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X-MEN:フューチャー&パスト

X-Men: Days of Future Past
2014年【米】 上映時間:130分
アクションSFアドベンチャーシリーズもの漫画の映画化3D映画
[エックスメンフューチャーアンドパスト]
新規登録(2014-04-04)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2023-11-19)【イニシャルK】さん
公開開始日(2014-05-30)


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監督ブライアン・シンガー
助監督トッド・ハロウェル[製作総指揮](第二班監督)
ブライアン・シュメルツ(第二班監督)
キャストヒュー・ジャックマン(男優)ローガン/ウルヴァリン
ジェームズ・マカヴォイ(男優)チャールズ・エグゼビア(若年期)
マイケル・ファスベンダー(男優)エリック・レーンシャー/マグニートー(若年期)
ジェニファー・ローレンス〔女優・1990年生〕(女優)レイブン・ダークホルム/ミスティーク
ハル・ベリー(女優)オロロ・マンロー/ストーム
ニコラス・ホルト(男優)ハンク・マッコイ/ビースト
アンナ・パキン(女優)マリー・ダンカント/ローグ
エレン・ペイジ(女優)キティ・プライド/シャドウキャット
ピーター・ディンクレイジ(男優)ボリバー・トラスク
ショーン・アシュモア(男優)ボビー・ドレイク/アイスマン
オマール・シー(男優)ビショップ
エヴァン・ピーターズ(男優)ピーター・マキシモフ/クイックシルバー
ジョシュ・ヘルマン(男優)ウィリアム・ストライカー(若年期)
ダニエル・クドモア(男優)コロッサス
ファン・ビンビン(女優)クラリス・ファガーソン/ブリンク
イアン・マッケラン(男優)エリック・レーンシャー/マグニートー(老年期)
パトリック・スチュワート(男優)プロフェッサー・チャールズ・エグゼビア(老年期)
ファムケ・ヤンセン(女優)ジーン・グレイ
ジェームズ・マースデン(男優)スコット・サマーズ/サイクロプス
ルーカス・ティル(男優)ハボック
ブライアン・コックス〔男優・1946年生〕(男優)ウィリアム・ストライカー(老年期)(ノンクレジット)
ケルシー・グラマー(男優)ハンク・マッコイ/ビースト(老年期)(ノンクレジット)
山路和弘ローガン/ウルヴァリン(日本語吹き替え版)
内田夕夜チャールズ・エグゼビア(若年期)(日本語吹き替え版)
三木眞一郎エリック・レーンシャー/マグニートー(若年期)(日本語吹き替え版)
剛力彩芽レイブン・ダークホルム/ミスティーク(日本語吹き替え版)
大木民夫プロフェッサー・チャールズ・エグゼビア(老年期)(日本語吹き替え版)
家弓家正エリック・レーンシャー/マグニートー(老年期)(日本語吹き替え版)
長克巳エリック・レーンシャー/マグニートー(老年期)(日本語吹き替え版【ローグ・エディション追加録音】)
小島幸子マリー・ダンカント/ローグ(日本語吹き替え版【ローグ・エディション】)
佐々木睦ボリバー・トラスク(日本語吹き替え版)
本田貴子オロロ・マンロー/ストーム(日本語吹き替え版)
楠大典ビショップ(日本語吹き替え版)
楠見尚己ニクソン大統領(日本語吹き替え版)
私市淳ボビー/アイスマン(日本語吹き替え版)
志村知幸サンダース(日本語吹き替え版)
鶴岡聡アレックス/ハボック(日本語吹き替え版)
日野由利加ジーン・グレイ(日本語吹き替え版)
稲垣隆史ウィリアム・ストライカー(老年期)(日本語吹き替え版)
高橋広樹ウィリアム・ストライカー(若年期)(日本語吹き替え版)
吉野裕行ピーター・マキシモフ/クイックシルバー(日本語吹き替え版)
加藤亮夫コロッサス(日本語吹き替え版)
原作サイモン・キンバーグ(原案)
マシュー・ヴォーン(原案)
脚本サイモン・キンバーグ
音楽ジョン・オットマン
編曲ピート・アンソニー
リック・ジョヴィナッツォ
ジョン・オットマン
ジョン・アシュトン・トーマス
撮影ニュートン・トーマス・サイジェル
製作ブライアン・シンガー
サイモン・キンバーグ
ローレン・シュラー・ドナー
20世紀フォックス
製作総指揮スタン・リー
トッド・ハロウェル[製作総指揮]
ジョシュ・マクラグレン
制作ACクリエイト(日本語版制作)
配給20世紀フォックス
特殊メイクエイドリアン・モロ(メイクアップ部門チーフ)
ヴェ・ニール(ジェニファー・ローレンスのメイクアップ・デザイナー)
特撮ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
デジタル・ドメイン社(視覚効果)
リズム&ヒューズ・スタジオ(視覚効果)
アニマル・ロジック社(視覚効果)
シネサイト社(視覚効果)
美術ジョン・マイヤー(プロダクション・デザイン)
編集ジョン・オットマン
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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15.《ネタバレ》 パストシリーズの作品が、フューチャーシリーズ3部作に比べてインパクトが弱いと感じていましたが、この作品では、フューチャー時代が絶望的で、パスト時代が上手く活きていたような気がします。個人的にはキティがお気に入りです。 ラスリープさん [DVD(字幕)] 8点(2019-03-29 22:47:21)

14.X-menの新3部作は安定した面白さだと思う。これも、クイックシルバーのシーンは大好きです。あのシーンの緩い音楽とスロー映像がたまらないですね。 ソウリさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-05-03 04:05:06)

13.《ネタバレ》 タイトル通りの展開なのか不安になりながら鑑賞。結果的に面白かった!どなたかも書いてらっしゃいましたが、私も前作と今作の間のストーリーも描いて欲しかったなぁ。過去談としてセリフ語りでは勿体無いです。でもそれはそれとして今作。やっぱりプロフェッサーとマグニートーは性格が合わないですな、どこまで行っても水と油。老いぼれないと無理みたい。しかしウルヴァリンが戻った未来での二人の関係はどうなったんでしょうね。次回作は過去がチャラになったとこからの続きなのか、はたまたまたしても何でも有りのお話なのか。楽しみであり不安。 movie海馬さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2016-05-18 15:37:34)(良:1票)

12.X-MENシリーズは、レンタル屋で目に留まった時に借りてみている程度です。 大まかなキャラクターはなんとなくわかる程度で、ストーリーの細部は殆ど覚えていません。 頭を空っぽにして観られる大味の映画を見たい時に鑑賞していたのですが、 この作品は、個人的にはかなり良かったです。 シリーズの繋がりをあまり理解していない私にも、この1作で十分に楽しめる作りになっていたと思います。 それぞれのミュータントにもちゃんと見せ場があり、みんなが主役って感じもGOODです。 タイムトラベルモノに外れは少ないと思っていましたが、こちらも例に漏れずです。(まぁ、なんでも有りにはなってしまいますが。) 前作のファーストジェネレーションも評価が高い様なので、もう一度ちゃんと見直してみたいと思わせてくれるものでした。 2点残念だったのは、 ・1970年代のセンチネルが今風過ぎでしょ。もうちょっとクオリティを70年代に合せて欲しかった。あれじゃ、まんまアイアンマンじゃん。 ・気楽に見たいと、吹き替えで見たのですが、やっぱり剛力がダメ。お願いだからちゃんとした吹き替えをお願いします。作品を台無しにしていまっている。 はりねずみさん [DVD(吹替)] 8点(2015-12-20 14:19:15)

11.《ネタバレ》 相変わらずこの人たちの内輪揉めは面白いな。「ミュータントを守る」 この目的はチャールズ、エリック共に同じだから未来では協力しあっている。しかし過去では手段の違いから袂を分かつことになる。そして二人の間で揺れ動くレイブン。この3人を軸にしたドラマは非常に見応えがある。と言うとローガンが蚊帳の外みたいだが、プロフェッサーとの友情、50年後の「おかえり」には感動した。映像面で言うとクイックシルバーの本気がスゴイ。「Time in a Bottle」という曲をBGMにしたこのシーンは格別。ここだけ3~4回見てしまった。 リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-04-08 19:12:25)(良:2票)

10.X-MENシリーズは他のアメコミものとは違って安定した面白さがある。今作もストーリー設定が素晴らしい。良かったです。 kaaazさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-02-21 22:39:47)

9.《ネタバレ》 とても面白かったのですが、すぐにはレビューを書けませんでした。 それはとても複雑な感想だったからです。 クイック・シルバーの瞬間移動面白かったですねぇ。 この作品の一番の見せ場と言って良いほど。 彼が途中で帰ってしまった時に「もったいななぁ」と思ったほど。 今風のニートっぽい風貌も可笑しかった。 若き日のプロフェッサーとマグニートーも素晴らしかった。 演技力、存在感、対決する力、そして役の能力の大きさ。 落ち込んでいた時も含めて、見ごたえがありました。 そして肝心んのラストなんですが、ラストなんですが。 劇場で観たときは良かったなぁと嬉しかったのですが。 じわじわと「これでいいのかなぁ?」との思いが込み上げてきました。 ご覧になった皆さまはどのように感じられたでしょうか? たんぽぽさん [映画館(字幕)] 8点(2014-07-06 21:32:53)(良:1票)

8.《ネタバレ》 このシリーズは面白いなぁ(除SAMURAI)。特に今回はこれまでのシリーズの集大成的作品で、まさにオールスター。原作は読んだことがないので、わからない部分もあるが、大変満足な出来でした。しかしながら冷静に考えてみると、今回の未来はレイヴンが捕獲されている未来なので、これまでのシリーズの続きではないということになる。それなのにローガンの記憶はシリーズ通りっておかしくね?とか、これまでの話は全部なし!的なラストに切なさを覚えたりと難点もちらほら。それでも大好きなシリーズなので大甘の採点。 ふじもさん [映画館(字幕)] 8点(2014-06-21 20:49:22)

7.《ネタバレ》 三部作の記憶がスッポリ落ちていて誰だっけ?っていうのが多々あったけど過去の話がメインだったのでセーフ。そもそも過去に戻ってどういうプランで話を進めたかったのかは知らんけど結果的にエリックのおかげ感が否めない。それでもエリックが力を発揮するシーンの音楽は迫力があってカッコいい。ただ未来のセンチネルが強すぎてミュータントが何もさせてもらえないのが残念。もう少し弱くてもよかったんじゃないのかな?もう少し互角な戦闘も観たかった。 ぷるとっぷさん [映画館(字幕)] 8点(2014-06-08 02:31:20)(良:1票)

6.《ネタバレ》 2D字幕か3D吹き替えしかなくて吹き替えの方を選びました。剛力さんは...少しはマシになってきたかな。 未来からのシーンで始まっていますけれど、メインはファーストクラスの時代の方。したがって、いろんな世界線の未来の中でプロフェッサーが生きている世界線からウルヴァリンの意識が投影されたというのが、プロフェッサーが生きている理由かなと理解しました。が、それにしても若い方のチャールズの変わりようが残念すぎる。モイラちゃんが出てこなかったですが、こんなチャールズに愛想をつかして出て行ってしまったんでしょうか(え)。未来のアクションシーンは分かりにくいし、マグニートーが球場を持っていく理由が意味不明だし、ちょっと残念な感じが漂っているところもありましたが、前作(SAMRAIじゃないよ)や前三部作からのつながりが随所で感じられて、通して見ている人はニヤニヤしながら鑑賞できるようになっています。どうしても分からなかったのはウルヴァリンの知り合いらしい速く動ける人なんですが、これまでの映画に白人男性でそんな人出てきていましたっけ?(ファイナルデシジョンで女の子ならいましたけど)。あ、あと、も少し可愛いキティちゃんに活躍してほしかったのと、ストームの髪型がヘンテコになっていたのが残念(ファイナルディシジョンのが一番好き) EOSさん [映画館(吹替)] 8点(2014-06-08 00:43:32)

5.《ネタバレ》 恥ずかしながら、冒頭のタイムスリップの約束事をすぐに理解できずに、???状態になったのをはじめとして、ベトナムでの一騒動とか(舞台がベトナムである必要がどこかにあった?)、エリックが短絡的にミスティークを消そうとしたりとか(だって、過去作ではすごく仲良かったじゃん!)、ミスティークがエリックの大虐殺を止めたと思いきや、また人を殺そうとしたりとか(なら止めるなよ!)、最後にストライカーの目が黄色になったりとか(普通にストライカーが見つけるで良いんじゃないの?)、かなり見る人を混乱させるストーリーでした。監督ブライアン・シンガーのカムバックは、大変うれしかったのですが、2作目以降は全部なかったことにしてしまうってこと?そんな乱暴な。「SAMURAI」をなかったことにするのだけは賛成しますけど。あと、今回のウルヴァリンは、完全な狂言回しであって、かの有名シリーズのC-3POほども活躍しないのはとっても残念でした。と、文句が多くなりましたが、このシリーズのファンにとってはたまらない面白さの映画でしたよ。もう一回観に行ってもいいくらい。さすがにこれで、ヒュー・ジャックマン=ウルヴァリンも見納めになってしまうのかな? Northwoodさん [映画館(字幕)] 8点(2014-06-07 00:57:24)

4.《ネタバレ》 “マイノリティー”として生まれ生きることの意味と意義。それに伴う苦悩と苦闘。 その全世界的、全歴史的において普遍的な“苦しみ”を根底に敷き、一貫して描き抜いてきたこの世界観において、分かりやすい高揚感などはそもそも存在し得ない。 なぜならば、そこには明確な「敵」や「悪」が存在するわけではないからだ。 目に見えるすべてのものは、敵にもなり得るし、味方にもなり得る。 自分自身と、己に対峙する他者を寛容し、希望を見出せるかどうか。 それはまさに、ウルヴァリンやマグニートーをはじめこのシリーズに登場するすべての“X-MEN”が苦悩の末に辿り着いた真理だったろう。 そしてそれは、ミュータントではない我々「人間」が最も戒めなければならない最大にして永遠の“テーマ”であるということを、この最新作は強く訴えかけている。 主人公であるウルヴァリンの活躍が殆ど無いこと、明確に魅力的な悪役が存在しないこと、センチネルのただただ絶望的に無慈悲な強さ……今作は、高揚感やカタルシスを意図的に排除している。 その代わりに、差別による狂乱と恐怖の中で敢えて“銃を置く”という「選択」が、大いなる勇気と希望を生み出すということを、驚くほど愚直に描き出している。 その最も重要なシーンでさえ、ウルヴァリンは川底に沈んでいるし、プロフェッサーは瓦礫に埋もれている。 ヒーローが活躍する華々しさなどまるでない。 繰り返される歴史上の悲しみにおいて、本当に必要なものはヒーローではなかった。 必要だったものは、最も厳しい局面において、最良の未来を選び取ることができる「勇気」そのもの。 この高揚感に欠けたアメコミ映画が14年かけて描いてきたことは、そういうことだったのだろう。 チャールズとエリック、そしてローガン、彼らの長い長い苦闘がついに報われ、苦悩が払拭されたラストシーンは、多幸感に溢れている。 タイムパラドックスを主軸においたストーリー展開は少々強引だけれど、ウルヴァリンの悲しみをすべて打ち消す、大胆で慈愛に溢れたこの大団円を見せられては、何も言えない。 このシリーズに、これほどまで愛着を持てるようになるとは思わなかった。 今一度、好きになれなかった第一作「X-メン」から観直してみよう。自分の評価が大いに転じることは、もはや明らかだろう。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 8点(2014-06-02 23:43:08)(良:3票)

3.《ネタバレ》 『ファーストジェネレーション(FG)』から監督が替わっても非常に面白かった...のだが、やはり『FG』の次点か。何故かと言うと『FG』はそれ一本で映画になっていたが、『フューチャー&パスト(F&P)』は今までのシリーズありきの構成になっているため。だが、X-MENシリーズは押並べてシリーズ構成がしっかりしており、『F&P』も「人種差別問題への提言」というテーマは変わらず、遺伝的に問題(小人症)のある「人間」の科学者が、ミュータントを駆逐しようとしたことが発端となる物語は秀逸。ベトナム戦争という実際の国際問題とも絡み合い、物語に現実感と深みを持たせているのは相変わらず。登場人物たちも内面まで細かく描いており、各キャラクターに感情移入し易い作りとなっているのはさすがと言える。特にミスティークの描写にはヤラレル!『FG』の同志たちがあんな結末を迎えていたら、そりゃ誰だって半狂乱になるさ。でも、今回はマグニートーがどちらかというと悪役を担ってしまい、明確に善悪を描かないX-MENシリーズには珍しく、彼に対する反感を持ってしまうのが不満点ではある。また、複数の時間軸の物語が同時進行で進む物語は、『インセプション』的でもあり面白いのだが、矛盾点もあり今一つ納得できない展開になっているのが残念。...ではあるが、いずれにしても、観終わった後に興奮して話し合いたくなること間違いなし。あっ、あと、ラストの彼女と彼の登場はシリーズのファンにとってはうれしい限り。そしてエンドロール後の映像も観ておかねば。ん~、ハナマル!! しぇんみんさん [映画館(字幕)] 8点(2014-06-02 22:12:22)(良:2票)

2.《ネタバレ》 個人的にブライアン・シンガーという監督は割と派手な演出をしない監督なのでアメコミ映画の様にド派手な見せ場が必要な作品よりは、『ユージュアル・サスペクツ』に代表されるような優れた脚本がセットになった時に良い作品を作る監督だと思っています。なのでちょっと心配していたのですが、本作はブライアン・シンガーが担当したX-MENシリーズ作品の中では最も好きな作品になりました。大変面白かったです。 X-MENの根幹を為すテーマはハッキリしています。マイノリティへの差別・不寛容です。前日譚であった『ファースト・ジェネレーション』ではそのテーマを全面に押し出していましたが、本作でもかなり顕著に出ていて、本作では自分と異なる存在を排除しようとする思想が結果的に世界を滅ぼす話となっていて、まあ今現在でも世界の彼方此方でマイノリティに対する攻撃は存在しているので有意義な作品であると思います。但し、作品の結論が「他者を怖がらず、武力で排除するのではなく、分かり合う努力をしましょう」という一般的な価値観からすると普通であるので、突出した出来のストーリーでは無いなとも思いました。素晴らしい話だとは思いますが。 前日譚で袂を分かったチャールズとエリックが過去と未来の双方で和解する展開には胸が熱くなったのですが、その主として描かれる二人に対して、本来主役級である筈のウルヴァリンが全体を通して余り役に立っていなかったのには少し残念というか、もう少しアクション面だけでもいいから見せ場があってもいいかとも思いました。今回は、ビーストにボコボコにされるわ、面倒くさい局面で記憶を無くすわ、終盤で場外ホームランを喰らうわ、本当に終始可哀そうな役回りでした。 あと矢張りブライアン・シンガーらしく大規模なアクションの演出はかなり控え目で、終盤のマグニートーによる超規格外の磁力操作や、センチネルとの戦闘など、マシュー・ヴォーンならどんなにワクワクする画に撮っていただろうと、つい思ってしまったりもしました。 民朗さん [映画館(字幕)] 8点(2014-06-01 19:58:15)(良:2票)

1.《ネタバレ》 2Dで観ました。 非常に面白かったです。シリーズは『ウルヴァリン: SAMURAI』だけまだ観ていません。 最初からテンポ良くどんどん話が進んでいき、場面がターミネーター風世界から70年代に移ったり飽きませんでした。 チャールズ(博士)が若い頃の苦しみを超えて、再び希望を取り戻す様子が一番良かったです。 エリック(マグニート)とのお互いの愛憎の感情のぶつけ合いも、説得力がありました。 エリックは怒らせると本当周りに迷惑だなあと心から思いました。 ミスティークは感情表現が豊富でしたし、ティリオン(ゲームオブスローンズ)で有名な役者さんは、70年代の髪型が微妙に似合っていたのも微笑ましかったです。 瞬間移動の少年の描写もみただけでは可哀想と思うだけの一人卓球ですが、彼視点の描写をみた後はなる程と思えたし、全体的に色々分り易く表現していて入り込み易かったです。 コアなファンではないので、過去のシリーズのあそこと話が合わなくない?など観た後にフツフツと疑問が沸くのをネットで調べたりも楽しいですね。ツッコミ所もあるんですが、能力や仕組みを映像でドラマチックに説明するシーンが非常に優れていました。映画の冒頭で細胞からセンチネルを造る仕組みを一分以内で表現しているシーンを観た時に、これは優れた映画かもと思ったのが裏切られませんでした。なので今度は是非3Dで観ようと思います。 梅干御飯さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2014-05-28 19:54:07)

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【点数情報】

Review人数 52人
平均点数 6.96点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
5611.54% line
61121.15% line
71732.69% line
81528.85% line
935.77% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.75点 Review4人
2 ストーリー評価 6.66点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.16点 Review6人
4 音楽評価 5.66点 Review3人
5 感泣評価 6.33点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

2014年 87回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 

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