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【クチコミ・感想(8点検索)】
3.現金輸送車の大金を、あろうことか輸送を受け持つ警備員たちが奪う、という現金強奪作戦。しかし、現場に目撃者がいたことから、思わぬ展開になる。なぜ計画が頓挫するかと言えば、仲間が“6人”しかいないからですね。「七人の~」「~の七人」でお馴染みの“7人”に、一人足りない。これがケチのつき始め。6人の中のひとりである主人公タイは、従軍経験があり、凄惨な体験もしてきたらしいが、詳しくは語られない。ドッキリにひっかかってビビりまくったり、絶対に血を流さない条件でこの計画に参加したりするあたりの、ひとの良さ(そんな彼でも道を踏み外してしまう。金が無いことの不幸。彼の従軍経験も、おそらく貧困と関係があるのだろうけれど、映画ではあえて触れられない)。流血沙汰となってしまったことで、彼は仲間と対峙し、この計画の阻止を図る。現金輸送の装甲車の中に立てこもる彼、そう、まさにこの映画は、ついつい嬉しくなってしまう“立て篭もり”の映画。それも、“立て篭もり”の内部から描く通常のパターンではなく、“立て篭もり”を破ろうとする外部から描く、一種の人間狩り、でもあります。装甲車のドアを破ろうとする手立てが逐一描写されていく、その克明さ(観てる側も正直、主人公タイではなく残り5人に肩入れしてしまいがち)。一方でタイの、どう行動をとるべきかの苦悩が描かれもする訳ですが、単にもっともらしく「今、悩んでます」という表情を描くだけではないのが、この映画の密度の高さ。彼の苦悩の表情と、その背景における何らかの「動き」は常にセットになっていて、映画の推進力が損なわれることはありません。この密度の高さがあってこそ、90分に満たない尺に収められる訳で。派手でもなく、長くもない映画ですが、意外な充実感のある作品です。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-07-05 22:46:20)
2.面白かった!!野球の試合でいうなら9回裏逆転満塁ホームランを放って勝ったような実に映画のツボを心得た娯楽作。張りつめた緊張感の中でたくさんの犠牲者を出して何が正義か?と考えると迷いそうになりますがハッピーエンドに丸く収まって一件落着。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-03-18 00:40:42)
1.《ネタバレ》 面白い!仲間割れから現金を積んだままの武装トラックに閉じこもっての駆け引きというのは、どこかで観たようでいて具体的には思い出せず、なかなか新鮮なシチュエーション!
まぁ、そもそもどうしようもなく情けない強奪計画。この計画の一体全体どこが完璧?上手くいく訳ないじゃん!だから、感情移入なんか不能。キャスティングも豪華さを生かしきれてなくって消化不良。だけど面白いなぁ~。
ハンバーガースタンドを通じてのタイと警官の運命の交差。タイのイラク帰りだからこその冷静な負傷警官への対応。生き残れた警官の粋な配慮。そして、未解決現金強奪事件の唯一のミスは「額がショボかったこと」とマイクが言っていたけれど、実はそれこそが成功の理由だったという皮肉。大雑把のようでいて結構繊細なドラマでもありました。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-05 16:40:19)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
11人 |
平均点数 |
5.55点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 2 | 18.18% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 9.09% |
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5 | 2 | 18.18% |
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6 | 2 | 18.18% |
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7 | 1 | 9.09% |
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8 | 3 | 27.27% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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