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海峡

1982年【日】 上映時間:142分
ドラマ小説の映画化
[カイキョウ]
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監督森谷司郎
助監督大河原孝夫
キャスト高倉健(男優)阿久津剛
吉永小百合(女優)牧村多恵
三浦友和(男優)成瀬仙太
森繁久彌(男優)岸田源助
大谷直子(女優)阿久津佳代子
中川勝彦(男優)阿久津修
笠智衆(男優)阿久津才次
小林稔侍(男優)金丸五郎
伊佐山ひろ子(女優)おれん
東野英心(男優)野崎
奥村公延(男優)塚本
小林昭二(男優)青函建設職員
北村和夫(男優)札幌工事局長
山谷初男(男優)石谷音太郎
江角英明(男優)加東良勝
大滝秀治(男優)田部
中田博久(男優)北島栄
阿藤海(男優)吉川亘
絵沢萠子(女優)塚本の妻
橋爪淳(男優)水野
佐久田修(男優)岡田
丹古母鬼馬二(男優)村の男
稲葉義男(男優)国鉄理事
浜田寅彦(男優)国鉄理事
永井智雄(男優)長崎国鉄総裁
滝田裕介(男優)北大助教授
桑山正一(男優)横溝平作
小沢栄太郎(男優)鉄健公団理事
藤田進(男優)十河国鉄総裁
加藤和夫【俳優】(男優)浜口圭介
平光淳之助ナレーション
脚本森谷司郎
井手俊郎
音楽南こうせつ
作詞阿木燿子「友ありて」
作曲南こうせつ「友ありて」
編曲佐藤準「友ありて」
主題歌南こうせつ「友ありて」
撮影木村大作
製作森谷司郎
田中友幸
森岡道夫
田中寿一
東宝映画
配給東宝
特撮木村大作(特殊撮影)
美術村木与四郎
酒井賢(美術助手)
編集池田美千子
録音紅谷愃一
照明望月英樹
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4.高倉健と吉永小百合、二大スターを主役に据え、青函トンネル工事という題材にかこつけて実際は二人の男女の恋愛を描いた人間ドラマ・・・かと思ったら、これが正反対。壮絶な工事の模様を描いたスペクタクル路線の映画で、もう、小百合さんなんかそっちのけ。物語の発端から関わってくる三浦友和なんて、普通ならかなりのキーパーソンのはずなんですけれども、惜しげもなく雑魚キャラへと追いやられてしまってて。かろうじて「オヤジ」こと森繁久彌は、存在感を出すことを許されておりますが、まあとにかく、トンネル工事の映画です。ひたすら、湧き出てくる水との戦い、かなり大がかりなセットを組んでいるようですが、実際のトンネル工事現場でのロケ撮影もあるのでしょうか、とにかく臨場感はかなりのもの(実際の工事中に映画が製作され、映画の中でトンネルが貫通してから間もなく、実際のトンネルも貫通)。
トンネル内だけではなく、吹雪などの厳しい大自然もみどころで、『八甲田山』ふたたび、といった趣きも。いい「画」をとるためならば、たとえ火の中、水の底。俳優もスタッフも体張ってます。シケの中、小船が荒波にもまれているシーンからして、かなり危険な香りが。
終わりの方の居酒屋で、健さんと吉永小百合が二人きり、ここだけとってつけたように恋愛ドラマになってて、ちょっとヘンなんですけれども、それよりも、トンネルが貫通して涙する健さんに、猛烈に違和感を感じてしまうのは、何なんでしょうね。健さんだってそりゃ、泣くときもあるんでしょうけれど。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-04-06 20:59:33)

3.《ネタバレ》 実在する事業をノンフィクションにはせず、ストーリーのある映画にしている作品。自分は同種の映画が思い浮かばないので、珍しいと言っても良いのでしょう。トンネルを掘る作業を準備段階から出来る限り正確に伝えようとしていました。気候の厳しさを伝えるために、わざわざ強風や吹雪く日を選んでロケをしたようです。土木工事は自然との闘い。しかも、相当な根気を要する闘い、ということが良く伝わってきました。そんな困難に立ち向かうためには、人の意思の力が不可欠であり、同時に最も重要ということも伝わってきました。利便を追求する社会の一角で社会資本を整える仕事はまさに裏方。日常はその困難を意識せずに施設・設備を利用していることにも考えが及びます。事業に取り組む男たちを見守る吉永小百合は健さんとデキちゃうのかな、と思ったら最後までストイックでした。出会ったその日からベッドインするハリウッド映画なんぞより、よほどニッポンの映画らしいと思います。面白いという類いの映画ではありませんが、知っておくべきことを見せてもらったという感想です。…思い出したけど、子供の頃にテレビでスエズ運河を作る映画を観た記憶がある。最後は竜巻だか砂嵐だかの来襲に耐えて運河を完成させていました。あれも自然との闘いでしたね。(←調べました。1938年の「スエズ」という映画でした) アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-10-28 02:35:25)

2.《ネタバレ》 この映画の上映時間はたかだか142分ですが実際はおよそ30年もの長いプロジェクトなんですよね・・・・・。まさにトンネルに人生を賭けた男たちといった感じで非常に熱いものがこみ上げてきましたね。
個人的には、吉永小百合の存在がちょっと中途半端だったような印象ですね。
ただ、高倉健と森繁久弥のやり取りはやっぱ良かったですね。
TMさん [DVD(邦画)] 7点(2007-03-05 18:50:19)

1.吉永小百合若い・・・。
健さんと何かありそうで何も無いもどかしさでムズムズしてしまった。
健さんにはやっぱり荒波が似合う。
冒頭いきなりドド~ンと荒波。来たァ~~~~と高まる期待!!!!
と思ったら、何かプラモの船みたいなのが波に呑み込まれる。
???洞爺丸沈没シーン???
見た瞬間模型だとわかるチンケさに愕然。しかも2度もそのシーン使いやがったな。
いきなりテンションブチ下げてどうする。
ここだけは許さぬ。 kazu-chinさん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-21 02:51:48)

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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 5.25点
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5318.75% line
6318.75% line
7425.00% line
816.25% line
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