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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
6.《ネタバレ》 鑑賞後、何が最も強烈に印象に残ったかと言えば、勢いだけは誰にも負けないバカ兄貴を演じたジャック・ブラック。 主人公は作家志望の弟ですが、オイシイところはジャックに持っていかれているような感じはあります。 でも主人公である弟のキャラクターにしっかり魅力がある。 故郷オレンジカウンティの人々もそれぞれに問題はあるけど許せる、愛すべきキャラクターに描かれています。 両親に、サーフィン仲間に、特に兄貴は無茶苦茶ですが、 何より弟思いであるところがしっかりと出ている点は重要なポイントです。 もう1人、弟の彼女の存在が効いていて、演じた女優さんのもつ雰囲気もとても良かった。 あれほど問題だらけだった彼の周りにあるものが、一瞬のうちに解決するラストも好きです。 兄貴の放火はお咎めなしなのか?と思いますが、まあいいんじゃないでしょうか。 悪友の「ざまあみろ!スタンフォード!」の台詞も良かったですね。 いい大学に入ることが全てではないし、人生、もっと大切なこともあるんじゃないかな。 ジャック・ブラックの濃い兄貴と比較すると地味なキャラクターですが、弟を演じたコリン・ハンクスも好演。 あのハリウッドの超大物を父に持つサラブレッドですが、 育ちの良さを感じさせる風貌と本作のキャラクターがとてもよく似合っていました。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-10 20:11:03)(良:1票) 5.《ネタバレ》 これは拾い物でした。劇中、作家志望の主人公(高校生)が「オレンジカウンティ」というこの映画と同じタイトルの小説を書きます。で、それがそのまま映画化されたのがこの作品、ともいえるような構造になっています。こういう形式って何ていうのでしょう。入れ子構造でいいのかな?他にネバーエンディングストーリー、デストラップなんかがそうですね。そして、その小説を主人公憧れの作家が評論するのですが、「結末が弱い」「結末を探しなさい」と言われてしまいます。そうなんです。実際この映画、結末が弱いんです。あまりにもベタで月並みでありがちで、まるで高校生が考えたストーリーみたい。というわけで映画はみごとに自己完結していてちょっと驚いてしまいました。こんな手があったんですね~。このメタな感じは初めて味わうもので妙な快感がありました。ちりばめられたギャグの数々は大胆で意外性のあるものばかり。ドタバタもラリ公の描き方も的を射ていて実に楽しい。そこらへんが冴えまくっているので、終わりがやけに投げやりで予定調和的なのがむしろ意外なくらいです。とりあえず終わらせただけに見えますが、確かに青春物に “これだ” なんていう結末は必要無いような気がします。監督はたいへんな策士とお見受けしました。 【皮マン】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-23 00:22:07)(良:1票) 4.最初はいかにもMTVな、つまり典型的アメリカンキッズ向けのアホアホお子様映画かと思っていたら、なるほど、なかなか深いテーマが込められてたのねん。「自分の今いる所から抜け出したい」というテーマだと、大体貧困層か田舎町が舞台だったりするけど、カリフォルニアのそこそこ裕福な家庭、という設定がちょっとヒネりが効いててさすがはマイク・ホワイトという感じ。「故郷(や家族、つまりは自分から選んだわけではないけど与えられているモノ)との葛藤」って別に作家志望の人じゃなくても多くの人が大なり小なり抱えてる問題なのかも。とりあえず白ブリーフ(しばしば半ケツ有り)のジャック・ブラックは相変わらずで、楽しいやね。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-12-24 17:53:59) 3.「スクール・オブ・ロック」でもそうでしたが、どちらかと言うとありきたりとも思えるストーリーを面白く展開させようとする、脚本家マイク・ホワイトの手腕には感心させられます。怪優ジャック・ブラックの影に隠れがちながらコリン・ハンクスの悩める等身大の若者像もなかなかのもの。ところで、ケヴィン・クラインが出ているシーンだけ妙に格調が高いように感じたのは、作為的なものだったのでしょうか? 【ライヒマン】さん 7点(2004-08-10 16:00:49) 2.ジャック・ブラックとトム・ハンクスの息子が良い味出してる。 出てくるキャラの性格がしっかりしていて良い。 【粉】さん 7点(2004-07-19 01:12:39) 1.ジャック・ブラック様様の映画・・・といいたいところが、それぞれの登場人物がイキイキと演技していて何だか楽しい映画のようです。 【コーヒー】さん 7点(2004-06-19 22:13:08)
【点数情報】
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