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フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)

1965年【日・米】 上映時間:90分
ホラーSFアドベンチャー特撮ものモンスター映画
[フランケンシュタインタイバラゴン]
新規登録(2004-03-27)【こがらし】さん
タイトル情報更新(2023-07-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(1965-08-08)


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監督本多猪四郎
助監督梶田興治
橋本幸治
キャスト高島忠夫(男優)川地堅一郎
水野久美(女優)戸上李子
ニック・アダムス(男優)ジェームス・ボーエン博士
沢井桂子(女優)遠井田鶴子
佐原健二(男優)田所警部補
志村喬(男優)病院の老軍医
田島義文(男優)村田艦長
加藤春哉(男優)TVディレクター
沢村いき雄(男優)住宅の主人
向井淳一郎(男優)巡査
佐田豊(男優)病院の事務長
大村千吉(男優)照明マン
山本廉(男優)元木
広瀬正一(男優)トンネル工夫
石田茂樹(男優)教授
野村浩三(男優)記者
岡部正(男優)記者
田崎潤(男優)岡山県警本部長
桐野洋雄(男優)岡本警部
大友伸(男優)杉山警部
藤田進(男優)警視庁幹部
伊藤久哉(男優)警視庁幹部
中村伸郎(男優)須賀博士
小杉義男(男優)自衛隊幹部
緒方燐作(男優)自衛隊幹部
土屋嘉男(男優)河井大尉
田武謙三(男優)新聞社の社員
榊田敬二(男優)病院事務職員
西條康彦(男優)テレビカメラマン
木村博人(男優)
古谷敏(男優)
加藤茂雄(男優)
中島春雄(男優)
橘正晃(男優)
津田光男(男優)技師
高橋紀子(女優)
中山豊(男優)テレビ照明マン
荒木保夫(男優)
千葉一郎(男優)
勝本圭一郎(男優)
吉頂寺晃(男優)
ハロルド・S・コンウェイ(男優)
納谷悟朗ジェームス・ボーエン博士
熊倉一雄リーセンドルフ博士
池谷三郎アナウンサー
脚本馬淵薫
音楽伊福部昭
撮影小泉一
製作田中友幸
東宝
配給東宝
特撮円谷英二(特技監督)
中野昭慶(特殊技術 助監督)
富岡素敬(特殊技術 撮影)
有川貞昌(特殊技術 撮影)
鶴見孝夫(特殊技術 撮影助手)
川北紘一(光学撮影)
井上泰幸(特殊技術 美術助手)
美術北猛夫
編集藤井良平
録音小沼渡
下永尚(整音)
スーツアクター中島春雄バラゴン
その他東京現像所(現像)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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5.《ネタバレ》 傑作『サンダ対ガイラ』の前日譚というかオリジナルという位置づけになるのでしょうか。数ある東宝怪獣映画の中でも、ゴジラもの以外で本作と『サンダ対ガイラ』だけが怪獣対決映画なんですね。もっともフランケンシュタインは怪獣と言うよりは“怪人”に近く、純粋な怪獣対決とは言い難いところはありますが。フランケンシュタインの決して死なない心臓というモチーフは良い意味でセンス・オブ・ワンダーを刺激するところがあります。このプロットは良く考えるとips細胞などの現代の細胞再生医療に繋がるところもあって、科学の進歩がSFにやっと追い着いてきた感じがします。また三人の科学者の中では高島忠夫のキャラが突出していて、なんかとても腹黒い感じがしていかにもいそうな人物だったと思います。 この映画で東宝怪獣映画としては初めて怪獣の肉食性が描かれる様になったことは特筆すべきことでしょう。直接描写はないですがバラゴンは人間まで喰っちゃいますし、口から喰ったニワトリの羽根が溢れる描写なんてなかなかエグいです。バラゴンは怪獣造形としては屈指のデザインですし、妙に敏捷な動きを見せるところもリアルです。やはり難点はバラゴンの存在がストーリーに有機的に活かされていないところでしょう。自衛隊の存在がまた妙に薄く、藤田進や田崎潤といった面々がみんな警察の幹部として配役されているのも原因でしょう。フランケンシュタインが掘った落とし穴に戦車が落っこちるというみっともないシーンまであります。 そして有名な海外バージョンでの大タコ登場のラスト、初めて観たときはホントびっくり仰天させられました。タコの造形自体は非常に良く出来ているんですけどねえ。オリジナルの“フランケンシュタインが風穴に落ちる”というバージョンも観たことがありますが、これはこれでただ穴に落ちるだけという唐突感にあふれるラストだったと思います。投げやりな終わり方をするのは東宝怪獣映画の伝統芸みたいなものですね(笑)。 S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-02-22 00:03:50)(笑:1票)

4.《ネタバレ》 私の中で"フランケンシュタイン"と言えばジェームズ・ホエール版でもなく、ケネス・ブラナー版でもなく、この本多猪四郎による『フランケンシュタイン対バラゴン』なのです。メアリー・シェリーの原作が持つ「生まれてしまったモノの悲しみ」に原爆、生物兵器、見世物としてのミュータント等の要素を絡めている脚本は実に見事。本作は謂わば感情移入しやすい"ゴジラ"と言えるのかもしれない。
円谷英二による特撮も冴えまくっていて、古さを感じないとはとても言えないが、特撮技術としては大変高水準な事には違いない。
そして何より敵役のバラゴンの造形がカッコ良いのだ。終盤のフランケンシュタインとの格闘にテンションが上がるのなんの。それだけに最後のタコだけは頂けない。観ていて思わずズッコケた。ラストのセリフを言わせたいがためにデッチ上げたとしか思えない。トンデモ展開。 民朗さん [DVD(邦画)] 7点(2013-10-18 23:35:18)

3.《ネタバレ》 初めて見たのは小学生の頃。けっこう怪獣映画としては異色な映画ではあるけど面白かった。フランケンシュタインが怪物ではなくただの巨大な人間なのでバラゴンとの対決シーンはウルトラマンを彷彿とさせていた。 イニシャルKさん [ビデオ(邦画)] 7点(2005-05-17 11:54:59)

2.ゴジラ対○○路線の行き詰まりから、新たな怪獣映画の方向性を示した作品としては、評価は悪くないのですが、フランケンシュタインが人間そのものに見えては、ネタバレ同然の映像なもんで、視覚のトリックとしては失敗かと思っております。とは言え、水野久美さんの存在感が抜群で、思い出深い作品です。ドイツから輸送された心臓、原爆のすさまじさなどは、子供心にも、感じるものがありました。悪くはないけど、詰めが甘かったという感じですかね。 パセリセージさん 7点(2004-09-25 22:40:37)(良:1票)

1.《ネタバレ》 「キングコング対ゴジラ」という夢の対決路線を継承した一作ではあるが、最初にいきなり(最強の)ジョーカーを出したため、本作ではスケールは逆に縮小してしまった感が深い。フランケンシュタインの名を冠してはいるが、メアリ・W・シェリー女史原作のモンスターとは無関係で大戦末期にナチスドイツが極秘に開発した生物兵器といった趣。カメラのフラッシュを浴びて(中途半端に)巨大化するのも甚だ荒唐無稽だ。しかも古畑弘二という痩身の俳優が演じる本作のフランケンシュタインが何ともナヨっちくて全然颯爽としていないのは或る意味致命傷だった。唯一の取柄が”怪力”という設定なのに画面に説得力皆無!しかもそれでいて死闘の末、怪獣(バラゴン)に勝つ!しかも高々とリフトアップしたりする。それならそれでシュワみたいなマッチョな男優に演じさせるか、全身ぬいぐるみにすりゃあ良かったろうに…。とは言え、見所は無くもナイ。先ずもって「巨人対怪獣」という図式を開拓したコトで円谷特撮不朽の名作TV番組「ウルトラマン」(翌1966年から放送)への呼び水となった点は特撮ファンとしては忘れる訳にはいくまい。次いでフランケンが水野久美に(だけ)なつく場面に限れば、先述の古畑のオドオドした演技が何とも哀愁を帯びて一つの「味」を醸し出していた、と言えなくもない。バラゴンが人間を襲い食う凶暴さも本家ゴジラ映画が忘れかけていた怪獣本来の怖さを思い出させて秀逸。重量感に満ちたバラゴンの造形は後に何体もの円谷怪獣へと改造された見事さだった。結局あれこれプラスマイナスした結果は…オマケして7点くらいかな? へちょちょさん 7点(2004-04-15 02:06:37)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 5.71点
014.76% line
100.00% line
200.00% line
314.76% line
414.76% line
5523.81% line
6628.57% line
7523.81% line
814.76% line
914.76% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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