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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 時は南北朝時代の戦乱の世。人の丈を超えるススキが生い茂る草っ原。そこに棲み、そこに逃げ込んできた落ち武者から武具を剥ぎ取り食い繋ぐ女2人は嫁姑。そこに、婿と一緒に戦に駆り出された男が一人命からがら戻ってきて、その後、嫁が姑の目を盗んで巣を抜け出し、男の巣に通うことになるが・・・といった話。筋書きがいたってシンプルで、登場人物は少なく、場所も草むら、棲家、穴、川辺と限られているのですが、生死の際にさらされた人の欲のうずまきが力強く描かれ、ぐいぐい引き込まれました。佐藤慶が、脂ぎった欲を隠さない男の役を見事に演じています。裏表のない卑しさには、すがすがしさすら感じられました。歳を取ってからの、色が白く乾いていて知的で静かだけど、目の奥の方で何かギラついている感じとはかけ離れていて、少し驚きました。嫁も野趣あふれた感じでいいです。最初は女かどうかもわからなかったのですが、作中でどんどん魅力的になっていきますね。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 7点(2023-12-25 17:55:21)
2.《ネタバレ》 一面にひろがる芒の原にモノクロ画像、いかにも近代映画社の映画という感じだが、見る者を引きつける力は十分、飽きさせない。タイトルのイメージからもっとおどろおどろしいホラーかと思ったら、ほどよい社会派映画でもある。 荒んだ戦乱の世で苦しむのは一般庶民、男手を失っても生きていくためには盗み人殺しも仕方がないのか。そこへ紛れ込んだ息子の仲間、鬼の面をかぶった落ち武者を巡っての物語はおもしろい。ラストはほぼ予想はできるが・・・。 【ESPERANZA】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-08-24 07:09:19)
1.実に恐ろしい映画です。個人的には結末が弱いように思いましたが、とにかく眼が釘付けとなりました。乙羽信子、吉村実子、佐藤慶の汗したたる裸体が説得力あります。人の心の暗部に迫る力作。 【ジャッカルの目】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-11-17 00:22:41)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
11人 |
平均点数 |
7.27点 |
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6 | 3 | 27.27% |
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7 | 3 | 27.27% |
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8 | 4 | 36.36% |
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9 | 1 | 9.09% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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