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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
6.《ネタバレ》 アニメの技術って凄い。MCUの実写作品に真っ向から勝負している。まあ実写映画と言っても大半はCGなので、アニメみたいなものだけど。もう全部これでいいじゃんというくらい映像は素晴らしい。で、そこにコミック寄りの表現が加わり、実写との差別化も出来てる。ただ多くの皆さんが言うとおり、主人公に魅力が無いというのは否めない。みんな大好きピーターパーカーを退けておいて跡継ぎがこの子?と物足りなさ、認めたくない気持ちが発動するのはごもっとも。しかしスパイダーマンというヒーローが目指すのは親愛なる隣人であるし、ピーターパーカーとはどこにでもいるごく普通の、無個性な少年の代名詞なのだから、この段階では問題ないと言える。そしてこの頼りない新人ヒーローを支えるのが、異次元でスパイダーマンとして活動している個性的なキャラクター達だからバランスが取れてるように思う。まさにマルチバースの考え方はアニメとも相性が良く、スパーダーマンノーウェイホームもしこたま感動させられたけど、こちらの方が先にやっていたんだな。 【ちゃか】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-11-19 10:58:38)
5.《ネタバレ》 米国製なのに日本人の自分でもギャグが可笑しい!シナリオがすばらしい。キャラがみな魅力的。映像がすごい。海外では並行宇宙がふつうの素材になっているとはいえ、ここまで豪華にまとめあげると、他の映画で並行宇宙ものを作ることは躊躇するだろうな、と思います。センスオブワンダーとはこんな感じだな、と思いました。 【みみ】さん [3D(吹替)] 8点(2020-01-03 09:55:48)
4.《ネタバレ》 率直に素晴らしいと思いました。
史上最高のスパイダーマン映画と呼ばれるのも、アカデミー賞を受賞したのも納得。
アニメーションにおける、また新たな表現方法を確立させた、と言う感じですね。
いわば、コミックのカラー印刷のポツポツとかズレとかを表現してて、モンタージュとかでも
コミックを表現させて、動いているコミックを見てるような楽しさがあります。
一見してすごく手間がかかってるだろうなと言うのが見て取れる。
そしてユーモアも豊富にあり感心させられる。多次元宇宙というアイデアもまた特筆すべきもので、
スパイダーマンの世界をこれによってぐんと押し拡げる。
表現できる世界観が、それこそマルチバースのようにどんどんと広げられるわけです。
続編が見たいなと思わせるし、そこではまたどんなキャラが登場するのが楽しみになってきます。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-08-29 20:38:56)
3.《ネタバレ》 サム・ライミ版とマーク・ウェブ版を少し見た程度で、
ピーター・パーカーがスパイダーマンになっていく過程もヒロインも違うのだが、
こんなに派生作品があるとは知らなかったし、
「誰もがスパイダーマンになれる」というテーマとして本作はうってつけと言える。
マイルス・モラレスが彼の遺志を継いで本物のスパイダーマンになっていく王道的な物語ながら、
ダメな方のピーター・パーカーを初めとする並行世界のスパイダーマンたちとの邂逅とチームプレイが本作の見どころ。
各々のバックグラウンドは簡潔な説明で済ませて見せ場が少ないながらもキャラが立っており、
物足りなさがある故、個人個人のスピンオフを作って欲しいくらい。
シリアスな物語の中に挟み込まれるユーモアも絶妙で、互いに家族を失った経験を持ち、
譲れないプライドをかけて挑むマイルスと悪党キングピンが激突する展開が熱い。
立体と平面を駆使したアニメーション表現が頭一つどころか頭二つも抜けており、色彩と映像の洪水に圧倒される。
アトラクション映画としてもスパイダーマン映画としても一つの到達点だろう。 【Cinecdocke】さん [3D(吹替)] 8点(2019-04-23 00:28:13)
2.アメコミ映画最盛期の現在において、「スパイダーマン」こそがそのムーブメントの発端だったと思う。
2002年のサム・ライミ監督による「スパイダーマン」の成功を皮切りに、数多のコミックのスーパーヒーローたちが実写化され、それぞれの物語が映画文化の中で綴られてきた。
「スパイダーマン」自体は、この十数年に渡るムーブメントの中で、実に三度リブートされ、いずれも絶妙に異なったキャラクター造形と共に、それぞれが「親愛なる隣人」の魅力的な活躍を描き出してきた。
つまるところ、我々はこの十数年間の中で、知らず知らずのうちに“スパイダーマンたち”が織りなす多元世界を「体験」していたと言えるのではないか。
トビー・マグワイア演じるピーター・パーカーも、アンドリュー・ガーフィールド演じるピーター・パーカーも、トム・ホランド演じるピーター・パーカーも、みなパラレルワールドの中で同時に存在する“スパイダーマン”なのだという認識が今となってはしっくりくる。
無論、各シリーズの映画企画においてそんな相互意識は存在しないのだけれど、結果的に殆ど間髪入れずに製作された三様の「スパイダーマン」シリーズの根底には、この愛すべきスーパーヒーローがそもそも携えていた“多様性”が存在していたのだと思える。
その“多様性”が具現化したものこそ、並行世界(=パラレルワールド)の“スパイダーマンたち”を描くという“アイデア”だったのだろう。
あらゆる領域と世界観を超えて展開されるストーリーテリングが素晴らしい。
それは即ち現実社会においても並行して存在するコミック文化の融合でもあり、様々なアニメーション手法を縦横無尽に行き来するような自由闊達な表現が脳内を駆け巡る。
“ボーダーレス”の実現を掲げ、それ故の軋轢の拡大が止まらない現代社会において、この映画が「表現」するものの価値は大きく、だからこそ今この映画が生まれた理由もよく分かる。
どんなに孤独で苦しい闘いを強いられていたとしても、「一人ではない」ということに気づくだけで、大きな勇気を得られる。そして、声援を送ってくれる「隣人」は必ず存在する。
このクールでセンセーショナルに見えるアニメーション映画が伝えるものは、あまりにも普遍的で熱い真っ直ぐなメッセージだった。 【鉄腕麗人】さん [映画館(吹替)] 8点(2019-03-21 18:31:54)(良:1票)
1.《ネタバレ》 きらめく映像に酔ってしまった。満足。まるで、2001年宇宙の旅のラストを長時間魅せられた感覚。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-03-14 09:34:18)
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【点数情報】
Review人数 |
35人 |
平均点数 |
7.14点 |
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4 | 1 | 2.86% |
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5 | 5 | 14.29% |
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6 | 7 | 20.00% |
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7 | 7 | 20.00% |
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8 | 6 | 17.14% |
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9 | 8 | 22.86% |
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10 | 1 | 2.86% |
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【その他点数情報】
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