みんなのシネマレビュー

乱れ雲

Scattered Clouds
(Two in the Shadow)
1967年【日】 上映時間:108分
ドラマラブストーリー
[ミダレグモ]
新規登録(2004-02-03)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2022-08-18)【イニシャルK】さん
公開開始日(1967-11-18)


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監督成瀬巳喜男
キャスト加山雄三(男優)三島史郎
司葉子(女優)江田由美子
草笛光子(女優)石川文子
藤木悠(男優)石川
土屋嘉男(男優)江田宏
中丸忠雄(男優)藤原部長
十朱久雄(男優)史郎の客
清水元(男優)史郎の客
村上冬樹(男優)通産省局長
田島義文(男優)
左卜全(男優)バスの老人
中村伸郎(男優)武内常務
草川直也(男優)井上
佐田豊(男優)源さん
伊藤久哉(男優)輸出振興部部長
浦辺粂子(女優)三島ぬい
浜美枝(女優)淳子
森光子(女優)四戸勝子
加東大介(男優)林田勇三
小栗一也(男優)葛西所長
津路清子(女優)
中川梨絵(女優)房枝(クレジット「中川さかゆ」)
一の宮あつ子(女優)
緒方燐作(男優)
龍岡晋(男優)宏の父
岡豊(男優)
久野征四郎(男優)
宇野晃司(男優)
赤木春恵(女優)
音羽久米子(女優)
石田茂樹(男優)
小川安三(男優)
松本染升(男優)
吉頂寺晃(男優)
脚本山田信夫
音楽武満徹
撮影逢沢譲
製作金子正且
古賀祥一(製作担当)
藤本真澄
東宝
配給東宝
美術中古智
編集大井英史
録音下永尚(整音)
藤好昌生
照明石井長四郎
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
幸せを満喫する新妻、由美子は交通事故で夫を失う。運転していた三島は誠意を尽くして罪を償おうとする。しかし青森で再会して以来、三島は次第に彼女を愛するようになる。

】さん(2007-06-04)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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4.設定がとても面白くて、妙味のあるメロドラマ。
登場人物たちの描写が丁寧に描かれており、ヒロインの心の微妙な変化とともに、
愛憎劇たっぷりの展開を見せてくれます。
後半の主人公の子供っぽさは多少気になるけど、シナリオの完成度が高くて見応えあり。
配役はこれがベストとは思わなかった(特に加山のほう)。
女心を描かせたら日本一、成瀬監督の真骨頂とも言える作品。 MAHITOさん [DVD(邦画)] 7点(2012-09-22 19:13:33)

3.昔見たときは私も若かったので、映画に一抹の物足りなさを感じせられたが、この年齢になって改めて見ると、これぞ大人の愛、大人の映画という感を強く抱かせる。
実直な青年三島と美貌の未亡人由美子、それを演じる加山と司葉子に強く惹かれる。成瀬監督の最後の作品と知っていっそう感銘が深い。 ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 7点(2012-07-04 22:13:22)

2.話が進むにつれ司葉子がどんどん綺麗になってゆくのは錯覚でもなんでもなく演出でしょう。どう見たって綺麗になっていってるんだから。そこにはいろんなことからの開放と、やっぱり恋する女は美しいってのを表現しているのだろう。そしてどことなくお堅いイメージのいいところの奥様が、世間体を鑑みると許されるはずもない男へ情愛を持つというのが、いや、もちろん司葉子は凛とした立ち振る舞いを維持するのだが、なんというか、常識ある大人の女と、単に男に対して存在する女、との戦いがキリリとした顔の下でなされているのかと思うだけでゾクゾクしてしまう。メロドラマとしてはありがちな展開だけど実際にはそうそう無いだろうお話を、美しいロケーションも手伝ってリアルなお話とする。しかしけして美しい十和田湖も熱気がこもる車内も激しい雨も、お話をリアルにするためにあるのではなくて、全てメロドラマのためにある。その中で女だけが、司葉子だけがリアル。そこがたまらない。 R&Aさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-03-06 13:33:00)

1.いかにもメロドラマらしいメロドラマで、確かに引き込まれはするのですが・・・なんとなく物足りない! 成瀬作品って(まだ大した数観たワケでもないんだけど)、刻一刻、次のカットが予想できないような、何か屈折した感覚があるように思ってたのですが、どうもこの作品、流れがスムーズすぎて・・・(でもやはり、ところどころは「アレッ」と思うカットが挿入されて、何だかウレしくなる)。まあ、作品がカラーである時点で、雰囲気がモノクロよりも日常に近づく分、場合によっては、映画の「神秘性」が薄らぐ原因となったりもするのでしょうが。それにしても加山雄三の笑顔がインチキ臭い。メロドラマなのに、二人が結ばれることを期待するどころか、「ああ、こんな胡散臭い男にだまされるなぁ」「くそーまた偶然を装ってバッタリ出会いやがる。ストーカーの手口だ」「熱出たくらいで甘えやがって。母親の話と違うではないか」「あっ今のは絶対セクハラだっ」こういう邪念が湧いてしまうのは、私が悪いのか、映画が悪いのか。←こういう事ばかり書いているのは、結構気に入ってる証拠だったりするわけですけどね、ははは(随所に流れる武満サウンドがグー)。でも、ラストはもう少しなんとかならなかったんですかね。この断ち切るような終わり方、鋭いようでいて実は無難なラスト、これは少々日寄っている気がしました。この重いテーマに相応しい処理の仕方だったどうか・・・。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-23 22:55:55)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 7.13点
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114.35% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
528.70% line
6626.09% line
7417.39% line
8417.39% line
9313.04% line
10313.04% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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