みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
10.車載カメラ搭載の迫力あるレース映像に魅入りましたが、結構な長さに「幻の湖」がチラッと浮かび「あんなク〇映画思い出したらアカンがな!」慌てて打ち消しました。シートベルトすら無い命懸けのレーサー達が金の為でなく好きな仕事で一番を目指す生き甲斐の為に奮闘する姿が眩しく映りました。本田宗一郎さんをモデルにした(かな?)ヤムラを演ずるハリウッドデビューの三船敏郎の敗戦国の卑屈さを微塵も感じさせない背筋ピーンと伸びた姿が嬉しい。+1点 エヴァ・マリー・セイント、アドルフォ・チェリの存在感も好感。 ロマンス部分が不必要とは思えませんがもう少し短くて良かったかと思えますが、ジョン・フランケンハイマーの記録映画としても1級の力作です。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 8点(2024-09-07 09:15:32) 9.《ネタバレ》 ストーリー的にはさほど重要とは思えないレースシーンを大幅カットすれば、2時間程度で終わるふつうの作品になっていたかもしれません。しかしムダなレースシーンがふんだんに盛り込まれていることが、この作品の価値を高めている気がします。当方は別にクルマ好きでもF1のファンでもありませんが、いわゆるオンボードカメラの映像は迫力十分。おそらく今より安全対策は二の次だったと思うので、なおさら恐怖感がリアルに伝わってきます。ちょうど花やしきのジェットコースターに乗っているような。 それにストーリーも明快。4者4様の物語が、なかなか興味をそそります。文字どおり命がけで勝負に挑むドライバーにも、それを見守る奥さん(愛人)にも、敬意を抱かずにはいられません。もっさりした部分もありましたが、そこはご愛嬌ということで。 意外だったのはミフネの扱い。欧米映画によくあるように、悪く言えば噛ませ犬的な役回りかと思っていたのですが、最後に大輪を咲かせてくれました。F1界に彗星のように現れた「世界のホンダ」を無視できなかったということでしょうか。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-07-14 02:10:52) 8.《ネタバレ》 人間ドラマ部分がかなり重厚なつくりで面白いのだが、特に前半、ちょっと重厚過ぎて少しダルい(男女のグダグダが小一時間続く)。ただ、レースに命を賭けざるを得ないという重圧を映画で表現するテクニックとしての構成のコンセプトとしては上々で、加えてそこからの後半のレースシーンはどう撮ってるのか知らんが全てモノホンにしか見えない(クラッシュシーンさえも)。F1という題材の王道をゆく映画にして、横綱相撲と言えるほどに出来の良い作品。このジャンルでは随一。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 8点(2019-11-21 22:31:21) 7.《ネタバレ》 AMAZONで鑑賞。大型TVで見直して投稿しました。 BDで出ていたとは知らなかったからほんとは購入すべきだが、「ヤムラさん」を見たくてネット鑑賞。 車両がF3ベースとか、最終イタリアGPでは使っていないバンクで撮影したとか、妙にオネーサマとイチャイチャが多いとか、ヤッパ シネラマね。。。とか、フェラーリとBRMは実名なのになんで「ヤムラ」なんだとか、SMITHの時計式タコメータがシブイとか、、、 いろいろ突っ込み満載ではありますが、長らく日本への配給が止まっていたので久々に見られるのであります。 ストーリーは単純です。ブンブン走っていちゃついて別れたりくっついたりです。が、レース映像は大したものです。よく撮れてます。それだけでも価値があります。 イタリアGPのモンツァのバンク。使用禁止であってもきれいなバンクでしたね。その後の富士のバンクを見てるのでうらやましい限りですね。今はこのバンクは無く、貴重な映像です。 バイクは今の所ヤマハのYDS(みたいなの)が確認できましたが、数台、レジェンダリーなマシンが映っていそうです。 またゆっくり探してみましょう。 ですので「見るべしっ」という意味で8点。 【亜輪蔵】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-08-06 10:46:21) 6.白人の主人公が4人も居ると、普通は誰が誰だかわからなくなってしまうんですが…各々がしっかりキャラ立ちしており、最後は誰が勝つのか手に汗握りました。三船敏郎が日本の若き実業家を好演(モデルは本田宗一郎?)。それも相まってプチ・ワールドカップのように楽しめたのも良かったです。舞台がサーキットだけかと思いきや、ヨーロッパの古い石造りの街並みや、絵画のようなな田園風景、漫画に出てきそうな巨大バンクなどをレーシングカーが疾走する様も絵的に素晴らしい。私のような車の素人にも充分楽しめました。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-11-06 16:40:59) 5.空撮や車載カメラを駆使した圧倒的なレース・シーンが何と言っても見どころ。それも、レースを描くとは言っても「追いつ追われつ」あるいは「時間との勝負」みたいな“アクション”の作品と言うより、走っている「クルマ」そのものを描き、言わばクルマの持つメカニックなカッチョ良さそのものを描いた作品、とでも言いますか。作中で用いられる画面分割の手法ですら、動きや多層性の表現よりも、クルマへのフェティッシュな愛着の表現にしばしば用いられています。で、レースシーンの合間には、レーサーや、レースに関わる人たちの人間模様が描かれ、それは主に男女のイチャイチャあるいはドロドロなので正直どうでもいいのですが(笑)、そこにはまた、体に傷を受けた者もいれば心に傷を受けた者もいて、あるいは戦争に敗れたが再び世界に挑戦しようとする日本人実業家の姿もあって。しかし、いざレースが始まれば、そこにあるのはレースの力学のみ、各自の思いなどと無関係に勝敗が決し、時には生死が決する。と言う訳で、レースとは「お祭り(=非日常)」なんだぜ、どうだ参ったか、という映画ですね、いや参りました。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-04-17 12:29:54) 4.大画面で観たかった・・。なんだろうか、命がけで撮ってる部分もあるからか迫力の質が違った。命の重みと夢ロマン、命がけだからこそかっこいいという生に対する矛盾、ある意味ハードボイルドでかっこいいです。マックイーンになる可能性もあったという話は私も聞いたことがあります、ジェームズ・ガーナーでも満足できますけど、それも観てみたいですね。 【恥部@研】さん 8点(2002-12-11 18:18:33) 3.モータースポーツの栄光の時代を思い起こさせてくれる貴重な作品。何せ葉巻型のフォーミュラーカーがまだ走っていた時代なのだから,それを見るだけでもマニアは感涙ものだろう。やがてアルミハニカムのモノコックになり,現在のカーボンファイバー製のものができると安全性は高まった(最も1994年のF1と近年のCARTの悲劇はやりきれないが・・・)。ディジタルな数値のみが積み上げられていく最近のレースより,やはり男の勝負・博打には,死ぬかもしれないという緊張感がないと・・・と何かに書いてあったが,本作を見てそんなことを想起した。1982年にはドキュメンタリー風の「ウィニング・ラン」なんて作品もあったが(それに伝説のドライバーG・ブィルヌーブを扱った「グッバイ・ヒーロー」も),今後ぜひモータースポーツを扱い,極限の世界に挑む骨太な男のドラマを製作して欲しいのだが・・・・・。 【koshi】さん 8点(2002-01-12 14:54:29) 2.テアトル東京のシネラマで観ないと駄目よ。うち36インチだけど、セコ。この映画に出ていたレーサー、後ほとんどレースで死んだ。車が丈夫になった今と違って昔のレースは本当命がけだったんですね。 【ちょうじ】さん 8点(2001-11-07 14:48:26) 1.初の本格的なスピード・レース映画としての先駆けであり、後続の作品の基礎となった作品でもある。当然こういう種類の作品は珍しさもあって当時大変な話題を呼んだものだし、大画面で観るその迫力や臨場感に度肝を抜かれたものだ。出演者にイブ・モンタンや三船敏郎といった、いかにも渋くて男っぽい俳優を配してあり、その影響が作品そのものにも色濃く出ていたように思う。颯爽と登場した若き日のJ・ガーナーが、一番光り輝いていた頃の作品としても忘れられない作品となった。 【ドラえもん】さん 8点(2001-08-25 16:42:42)
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