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【クチコミ・感想(8点検索)】
1.《ネタバレ》 やっぱり僕は、ローランド・エメリッヒ監督の「馬鹿」がつくほどの超大作が大好物らしい。
中学生の頃に観た「インデペンデンス・デイ」以来のその趣向を改めて思い知った。
Amazon Prime Videoで公開されたこの超大作、ネット上の評価は概ね芳しくないようだけれど、僕は断然「大好き」だった。
タイトルそのままに「月が落ちてくる!」というイントロダクションに嘘偽りは全く無い。
あらゆる科学的考証なんて完全無視するかのごとく、突如として月が地球に迫ってくる。
まさしく読んで字の如しの「天変地異」、映画史上最大クラスの“災害映画”であることは間違いないだろう。
ただし、時代は2022年、今更大仰なディザスタームービーを謳われても、特に日本での劇場集客が難しかったろうことは理解できる。
それこそ同監督の超大作が立て続けに公開された90年代後半ならいざしらず、もはや“地球が崩壊する有様”なんて、特に映画ファンでなくとも見飽きているというもの。
そういう意味では、本作のプロジェクト自体が、安直だったことは否定できないし、日本国内では配信公開となったことは賢明だったとは思う。
が、しかしだ。
前述の通り1996年の「インデペンデンス・デイ(ID4)」に熱狂し、世評の揶揄や嘲笑を感じながらも、「GODZILLA」「デイ・アフター・トゥモロー」「2012」と、一種ジャンル化した超大作ディザスタームービーを楽しんできた世代の映画ファンとして、2022年に観る本作は、ある意味感慨深く、やはり楽しかった。
流石にただの「災害映画」一辺倒のストーリーテリングだとマンネリは避けられないかと思っていたけれど、そこに月にまつわる“都市伝説”と“オカルト的学説”を強引にねじ込み、トンデモSF映画に「昇華」させている。
もちろん、このトンデモ展開を是と捉えるか、否と捉えるかは人それぞれだろうし、きっと多くの人たちは否定するのだろうけれど、SF映画ファンとしてこの強引な展開は非常に好ましかった。
キャスト的にも、長らくファンのハル・ベリーは女優として良い年のとり方をしていると思えるし、パトリック・ウィルソンを主演に配することによる良い意味での“B級映画感”も個人的には好印象。
少ない出演シーンながらドナルド・サザーランド、マイケル・ペーニャと脇役のキャストも意外に豪華だった。(マイケル・ペーニャは最後生きていてほしかったが……)
クライマックスの展開などは、言うまでもなく「ID4」やその他作品の焼き直しだし、既視感は否定できなかったが、それでもド定番な“負け犬たちのワンスアゲイン”展開には胸熱にならざるを得なかった。
もし日本で劇場公開されていたならば“大コケ”は不可避だったのかもしれないけれど、それでも僕はこの馬鹿映画を大スクリーンで観たかった。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-09-04 09:22:47)(良:3票)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
18人 |
平均点数 |
5.44点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 5.56% |
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4 | 3 | 16.67% |
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5 | 6 | 33.33% |
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6 | 4 | 22.22% |
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7 | 3 | 16.67% |
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8 | 1 | 5.56% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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