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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
6.《ネタバレ》 結局、犯人が誰だったのかは確定されていない。お子チャマたちの仕業だったとは限らない。 ってことは、つまりは犯人、イノシシや野良犬、野良猫、野良鼠だったって可能性だってあるわけだ。ひょっとしたら犯人、森の妖精だったのかもしれんし、湖に潜んでた変態妖怪だったって可能性だってあるわけだ。 人間限定ってことにするなら、通りすがりの爺さん婆さんだったって可能性だってあるわけだ。つまりは、無限大に広がってゆくわけだ。良い終わり方だったと思う。いろいろイラン事考えてしまって楽しめた。
【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-01-20 20:16:57)
5.《ネタバレ》 巻頭、仰向けとなっている状態のモデルを俯瞰で撮影する眞野裕子演じる英里子は、ファインダー越しに自分自身の未来を覗き見ているかのような構図にもなるわけだが、このことは後にするとして、まずこの行為から、彼女が覗き見る/まなざしを向けるというところにこの映画の焦点があるのだということから始めたい。
これは彼女がまなざしを向けたことによって起きる事件なのだ。
名門私立中学の不正入試を暴くまなざし、自らの子供時代を思い返すように子供に向けるまなざし、不倫相手の妻に向ける敵視したあのまなざしがある。
ただすべてが彼女だけのまなざしで成り立ってはいない。
「そんな目で見るな」という役所広司の台詞にもある通り、これはすべてのまなざし/視線を意識しなければならないのだ。死体を湖に投げ捨てるとき、大人が皆森の中で立ち尽くすとき、車がそこを通り過ぎる。この実体のない見られているかもしれないという視線をもこの映画は適切に紡ぎだす。
もうこれは見るということへの執着だ。犯人が誰であるといったことが最重要視される映画ではないのは一目瞭然。つまり犯人をこの目で確かめることが重要ではない、そんなことよりここに出てくる人々を見なさい、行為を見なさいと言っている。
そして湖の奥深い底で仰向けとなることを余儀なくされた英里子は、レンズ越しに(これは映画を撮影したキャメラという隠喩も含まれるだろう)過去の自分自身と視線が交差しまうという見事な構図となる。すべてが巻頭に回帰する瞬間だ。そして結果としてライターは彼女の瞳に突き刺さりすべてを塞いでしまい物語の幕を下ろすのだ。
実はこの彼女のまなざしこそが、受験によって変化を遂げていく人々の唯一の救いの手であったのだろう。それがあの青空の中、深々とした緑に彩られた森を背に、湖畔の上をそよぐ彼女のまなざしへとここでも結実して暴かれる。
救いの手をもこの世から消し去ろうとするこの湖畔での殺人の場合、または受験というものの場合の恐ろしさが、あるいはひとというものの醜さが、狂ったかのようにひとを一変させてしまうのだが、それをすべて見たのは他でもない我々観客なのだという事実は誰にも回避できない。 【すぺるま】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-03-29 01:36:43)
4.《ネタバレ》 好きですね、この映画。サスペンスとしてもミステリーとしてもよくできているし、一番いいところは、最後のほうで「一応」真相があかされるところ。「真相」とは言っても犯人が自白するわけではないし、決定的な証拠が出てくるわけでもない。要はひとつの「推測」、ひとつの「可能性」が示唆されたにすぎないんですよね。この「釈然としない感じ」がとてもよい。いわゆる「オープンエンディング」ともまったく違う。だって別の「真相」は一切示唆されないわけだし。犯人が推測通り「彼ら」だったとしても、彼らと被害者の間にほんとうは何があったのか、それが全く謎のまま終わってしまう。この「無気味な感じ」がすごくいい。 ただ、一番最後のCGはいらないでしょう。何あれ? 【コウモリ】さん [地上波(邦画)] 8点(2007-08-09 16:53:08)(良:1票)
3.面白かったし雰囲気も好き。考えさせられる内容でもあった。役所さんが主役だから、安っぽさは感じなかった。 【リーム555】さん [地上波(邦画)] 8点(2006-06-03 09:36:13)
2.引き込まれて最後まで飽きることなく見ることができました。本当にどこかで起こっていそうな事件です。出演者の演技も上手く、重厚感がありました。おすすめできる邦画ですね 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-11 04:00:52)
1.《ネタバレ》 全然先入観なく見ました。なんとなくホラー的なものをイメージしていたんですけど、全然違いました。
最初主人公の生活背景の描写から始まりますね。X曜サスペンス的なノリで。んで起こる殺人。。様相はやはりX曜日サスペンスだぁ、刑事はいつ登場かぁ!って思ってたらこれは舞台劇だったんですねぇ、刑事はでてこないし、ぜんぜん舞台が湖から動かない。。そして、映画なれしていないオイラにはどんでん返しが2回も!!テンポよく話は進み、飽きる暇がなく、ラストを迎えることが出来ました。。さすがに役所広司に薬師丸ピロ子、柄本明、鶴見辰吾、杉田かおる他、演技達者な人たちが物語をしっかり支えているだけあって一瞬も目が離せませんでした。。邦画のサイコミステリーとしてはかなりいいとこいっていると思います。。最後の子供をまきこんだどんでん返しには、まんまとだまされました。。かなり良質なサイコサスペンスだと思いました。ただ、、ラストの付けたしみたいなホラー的表現はいらんとおもったけど^^;マイナス2点ってことで、おいらの中ではこの点数です。 【ぐっきい】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-09 01:35:06)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
69人 |
平均点数 |
5.07点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 4 | 5.80% |
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2 | 1 | 1.45% |
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3 | 6 | 8.70% |
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4 | 13 | 18.84% |
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5 | 19 | 27.54% |
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6 | 9 | 13.04% |
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7 | 11 | 15.94% |
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8 | 6 | 8.70% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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