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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 男は過去から抜け出せずに生きているのだった。
彼は過去の彼女が振り返る中を少女の手をしっかりと握り締め駆け抜けて行く。
過去の彼女の視線にとらわれることなく、現在を駆け抜けて行く。
そうして男は過去から抜け出して行く。
女は過去に取り残されていた。廃校舎の中に取り残されていた。
過去の彼女は振り返る。彼が自分を連れ去ってくれるのを待っている。
しかし過去は取り戻せない。
だから過去の彼女と現在の彼の視線が合うことなどない。
しかし過去の彼女はそれでいい。
彼が少女と過去を反映した廃校舎から抜け出してきたとき
彼女もまた過去から抜け出すのだから。
自分の境遇を重ね合わせることのできるもう一人の少女。
すべては現在に集束されていく。
過去という名の廃校舎をバックに現在を生きるスリーショット
そしてストップモーション、ここに美しさを感じずにはいられない。 【すぺるま】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-12-14 00:45:01)(良:1票)
1.《ネタバレ》 物語の性質からして、この映画は必然的に過去の説明や謎解きを挟みながらの展開とならざるを得ない。
フラッシュバックの多用は当然ながら映画を停滞させがちなのだが、それを最小限のショットにとどめ、尚且つ仲村トオルの視線を用いて現在と過去を簡潔に繋いでいくカッティングによって時制の感覚を適度に混乱させながら、現在進行形を維持していく。
現在と過去を繋ぐ空間である小西真奈美のバーの廊下、および彼女のマンションの廊下は手前に黒、奥に明を配置したコントラスト豊かな縦構図と照明によって艶かしい。
さらに過去と現在が交錯しあうクライマックスの廃校の廊下もまた感動的だ。
走る現在の仲村トオルと、過去の小西真奈美の背中が幾度も切り返される。夕陽を背に振り返る現在の彼女にショットはつながり、その黒髪を逆光が美しく包む。現在の中で交じり合う二人の視線。
一連のスローモーションから、スリーショットのストップモーションまで、ドラマ的には訳の判らぬ迫力と情感で押し切られてしまう感じなのだが、それも良し。
木刀の意外性などは、いかにも東映チャンバラ的で実に面白い。
窪塚のコンビネーションパンチの切れ、仲村の剣戟の泥臭さと、クライマックスを担う男優陣の格闘アクションもそれぞれ個性的で良い。
【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-11-29 22:12:20)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
8人 |
平均点数 |
6.00点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 12.50% |
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5 | 3 | 37.50% |
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6 | 1 | 12.50% |
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7 | 1 | 12.50% |
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8 | 2 | 25.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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