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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 真夏に季節はずれのクリスマス映画を鑑賞。 1970年、アメリカはボストン近郊の寄宿学校が舞台。冒頭、クリスマス休暇前、浮かれた学生たちでごった返す学校の喧騒がある。学生たちは次々と帰省してゆき、帰り損ねた生徒がたったの数名になる。その後、とうとう問題児が一人取り残され、問題教師と女料理長と合流し、いよいよ (本当の) 本編の始まり・・。ここまでが、ちょっと長い。しかし、段階を踏んだことにより、三人の "取り残された感" がより強調されていた。おまけに、人数が減るたびに、学校がだんだんと広くなり、対象的に人と人との距離は近くなっていくような不思議な感覚があり、そこが狙いだったようにも思う。 ストーリーの根幹は、人生の停滞者たちが、家族以外の出会いによって前進してゆく、、というもので、その描き方は温かくもあり、けっきょく人生は孤独でほろ苦い、、という、実にアレクサンダー・ペイン監督らしい人生賛歌となっている。 なお、及第点の映画として終わりそうな本作であったが、最後のハナムとタリ―の別れの場面が、本作を私にとって特別なものとした。交わした言葉は少ないが、二人の固い握手と、タリ―の後ろ姿を見つめるハナムの表情が、彼らの出会い (の意味) と、これからの人生を雄弁に物語っていた。 思えば、ハナムには子がなく、タリ―には父の不在があった。その背景は、親子ほど歳の離れた二人の関係に深みを与えていたように思う。 クリスマスのお話なので、できれば、コートにマフラーを巻いて映画館を出たかったが、、今回は真夏にしばし心の避暑地に行ってきた、そう思うことにしよう。 【タケノコ】さん [映画館(字幕)] 8点(2024-07-14 12:29:05)
1.《ネタバレ》 12月に見たかった。公開は梅雨の時分で、スコールみたいな大雨の中映画館へ向かった。それでも季節を忘れてゆっくり浸って観ることができたから、映画はやはり映画館で観たい。
雪の降る1970年12月、寄宿学校で、高潔な変わり者の高齢教師、戦争で息子を亡くした学食に勤める黒人女性、両親に悩みを抱える男子生徒の3人が、約2週間のクリスマス休暇を過ごす様子を描いている。
"休暇の監督者ではあるが、生徒たちへくれぐれも人間らしく接するように!"と校長から言い渡されるところから物語が始まるように、彼はかなりズレた教師。
みんなどこか他者を寄せ付けず孤独に過ごしているが、それでも何日間も深く関わるうちに、たくさんの話をする。普段ひとに話さないようなことも。オーナメントの無いクリスマスツリーを用意して、満足気に見せるずれた先生が、だんだんと好ましく思えてくる。
それぞれに隠していたことが明らかになり、知った側がそれを受け入れて心を通わせていく様子にこちらも心が温まった。
この休暇がなければ、彼は人生であんなことを言うことは無かったのだろうと思う。車に乗って学校をあとにした彼のその後も観たい気持ちになった。
生徒が自分のことを話しながら教師に心を開いていく様を見て、グッド・ウィル・ハンティングを思い出した。どんな感想をここに残したのかと辿ったところ、レビューを書いていないことに気づく。殆どの重要なシーンを覚えているくらい大好きな映画だけれど、またいつか見た時に改めてレビューを書きたい。 【SAEKO】さん [映画館(字幕)] 8点(2024-07-14 10:28:40)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
4人 |
平均点数 |
7.25点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 25.00% |
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7 | 1 | 25.00% |
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8 | 2 | 50.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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