みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
9.《ネタバレ》 サスペンスアクションロマンティックコメディー超大作。これだけ色々な要素を詰め込んだ大陸横断鉄道の列車がシカゴへ向けて突っ走る爽快な映画でした。主演のジーンワイルダー、ジルクレイバーグは勿論共演のサスペンスアクションロマンティックコメディー超大作。これだけ色々な要素を詰め込んだ大陸横断鉄道の列車がシカゴへ向けて突っ走る爽快な映画。主演のジーンワイルダー、ジルクレイバーグは勿論、共演のリチャードプライヤーも憎めない泥棒をいい味で好演していました。 シカゴ駅に列車が突入する迫力あるラストシーンはさすがハリウッドといったところでしょうか。軽くいくつかのどんでん返しにスリル満点で笑いもあり、最後まで飽きる事なく楽しめました。 【仁】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-12-08 00:53:17) 8.コメディのセンスとサスペンスのテンポが抜群の大陸横断超娯楽大作。BSでのカットを惜しんでも余りある面白さ。衝撃的なラストが印象に残る。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2017-02-03 23:08:24) 7.《ネタバレ》 今までに観たことのないタイプの誠に稀有な映画。ミックス・ジャンルの傑作として特筆すべき作品。脚本の狙いは明らか。鉄道旅行、恋愛、ミステリー、コメディ、アクション、暴走パニックと、多種のジャンルを融合して、今までにない映画を作ろうという野心が見てとれる。音楽に巨匠ヘンリー・マンシーニを起用し、クライマックスの列車がシカゴ駅に激突する場面で、実物大のセットを使用していることからも映画作りに対するスタッフの熱意と意気込みは十分伝わる。 長距離列車の乗客が偶然死体を目撃したことで、国際的絵画偽造団の陰謀に巻き込まれるという筋書き。 列車紀行情緒から始まり、恋愛、殺人、ミステリー、コメディ、アクション、パニックと様々な要素が加わってくるのは見物である。 基本的に列車内ではシリアス、線路外ではコメディ路線となる。 旅行中の電車の窓に突如死体がぶら下がり、死んだと思われた教授が現れるミステリーな展開はヒッチコックを連想させる。 三度も列車から落っこちては舞い戻るという反復のおかしさは、キートンを連想させる。 美女?との恋愛を絡めたミステリーとアクションは007シリーズを連想させる。かといってパロディではなく、自家薬籠中の物にしているところが手柄だ。 惜しむらくは主人公二人が美男美女でないところ。全体を貫く大きなテーマである恋愛要素が弱くなってしまっているからだ。例えば、アラン・ドロンとイザベル・アジャーニーが主演していたとしたらどうだろうか。映画史に残る怪作になっていたに違いない。 脇役は文句なく素晴らしい。自家飛行機で羊の群れを追い回す中年農婦のぶっ飛びぶり、西部劇マニアの田舎保安官のまぬけぶり、相棒となる車泥棒の黒人の良き人ぶり、コメディ・パートが頑張っている。黒人乗客係やヒッピーたちもいい味を出している。ヒロインは最初こそ積極的だが、その後はずっと受け身で大した活躍もしないのが気になった。 一方、ミステリー・パートはアラが目立つ。陰謀の謎が明らかになり、悪党共の正体が割れるのが早すぎる。もっとサスペンスを持たせるべきだ。偽教授を用意する必要性は感じられない。仮に偽教授が講演をしてもすぐにばれてしまうだろう。列車内で連邦捜査官が殺されているのに捜査されないのが不審だし、肝腎の教授の死体の行方も不明のままだ。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-06-13 01:13:23) 6.《ネタバレ》 あらまーこれはめっけもの。メチャメチャ面白い! おまけに、こんなに列車から落っこちる人も珍しい(苦笑)それでも不屈の闘志wでまた乗り込む主人公に扮するジーン・ワイルダーがすごい。というか脚本を書いた人の発想が凄過ぎ(笑)途中の黒人になりすましてのシーンは面白すぎる(笑)ジル・クレイバーグもすんごく美人!最後の列車駅突入は実撮影?もしそうだとしたらなんとワイルドなことをしたもんですな(そんなことないか、ミニチュアでしょうかね) とーっても面白い本作、意外や意外にお勧めかもしれまセンヨ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-11 10:59:14) 5.良質のコメディ&サスペンス!もちろん、吹替え版がベスト!ジーン・ワイルダーの広川太一郎、ジル・クレイバーグの小原乃莉子が完璧!特に、何度も列車から放り出される時の主人公のセリフは最高です。普通なら「またかよ!」「いい加減にしてくれ!」などのセリフになりそうですが、広川氏のセリフは「まただもの!」洋画に色を与え、本作以上に映画の面白さを伝えた広川氏のご冥福をお祈りします。 【やしき】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-03-11 16:15:50) 4.《ネタバレ》 好きな映画です。全く見るつもりありませんでしたが、時間つぶしで仕方なく田舎の二番館で見たのが最初です。豪華客船の転覆から始まった「パニックもの」=「逃げ場のない空間内でのサスペンスと人間模様」もそろそろ食傷気味になっていた当時、シカゴ駅に列車が突入する部分にのみスポットを当てたようなポスターや宣伝にはまるで興味を示せず、よって予備知識も皆無でありました。ところがどっこい、いい意味でこんなに裏切られた映画も数少なく、以来テレビで放送されると必ず見てしまうようになった作品です。 まず逃げ場の無い空間であるはずの舞台(列車:シルバーストリーク号)からいとも簡単に落ちてしまう!(しかも3回も!!)エーッ?と言う裏切りが実に心地よく、さらにその都度列車に舞い戻るジーン・ワイルダーやリチャード・プライヤーの悪戦苦闘ぶりが可笑しくてたまらないのです。またサボテンのシルエットを前景に置き、夕暮れの中をゆったり横切る列車のロングショットや、おんぼろ複葉機で羊の群れを追い回すところなんかは、しみじみ「映画館で見て良かった~」と思わせる好きなシーンです。サスペンスとしても充分楽しめますし、一級の娯楽作品だと思いますよ。 【ダダ】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-07-22 21:33:04) 3.乗ります、降ります、乗ります、降ります、乗ります、降ります、乗ります、突っ込みます。面白い映画です。確かに広川太一郎吹き替えで見たから面白さアップ..の面はあるかもしれませんが、でもやっぱり面白い。 【あばれて万歳】さん 8点(2003-12-07 00:09:49) 2.「とりあえず誰でも間違いなく楽しめる娯楽映画は?」と聞かれれば、コレが思い浮かぶんですが、どうでしょうか。とにかく人を楽しませることを最重要視して、オモシロそうなことなら何でもぶち込んだ映画、という感じだと思うんですが。 【鱗歌】さん 8点(2003-05-24 21:13:02)(良:1票) 1.長距離列車を舞台にしたサスペンスやアクションは映画の格好の材料だが、それが全編に渡ってとなると案外数えるほども無い。それは例えば「オリエント急行殺人事件」のような原作があるか、そうでなければ余程しっかりとした脚本がなければ一本の映画として成し得ないからだろう。本作はそういう意味で言うと、よく練られた脚本と洗練された演出、そしてH・マンシーニの名人芸のようなスコアの軽快なテンポに乗って、エンターティンメントとして見事なアクション・コメディに仕上がっている。ブレーキがきかない状態で暴走する列車を、本来なら危機一髪でストップさせるところが、この作品では駅構内を破壊して、悲鳴をあげて逃げ惑う群集の真ん前に土煙と共に轟然と姿を現し、やっとの思いで(まるで息絶えた生き物のように)止まるというド迫力のシーンがラストに用意されている。 【ドラえもん】さん 8点(2001-10-26 23:50:49)
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