みんなのシネマレビュー

パーマネント野ばら

2010年【日】 上映時間:100分
ラブストーリーコメディ漫画の映画化
[パーマネントノバラ]
新規登録(2010-06-03)【あにやん‍🌈】さん
タイトル情報更新(2024-03-23)【イニシャルK】さん
公開開始日(2010-05-22)


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監督吉田大八
キャスト菅野美穂(女優)なおこ
小池栄子(女優)みっちゃん
池脇千鶴(女優)ともちゃん
宇崎竜童(男優)カズオ
夏木マリ(女優)まさ子
江口洋介(男優)カシマ
山本浩司(俳優)(男優)ユウジ
霧島れいか(女優)
汐見ゆかり(女優)
田村泰二郎(男優)
本田博太郎(男優)みっちゃんのお父ちゃん
ムロツヨシ(男優)
畠山紬(女優)もも
原作西原理恵子「パーマネント野ばら」
脚本奥寺佐渡子
撮影近藤龍人
製作博報堂DYメディアパートナーズ(「パーマネント野ばら」製作委員会)
配給ショウゲート
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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5.これはなんとも切ない物語だけど、深刻になり過ぎないようにコミカルな演出でバランスが取られていて良かったと思います。 この作品から笑いを排除したら、もうほとんどホラーになってしまう。 母から娘に受け継がれていく負の連鎖は本当に怖いです。 結局、最後まで良いちんこは1本も出て来なかったけど、菅野美穂・小池栄子・池脇千鶴の好演のお陰で、それでもいいんじゃないかという錯覚に陥る。 良い男に恵まれない不運より、良い友達に恵まれた幸せの方が勝っているように感じられました。 もとやさん [DVD(邦画)] 8点(2014-01-16 16:01:39)

4.《ネタバレ》 いやー相変わらず吉田大八監督は裏切らない。どの作品も見終わった後すげー!!ってなる。 ラスト手前で「ある真実」が明かされるのだが、その一つ前の段階で、頭が混乱するんです。これはデビットリンチ作品なのか!?と笑 そして「ある真実」を示された後の衝撃…。全ての点と点が線となりつながった時、言いようのない哀しみや辛さが襲ってきます。そして同時に取り巻く人々の破天荒でどうしようもないと思っていた行動が、あたたかく優しい行動であった事に気づきます。 それでも最後、(空想の)デートを楽しんでいた「女の子」は、我が子の声でフッと現実に戻り、「母」としてふんわりとした優しい笑顔を見せます。 彼女はこれからも心の傷は完全に癒える事はなく、時にはどうしても彼に会いたくなりデートをしてしまうでしょう。それでも彼女は「母」として、辛い現実を周りの(みんなも強くはないが)あたたかいみんなに支えられながら乗り越え、何とか前を向き生きていけるでしょう。僕はそう信じてやみません。 TK of the Worldさん [DVD(邦画)] 8点(2013-02-24 22:46:07)(良:1票)

3.《ネタバレ》 サイバラさん一連の作品全体に流れてる空気感や世界観、その他モロモロを、演出、脚本、キャスト各々が巧く呑み込んで出来た佳作。これまで映画化されたどの作品よりもこれが一番出来が良いと思います。表面だけをなぞったような「ぽくんち」なんかとは雲泥の差。普段フツーに仕事して生活していると、「人間性善説」なんて、もういい加減どうでもいいよって思う事もしばしばだけれど、こういうのを観ると性善説も一回信じてみようかとも思ってみたりする。不思議。猥雑には違いないけど、み~んな優しい人ばっかなんだよね~、出てくる人たち。見守るだけの優しさってのもあるんだな、まずそこに泣けた。鬼の目にも泪(笑)人に優しくしてあげたくなる。菅野、小池、池脇、夏木、主要四人、それぞれに疵を抱えた男運最凶な女たちが皆魅力的。テレビドラマはともかく、映画ではなかなか代表作に恵まれない菅野美穂だけど、この役は良かった。 放浪紳士チャーリーさん [地上波(邦画)] 8点(2013-01-06 08:44:31)

2.《ネタバレ》 ラスト、いきなり「シックス・センス」になってマジでびっくりしました。そこまでは一貫して、ダメな男を引き当てた不幸な女たちという論調で、男の自分としてはちょっと僻みが入っている視点に疑問符でも付けたい気分でした。「男運」という言葉を使っていましたが、選んだ本人の自己責任でしょう。でも、傍観役と思えた菅野美穂も精神を病んでいたことが分かるオチで見方が変わりました。つまり、ロクデナシを掴んで苦労する女もいれば、真っ当な人を亡くして彷徨う女もいる。共通しているのは彼女たちにとっての男の影響力。良くも悪くも、人生に占める男との関係の大きさみたいなものがテーマだったのかと思います。そう考えると、小池栄子の台詞がとても重たい意味を持って響きます。「私、狂うてる?」という菅野美穂。それは、男に引きずられているか?と同義です。「そんなんやったら、この街の女はみんな狂うちゅう」と答える小池栄子。それに続く彼女の台詞は女性の精神的な自立を促す言葉でした。不幸そうな人がたくさん出てくる作品ですが、陰惨な物語にせずに見応えを担保したコメディ調にまとめたことを評価します。ちなみに、山奥の婆さんは山姥(やまんば)ですよね。彼女だけは文字通り男を「食い物」にしていたようです。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-05-31 00:15:38)(良:1票)

1.《ネタバレ》 原作未読。 うーん…なんて表現してよいのやら(笑) 男性にはとっても理解しがたいお話な様な気がします。 ですが、生きていくというのは時に凄く辛いという事が凄く伝わってきます。 くっだらない、どうぢようもない人と思っていた人が…実はまともで。 まともそうな、物静かな人が実は一番現実から妄想に逃げているダメで狂った人でした時なオチは、面白くそして切なく、恐怖が後からぞわぁ~っときました。 夏木マリがカッコいいクソババアを、温かく演じていてGOOD。 その他の役者もハマり過ぎです(笑) 菅野さんが好きな方が是非観て頂きたいですっ!「この人こんな綺麗だったんだ」と改めて思う程、透明感があって…そして少し不気味でした(笑) そんでもって江口洋介がいい男過ぎます(笑) じゅっこさん [DVD(邦画)] 8点(2012-04-21 00:33:29)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 41人
平均点数 5.98点
000.00% line
100.00% line
237.32% line
324.88% line
424.88% line
549.76% line
61434.15% line
7921.95% line
8512.20% line
924.88% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

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