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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
4.《ネタバレ》 しびれる映画である。悲しみもあるにしろ、貧富の差の問題もあるにしろ、この世の哀れは逆らいようがないという虚しさがじーんと感じられ、見終わった時にすごい映画を見たという一定の満足感が得られたのも事実。 【ほとはら】さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-04-10 13:13:40)
3.傑作!突き放したラストがいい。9点なんだけど
惜しむらくは岩下志麻が20代前半のときに撮るべきだった。マイナス1点。
誰かでリメイクして欲しい作品。 【うさぎ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-08-01 17:27:54)(良:1票)
2.《ネタバレ》 何だか凄いものを観ているようなそんな感じがこの映画を見ている間と観終わってからもそう思わずにはいらなくなるほど映像の素晴らしさ、宮川一夫カメラマンの映し出す日本海の景色の素晴らしさ、冬の景色の中で切なくも悲しい大人の男と女、眼の見えないおりんが姿は解らなくてもどんな男なのか解っているような女の表情が何とも悲しくてあの結末も哀れ、愛した男にはなかなか抱かれなく、愛してもいない男達には抱かれるという不憫、刹那さ、水上勉原作らしい女の哀しみ、不幸な生い立ちから逃げたくても逃げれないまま自ら命を絶つ姿にあの沢山のカラスの飛び立つ瞬間のどろどろとした不気味さ、最後に映し出される海、同じ原作者による「飢餓海峡」と何か通じるものを感じます。ストーリーとしての面白さという意味では「飢餓海峡」に比べてしまうと見劣りする。しかし、女が一人生きて行くということの厳しさ、ましてや眼が見えないというハンデによる苦悩、この映画を観ると人は一人では生きていけないというものがよく解る。おりんが愛した男にも苦悩というものがしっかりと描かれているのでただ単に女だけが苦しいという映画なんかではなく、愛した女のハンデを解るからこそ、そんな女を林の中で好き勝手に抱いた男を殺すという行為がその後の二人の人生が更なる苦悩を生む。岩下志麻の美しさと原田芳雄の男臭さがドラマを更に盛り上げる。はっきり言って面白い。楽しいそんな映画ではんい。この原作者の作品全てに通じる男と女の苦しみ、岩下志麻の言おうとしている全てを宮川一夫カメラマンが美しい映像によって語っているようなそんな映画です。 【青観】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-08-12 22:06:39)
1.瞽女(ごぜ)とは盲御前(めくらごぜ)の略だそうで、作品を見るとわかるが、鼓や三味線などを奏でたり歌を歌ったりする盲目の女芸人のことだ。
本作はそのめくらごぜおりんが彼女が出会う男達によって、ごぜの世界から孤立し、「はなれごぜ」として生きていく様を描いていたと記憶する。
映画ならばどんな作品であろうとも劇場で見たい時期だった中学生の頃、
親の知人が無料チケットを手に入れたので、どんな内容の作品なのかも知らずに、
その知人と親、そして姉と私とで劇場に見に行った。
皆、さほど内容を知らずに劇場に出向いたため、思春期の私を伴っての鑑賞は、
親たちには結構気まずかったのではないかと察する。
当時、中学生の私にとっては、かなりインパクトの強い衝撃作だったのに加えて
スクリーンに映し出された四季折々の風景や作品自体が醸し出す独特の雰囲気が
未だに、心の中に鮮烈に焼きついていて、忘れることのできない作品となっている。
中でも、初潮を向かえ、両足を紐で結わえられて眠るおりんに、当時端役俳優だった西田敏行が夜這いをかけるシーンなどは、思春期の私には衝撃的ですらあった。
大人になった今、もう一度、見返して見たい。
きっと、あの頃とは違った側面から、深く感動できるのではないかと思う。
切にソフト化を希望。
【あむ】さん 8点(2004-07-19 23:54:11)
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【点数情報】
Review人数 |
15人 |
平均点数 |
7.73点 |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 2 | 13.33% |
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7 | 5 | 33.33% |
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8 | 4 | 26.67% |
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9 | 3 | 20.00% |
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10 | 1 | 6.67% |
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【その他点数情報】
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