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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
1.《ネタバレ》 以前録画して長らくみていなかったので、消そうかと思い確認のため見始めたら
意外にも面白く、最後まで見てしまいました。
平凡なタイトルに、最初の10分ぐらいは平凡に見える家庭そのもの…
やっぱり消そうと思ったところで、妹の出勤服を見てびっくり。
さらに、その出勤風景、妹の仕事ぶりと驚きの連続でした。
1939当時、彼女は相当なキャリアウーマンだった筈で、
しかも、英語能力は上司の日本語をその場でビジネス英語でタイプ。
現在でも、これだけの技能を持った人は男女関係なくそうはいません。
兄の方はずっと木訥とした感じですが、
妹は正反対。主人公はいわば彼女で、当時の観客には相当インパクトがあったと思います。
先日、小津の「生まれては見たけれど…」をテレビで再見し、
それと合わせて考えると、1930年代は僕等が想像しているより遥かにサラリーマン生活が定着していて、それが前提の物語です。
社内での誤解や嫉妬で、会社を何度も飛び出す兄。
最後には、満州を目指しますが、
一般の人間にとっては満州は、チャンスの土地で、
現代のアジアと同じ感じだった。
(この辺りの編集表現は同じ頃製作された「新しき土」と較べるとはっきり違いがわかります)
中国も十年前はマスコミ、経済界こぞってそういっていましたが、
今では雰囲気違います。
何だか歴史は繰り返しているように思え、
兄が抱えている閉塞感は、失われた三十年間に突入の現在、
このプロットは今でも使えそうな気がします。
【ろんべえ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-02-16 17:48:19)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
8人 |
平均点数 |
6.12点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 2 | 25.00% |
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5 | 1 | 12.50% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 4 | 50.00% |
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8 | 1 | 12.50% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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