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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
6.《ネタバレ》 これは面白い!
漫画ではNATOスパイものと言えば、「エロイカより愛をこめて」が有名だが、
映画では、なかなか日本ではお目にかかれない。
それをスパイものの名手、ジョン・ル・カレの作品なのだから、まぁ観ないわけにはいかない。
俺ってフィリップシーモアが、好きだったんだなぁと再認識しました。
ル・カレの映画化には、大物俳優が欠かせないが、シーモアが映画史上ダントツでスパイ演じさせたら最高じゃないか!
と感じ入った。
内容は、ものすごく怖い話。
これ以上は言えません。皆さん、観ましょう。観終わった後、マジでビビります(汗) 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2024-09-23 23:43:16)
5.《ネタバレ》 フィリップ・シーモア・ホフマン主演の遺作となってしまったんですね、
独特の雰囲気で、地味ながら緊張感は半端なく先行きが読めないし、どういう結末なんだろうと目が離せなくなります。
バッハマンにハマりきってるホフマンの演技が凄いです。脇役の頃からのどこか皮肉っぽく、嫌味っぽく
イイやつとイヤなやつの境界線ギリギリで一応は善人かな?みたいなキャラ、一回見たら忘れない俳優さん。
描かれることは対テロ組織同士の対立、裏切り、非情さということなんですが、カルポフがドイツに来た真の目的とか
邦題の「誰よりも狙われた男」というのはバッハマンということでいいのか?などなど、自分が知りたいことは明確ではなかったんですが「裏切りのサーカス」ほど難解ではないですし見応えのある作品だと思います。 【envy】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-06-04 16:01:55)(良:1票)
4.《ネタバレ》 ひたすら地味に進行しますが、丁寧でわかりやすいのでつい引き込まれます。現場の人間ほど全体像がよく見えているというのは、よくある話。しかし、表向きの組織がとにかく目先の成果を出したがる気持ちもわかります。その相克というか駆け引きというか、対立の描き方がいかにもオトナな感じです。
そして最後のオチも見事。日本語で言うところの「地団駄踏む」とはまさにこのことでしょう。一緒に地団駄踏みたくなります。しかし次のシーンでは、いかにも日陰の存在らしく、さっさとフレームから消えていくんですよね。これがオトナの仕事というものです。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-02-27 01:29:16)(良:1票)
3.《ネタバレ》 フィリップ・シーモア・ホフマンは当代最高峰の役者の一人だと思っている。彼の遺作となった本作を、多大な喪失感を抱きながら観賞した。
ル・カレ原作らしい重たさと切実な空気の中、ホフマンは身体つきそのままに、どっしりと緩慢に動く。ストレスや苦悩をぜい肉として纏っているかのようだ。部下に指示を出す時の動作や電話を取るしぐさ、おっさんジョークを飛ばす時の表情。バッハマンという一人の人間が完璧に造形されていて、もう私は目が釘付けになった。
「個人」を救いたい女弁護士と、全体像を見据えて国および地域の安全を担保したいバッハマンとは利害が必ずしも一致しない。彼女をアメと鞭で懐柔する時のプロの凄み。そしてプロ同士、すなわちCIAとの一騎打ちも冷ややかに尖っていて見ごたえがある。
物語は「大樹」であるところのCIAにバッハマンは鼻を明かされて終わる。「組織」の非情さと人間への不信感で言葉も出ないラストであった。ここのホフマンの仕事は誰ができるだろう。憤怒に身体を貫かれたようなその後姿。ああ彼がCIAらに一矢報いるような続編が見たいと心から思う。もう叶わない。とても悲しい。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-11-28 18:07:59)(良:1票)
2.《ネタバレ》 スパイというか対テロ活動がテーマなのに劇中で銃の発砲は一回もない、登場人物が誰も死なないし殺されないというある意味変わった作品です。それでいて緊張感が溢れるストーリーテリングは、監督は無名ながらけっこういい腕してるとお見受けいたします。最近ジョン・ル・カレ原作小説の映画化で秀作が続いていますが、あの超地味なル・カレのスパイ小説が欧米では再評価されてきているのでしょうか、いまやすっかり忘れられた存在となったハッタリ屋フレデリック・フォーサイスとは好対照です。とくに映画の前半はこの先どういう展開になるんだろうとハラハラさせられどおしで、これもフィリップ・シーモア・ホフマンの好演のなせる業でしょう。これが彼の遺作とは、ハリウッド映画界にとっても実に痛い損失です。ラストの彼がタクシーの運ちゃんに化けるシークエンスでは、彼の見せる怒りと憔悴が入り交じった表情は70年代のマーロン・ブランドを思い起こさせてくれました。もし長生きしていたら、きっとマーロン・ブランドを超える名優にまで進化していたんじゃないかと思うと、残念でなりません。 最後まで判らなかったのは、“誰よりも狙われた男”とは誰のことだったのかということで、シーモア・ホフマンが演じるギュンターのことなんでしょうか?なんか違う気がしますけど。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-04-02 21:29:54)
1.《ネタバレ》 ある一点を除いて素晴らしい作品。ジョン・ル・カレ原作のスパイ+テロリスト映画なのにドンパチは一切なし。押さえたペースでの情報戦が丹念に描かれてるし、途中で語られるバッハマンのベイルートでの失敗がラストにつながるところなど見事。これが遺作となったフィリップ・シーモア・ホフマン、ロビン・ライト、ウィレム・デフォーはうまいの一言。そして「東ベルリンから来た女」に出てたニーナ・ホス(秘書というかアシスタント)とライナー・ボック(もうひとつの組織の長)は完璧でした。バルバラにはすぐ気づいたけど、シュタージのおっさんは観終わってずいぶん経つまでわからなかった。あ、ちなみに同作品は私的2013ベスト10に入ってます。みんな感情を抑えた演技で、諜報活動に従事してるものたちを表現してましたね。さて、問題の画竜点睛はレイチェル・マクアダムス。まずね、弁護士とはいえ民間人なのだから感情が顔に出る演技してても問題なしなのですが、顔の造作が派手すぎるのね。芝居すべてが極端。ラブコメやアクション作品に出すぎてるのでイメージがつきすぎてるのもマイナス。だいたい、この顔でドイツ人やるのは無理でしょ。作品の基調になってるハンブルクって街の灰色な感じから完全に浮いてて、そこがとても残念。それと、ラストのシークエンスでバッハマンが一旦ヴァンから出て煙草吸うところで、遠景に怪しい動きがストレートに映されてるのも残念でした。ところでリーアム・ニーソンの「アンノウン」観たときも気づいたんだけど、ドイツのタクシー運転手ってかなりラフな格好してんのね、ショーファーという扱いじゃないんだ。 【shintax】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-15 08:25:11)
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【点数情報】
Review人数 |
20人 |
平均点数 |
7.00点 |
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【その他点数情報】
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