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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
5.洋画のような、邦画という印象。
問題のあるクラスに、少し変わった先生がやってきて、変化を与える…というのは洋画でよく見るテーマ。(この作品は原作があるようだが)
その先生の行動が、観客の予想を超えていくというのも洋画っぽい(邦画では、善人型主人公が突飛な行動をするというのは少ない)
演出も良いと思うが、阿部寛と本郷奏多の2人が良かった。良いキャストに恵まれたことが成功の要因だと思う。 【Sugarbetter】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-11-30 19:09:56)
4.実話ではないのですが、またこの物語に教師が吃音である必要もないとは思いますが、吃音症に悩まされていたのではと思われる原作者の感性がひしひしと伝わってくる感動的な映画でした。シリアスな阿部寛も良かったです。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-09-08 21:43:53)
3.《ネタバレ》 導入部で、生徒たちが類型的な悪ガキではない描写をしているところで、作品が他の類作とは一線を画するものになることを予感させる。生徒たちは、一見して礼儀正しく真面目であるし、問題は解決されたかのように見えている。しかし、本当に問題なのは、日常生活の当たり前の中で当たり前に起こる邪で傲慢な何かなのだ。また、主人公以外の先生たちも、ありきたりな描写を脱却し、彼らなりに熱心な活動を行っているものとして位置づけられている。例えば、作文を合格するまで何回も書かせるというようなことは、熱意がないとできないし、場合によっては正しい(それによって生徒が到達するのは建前論だけかもしれないが、建前論を生徒に理解させるだけでも、本当は大変なことだ)。しかし、この事件の発生の経緯からすれば、それでは不足だったのだ。また、手法論的にも、何気ない教室の風景のフレームの隅の生徒まできちんと演技がついている指導、沈黙の時間を恐れず、むしろそれを有効に使っている演出、光の使い方やカメラの動き、ここぞというところで言葉を大切にする脚本など、制作者のなみなみならぬ決意が随所に表れている。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-05-21 01:58:28)
2.《ネタバレ》 転校した生徒の机を引っ張り出してきて、元の位置に並べる臨時教師の村内さん。そしてその机に向かい毎朝「野口くん、おはよう」と声をかける。先生の意図はもちろん野口くんの事情も知らないから生徒以上に「ぽかーん」状態で、一体全体どういう訳なんだ?、これからどうなるんだ?と一気に引き込まれていった。しかし何か裏がある訳ではなく、いじめた側のその後について、学校が取りがちな対応も含め、小細工なしの直球勝負で問いかける内容。先生の行為を100%支持する訳ではないが「責任」のくだりについては説得力があり、完全に納得させられた。世の中にはいろいろな人がいて、いろいろないじめの形があることを子供たちには知ってほしいし、大人も忘れちゃいけない。最初は先生が吃音である必要性がわからなかったけど、上手く喋れない故の丁寧な話し方が、ひと言ひと言に重みを持たせる効果があったかもしれない。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-05-17 17:38:59)
1.《ネタバレ》 主人公の先生がドモるのは、原作がそうなんだろうし、物語としての意味もよく分かるが、映画としても効果を挙げていた。教室を沈黙・静寂が覆い、生徒らは先生の次の言葉を十分待ち受けてから聴く。そして先生はひどくゆっくりとしゃべる。教室のシーンはどれもいい。最初、先生が座席表と教室を照らし合わせて眺め回す、その静寂、つかえつかえしゃべり出す、そしていじめられて転校していった野口君の机を日直に持ってこさせる、その戸惑いの沈黙、「野口君お帰り」の先生の言葉で沈黙はさらに深まり、罰せられているのではないか、という反発の沈黙に変転していく。ここらへんのじっくり静寂を含ませた丁寧な演出が見事だった。その反発が机を雨ざらしにする形で表われたあとの教室での出来事の間も、ほとんど声が発せられない、もちろん音楽もない。教科書を机に叩きつける音までの間、静寂だけが鳴り響いている。“沈黙恐怖症”になってしまったテレビではまず味わえない緊張だ。先生は机を戻した意味を最初に生徒に説明するべきじゃないのか、とも思うが、先生に最小限の言葉しかしゃべらせないという映画のルールを作ったのだから、自分で分からせる教育として、これでもいいかとも思う。どっちにしろ東京都の教育委員会なら即座に追放されている先生だろう。野口君の幻影が現われる場のカーテンのゆらぎ。その後の先生と園部君との対話が本作の核心で、建て前の教育を批判したんだから建て前の結論は付けられない、といった作者の意気込みと緊張が感じられるセリフの応酬だった(ここでちょっと音楽が入るが許せる範囲内)。かつて『リリイ・シュシュ』で生徒だった伊藤歩が先生になってるのには、感慨深いものがある。いじめの問題は、こんなにも長く続いているのだ。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-11-16 12:07:58)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
18人 |
平均点数 |
7.28点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 5.56% |
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5 | 2 | 11.11% |
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6 | 1 | 5.56% |
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7 | 6 | 33.33% |
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8 | 5 | 27.78% |
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9 | 1 | 5.56% |
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10 | 2 | 11.11% |
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【その他点数情報】
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