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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
4.《ネタバレ》 数年前から鈴木亮平さんにどハマりし、今回このケチな自分がネトフリを契約して観てみました。「シティーハンター」や「キャッツアイ」はまさに世代ですが、マンガの実写化は大抵B級、C級に成り下がるので正直好きではありません。マンガの実写化で成功したのは「海街diary」くらいじゃないかと。すみません、独断です。ちなみに、海街にも亮平さんは出ています。
で、今回はシティーハンター大好き人間、鈴木亮平さんが満を持して出演した作品とのことで、まずB級感はないと思っていました。インタビューを見ると企画段階から参加しているとのことで、初段階では「政治家のスキャンダルをもみ消す」と言う話だったそうで「それは違う。原作に忠実でなければファンは納得しない」と進言されたそう。そうよね、獠ほどの人がそんなちんけな「XYZ」に心震えるわけがない。ビジュアル的には、やはり2次元イケメンと生身の人間では同じにはならないけど、ご本人がこだわった「獠ライン」を見事に作り出していました。元々頬骨は高めの人だけど、頬から顎にかけて「だけ」落とすって、何をしたらあんな顔だちになるのだろう。原作はかなり前のものだけど、それをしっかり現代の新宿に落とし込み、サブカルも取り入れて無理のない設定になっていました。ちなみに、原作はアニメを少し観た程度でマンガは知りません。槇村が亡くなるシーンでは、原作では香はいなかったそうですが2時間弱の枠内に収めるには、そこに香を立たせ、獠と親しくなる工程を作り上げたとのこと。あのシーンはどうしても雨の存在が必須で、スプリンクラーを利用したんだとか。やはり制作側に愛があると、おのずと作品のクオリティは上がります。コスプレ会場の蠍との一戦はどうしてもマンガ感が抜けませんが、そこを考えてのコスプレ設定だったのかなと。あと、くるみ役の彼女。演技がんばっていたと思いました。今日日(きょうび)グラビアアイドルもお芝居ができないと生き残れないですからね。
まぁそんな細かいことは抜きにして、これは鈴木”冴羽獠”のかっこいいアクションを愛でる作品だと思います。ラストのクマちゃんとの対決は長尺で、ちょっと飽きましたけど。いやでも、目を閉じて銃をバラす、組み立てるを何度も練習しただけあってマガジンを同時に2本差し、両手で「ガチャッ」と構えるシーンは悶絶ものでした。俳優とは、できそうにないことを体現する仕事なんだと思いました。自分があれを試して、できるとは思えない。鈴木さんと言えばどうしても肉体美とか、体重の増減ばかり言われますが、他の方も書いている通り、ところどころ発声が神谷さんなんですよね。特にラストの「香ぃ~~」の声。ファンと、自身の作品へのリスペクトを感じました。2作目あるのかわからないけど、亮平さんとて人間なので早めに作らないと体力的に大変かも知れないと余計なことも考えました。森田望智さんもかわいらしく、作品世界を知らない世代なのにしっくりはまり込んでいて、原作を研究されたんだなぁと感心しました。それにしても、ほぼ無名だった頃の亮平さん。あの「ガッチャマン」に出てるんですよね…彼の性格を考えたら、あれはあれで一生懸命だったはずですが。作品に対する思いで、こんなに差が出るんだな。制作者の気持ちって大事だなって思いました。 【mila】さん [インターネット(邦画)] 8点(2025-03-23 12:00:48)★《新規》★
3.懐かしいと思う世代も、新しいと思う世代も楽しめそう。満を持して、というのが大げさではなかった! 【HRM36】さん [インターネット(邦画)] 8点(2024-08-17 13:31:37)
2.体現している人物が「冴羽獠」であることを信じて疑わせない鈴木亮平は、奇跡的ですらあった。それは、一般的な漫画の映画化作品における“忠実”とは一線を画していると言っていいくらいに、正真正銘の“実写化”だった。
何がスゴいって、漫画版、アニメ版の両方世界観における「冴羽獠」という架空のキャラクターを統合して一つの人格の中で表現していることだ。
男性でも惚れ惚れするしか無い肉体美を惜しげもなく披露したかと思えば、その“ほぼ全裸”状態のまま、ちょける、はじける。
普通、漫画やアニメの世界のテンションのまま実写版でふざけても、大体の場合は白けるし、失笑を避けられない。
けれど鈴木亮平の“獠ちゃん”は、漫画世界のキャラクター性とテンションそのままに、現実描写を成立させてしまっている。更に驚いたのは、ちょけたシーンの声色がアニメ版の声優・神谷明のそれにそっくりだったことだ。
そこには、実写版を観ていながら、アニメ版や漫画世界の境界線を超えて、三様の「シティーハンター」の世界線が入り混じり、違和感なく共存しているような感覚があった。
無論、真に迫っていたのはコメディシーンばかりではない。
説得力を伴った身体能力による格闘シーンもガンアクションも、世界最高のプロスイーパーである“シティーハンター”を過不足なくクリエイトしていた。
苛烈な過去を背負っている裏社会No.1のスイーパーが醸し出すハードボイルドと、“もっこり”がトレードマークの新宿の種馬という、あまりにも相反する両面のキャラクターを持つ主人公を、これほどまでに説得力を持って演じきれたのは、鈴木亮平という俳優自身が演じてきた役柄の振れ幅の広さに起因するだろう。
「HK 変態仮面」でお下劣なヒーローを演じたかと思えば、「孤狼の血 LEVEL2」では鬼畜の最凶ヤクザを狂気のままに演じきる。彼自身インタビューで語っていた通り、これまで決して型にはまることなくありとあらゆるキャラクターを演じきたことが、本作において圧倒的な説得力を伴った「冴羽獠」に繋がったことは明らかだ。
また「シティーハンター」という作品において、主人公と並んで重要度を持つヒロインであり相棒である「槇村香」を演じた森田望智も素晴らしかったと思う。
彼女は世代的に「シティーハンター」を知らなかったと言うが、おそらくはしっかりと原作やアニメを叩き込んで撮影に臨んだのだろう。ボーイッシュなビジュアルの再現はもちろん、重い荷物を担ぐ仕草だったり、ラストのジャケット&ジーンズ姿のフォルムに至るまで、こちらも鈴木亮平同様に細部に至るまで完璧に「香」を体現していた。
現在放映中の朝ドラ「虎に翼」でも印象的な役柄を好演しており、一躍いま最注目の女優の一人となっている。
兎にも角にも、過去最高に原作愛、アニメ愛に溢れた見事な実写化作品だ。
80年代生まれの生粋の原作ファンとして、ここまでのクリエイティブを見せてくれれば、もう文句は言えない。
まあ唯一注文をつけるとするならば、ラストかエンドクレジット後のカットで、“ラスボス”である「海原神」の存在をシルエット程度でいいので匂わしてほしかった。
要は、それくらい「続編」の存在を明示してほしかったということ。“海坊主”、“ミック・エンジェル”、この実写化で観たいキャラクターはまだまだ沢山いる。自信と確信を持ってシリーズ化してほしい。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(邦画)] 8点(2024-06-02 18:33:31)
1.《ネタバレ》 少年ジャンプ連載時、TVアニメ放映時はいずれもリアタイで夢中になり、実写版はいかがなものかと鑑賞。ちなみに、ジャッキー版とフランス版、韓国TVM版は未見です。
何はともあれ鈴木亮平さんの冴羽リョウが最高です。アクションのキレ、変態仮面を彷彿とさせる下ネタのキレ、肉体改造ぶり、どこを取ってもハマリ役だと思います。観賞前は顔立ちがちょっと違うかな?とか思っていましたが、いやいやそんなことは全くありませんね。ものの見事に役になり切り、その結果として風貌まで付いて来てる感じです。良い役者さんだなぁと再認識。
香役の森田望智さんも良い感じ。こちらも観賞前はちょっとイメージ違うかなと思っていたのですが、彼女の演技力の幅を知りました。同じくハマり役ですね。脇を固める俳優陣も納得のキャスティングでした。
プロット的には邦画サスペンスあるある的な感じでもあり、人間を超人化する薬剤だなんて何だか最近の海外ドラマで既視感あるかもとか思えたりもしましたが、一話完結の作品としては十分見応えあり。ただ、もし続編があるのであればこの延長線上ではない方が良いかなとも思えたりして。
観終わって素直に「面白かった~♪」と晴れやかな気分にさせてくれる作品に8点献上します。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(邦画)] 8点(2024-05-14 11:24:27)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
9人 |
平均点数 |
7.11点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 3 | 33.33% |
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7 | 2 | 22.22% |
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8 | 4 | 44.44% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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