みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
2.日活ロマンポルノという枠組みを超えた快作! 新宿歌舞伎町のキャバレーを舞台に、その悲喜こもごもを描いた作品。 当時のキャバレーって、こんなにも無法地帯だったのだろうか。 そんな興味を抱きつつ、細部に渡ってリアルな描写に興奮し、楽しんだ。 キャバレーって、今でいうキャバクラ的なイメージがあったんだけど、本作で描かれているキャバレーのサービス内容は、キャバクラとお○わりパブと○サロのサービスを全て含み、実に過激。 規制が増えすぎ、歌舞伎町浄化作戦といういらぬお節介的な政策のせいで、歌舞伎町という街が、いかに骨抜きにされ、猥雑さと面白味が無くなってしまったか。 健全な社会といえば聞こえはいいけど、古き悪き時代というものはとっても貴重であり、又、時代という流れの中で、限られた期間にのみ存在したかけがえのない黒い光であったのだ。 そして、高度成長期を頑張り抜いた、サラリーマン達の陰のエネルギー源だったのではないだろうか。 こういう、時代を強く反映した映画を観ると、清く美しい現代の社会は、実に面白味に欠けるものだと感じずにはいられない。 こうして、“東洋一の歓楽街”と謳われた新宿歌舞伎町は死んでいくのだと・・・ 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-12-23 03:06:31) 1.この映画は新鮮でした。ロマンポルノ作品なので、10分に1回はそいういうシーンが織り込まれる。でも、そんな制約(?)を物ともせず、観賞後はひとつの青春を綴った映画として爽やかな余韻が残りました。当時、自分はにっかつの直営館でアルバイトをしており、ポルノ作品見放題という恵まれた環境(?)を享受していたのですが、実はストーリー的に見どころの無い映画がほとんどのロマンポルノに辟易していました。でも、このジャンルも作り方によっては見応えがある映画になるということを、初めて教えられたのが今作でした。根岸吉太郎の名前も同時に記憶されました。これは性春映画ではなく、青春映画ですよ。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-11-02 23:42:07)
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