」になったのだから…な、なんて怖い映画なんだ…
監督は私達に問いかけているのではないだろうか?あなたも心に悪魔を受け入れる日がくるかもしれない、と… 果月さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-12 00:34:17)(良:1票)

9.普通に驚かされるより怖がらせ方が怖い。何かを失いたくない状況で誰も信用出来ないってのは相当辛いよ。 デフォルトモードさん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-23 19:55:25)

8.《ネタバレ》 最初から最後までずっとゾクゾクさせられました。殺人シーンとか、血まみれシーンとかは全然出てきませんが、不安感を常に感じさせられる映画です。西洋っぽくかつどこかメランコリックな音楽も、映像とあいまうと気持ち悪くて良かったです。悪魔の子供を宿してしまう主人公ですが、最後のシーンは、やはり悪魔でも自分の赤ちゃんは特別なのかな、これから育てていくのかな、と感じさせるものでした。ジョニーデップの「ナインスゲート」といい、この映画といい、「悪魔」が絡む映画は大好きですね。 まいったさん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-02 19:22:26)

7.子供の頃はじめて観て、こんな怖いの二度と観ないと誓った。 バイオレットさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-12 01:32:55)

6.ミア・ファローが可憐。妖精のよう。可憐な女性がどんどん追い詰められ変貌していく様が
痛々しい。個人的には悪夢の映像が、私の見る悪夢の雰囲気に非常に近く、何だかとてもいや~な気持ちになりました。薄気味の悪さと、ミア・ファローの可愛さの対比が面白いです。洋服もとてもかわいかった。 タマクロさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-29 12:29:44)

5.ローズマリーの妄想の方が良かったかもしれないが、こういうラストもOKかなと。観ていてやり過ぎにならないか途中不安だったけど良く纏まっていると思います。特に赤ん坊の映像を見せてしまうのかとヒヤヒヤ、あそこで赤ん坊を見せたら全てが崩れるとこでした。そこは監督も解っていたのかミア・フォローの表情で恐怖を演出するあたりは監督・俳優ともにお見事!見せ過ぎるどこかのホラー映画とは違う!
それにしても、赤ん坊の泣き声は耳に付いて離れない・・・「イレイザー・ヘッド」が妊婦の夫が観てはいけない映画なら、これは妊婦さんが観てはいけない映画かも。何にしても、不気味な赤ん坊という意味では双璧をなしてると思う。
ペリエさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-05 16:37:57)

4.結構初めの方でオチが分かってしまった(→そのラストも、どうせならもっと後味悪く終わっても良かったんじゃないかなあ)。まぁしかし作品全体の感想としては、非常に面白かったです。格調の高いホラーってかんじ。スティーブンキングの小説にも通じるような、心理的に掘り下げた怖さがありました。本当にこれは、ミア・ファローの為の映画ですね。 さん 7点(2004-09-05 16:16:49)

3.ショートカットのミア・ファーローがだんだん追いつめられていくのは、なんかゾクゾクします。隣人があまりに優しすぎるのは警戒しないとね(笑)。 オオカミさん 7点(2003-11-20 07:57:03)

2.完全なトラウマ映画。当時子供だった私は、テレビでこれを観て「絶対に赤ん坊は生まない」と固く心に誓ったのだった。(←産んだけど(^^)。日曜学校で「どうぞ悪魔から守ってください」と毎週お祈りした記憶が、今でも恐怖と共に鮮明に甦る。 poppoさん 7点(2003-05-11 17:42:45)(笑:1票)

1.主人公が妊婦というのがまずうまい。心理的に不安定な状態になりがちなので、周囲の人々の反応や日々起こる事件に疑心暗鬼を抱いているだけかもしれない、というニュアンスが色濃く出るからだ。周囲は何となく異常に思える・・・だがもし、ローズマリーの気のせいだったら?この真綿で首を締められるような、じりじりとした閉塞感こそ本作の真骨頂。何となく時代の空気を感じさせる。原作は『死の接吻』のアイラ・レヴィン。 ひかりごけさん 7点(2002-11-26 03:18:05)

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【点数情報】

Review人数 90人
平均点数 6.89点
000.00% line
100.00% line
211.11% line
344.44% line
433.33% line
566.67% line
61820.00% line
71820.00% line
83336.67% line
944.44% line
1033.33% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review8人
2 ストーリー評価 7.71点 Review7人
3 鑑賞後の後味 7.71点 Review7人
4 音楽評価 7.57点 Review7人
5 感泣評価 7.33点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

1968年 41回
助演女優賞ルース・ゴードン〔1896年生〕受賞 
脚色賞ロマン・ポランスキー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1968年 26回
主演女優賞(ドラマ部門)ミア・ファロー候補(ノミネート) 
助演女優賞ルース・ゴードン〔1896年生〕受賞 
脚本賞ロマン・ポランスキー候補(ノミネート) 
作曲賞クリストファー・コメダ候補(ノミネート) 

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