みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
25.生まれる前の作品なのですが、この頃のセル画作画、懐かしさが感じられて好きです。 そのノスタルジー感と作中の幻想的な世界観がマッチして楽しめました。 【Donatello】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-07-20 17:30:53) 24.《ネタバレ》 ずっと続いて欲しい夢の中の世界。まるで、マンガの世界。記憶の中の自分の世界。 精神の中の世界。自己の世界・・・・いろいろ考えられる面白い世界。 【cogito】さん [映画館(邦画)] 8点(2016-05-30 21:02:39) 23.《ネタバレ》 ある一日が繰り返される不条理、という題材は他作品(三崎亜紀氏の小説)でも触れたことがある。まさか84年にうる星のキャラですでに発表されていたとは。後年読了した小説の方はシリアスな現実感がずっしりと腹に溜まる感じだったけれど、アニメはなんといっても“うる星”なので暗くはならないのね。あたるの「それがどーしたのよ」的ないいかげん主義とラムの「毎日が幸せ」がベースになった現状では、さくらと面堂だけが真面目になってもからーっと明るい不条理だ。 画が凄い。映画の奥行きを活かした画の巧みさ。真実を知るさくらのこちらを見据えるアップ(ここ長い。びびった)、忍が入り込んだ鈴の重なる迷宮場面の陶酔感。飛行機でみるみる宇宙空間まで昇って知る、この世の(フザケた)全貌が現われるさまはまるでカメラで撮ったかのようななめらかな動き。当時のアニメとして最高の技術をふんだんに盛り込んだ画の力が、押井哲学ともいうべき難解なテーマに説得力を持たせ、かつうる星ファンをも納得させる作品にしていると思う。 【tottoko】さん [DVD(邦画)] 8点(2015-02-15 23:54:47) 22.《ネタバレ》 如何に以後の映画・アニメ・漫画・小説に多大な影響を与えたかが良く分かる偉大な作品。胡蝶の夢を引用し自己存在についての映画を子ども向けとして作ってしまうあたり、本当に押井守は天才だったんだと思います。個人的にタクシーでサクラ先生に夢邪鬼が時間の哲学を語るシーンがとても好き。人間の理屈を超えた理論が非常に恐ろしくも惹かれてしまう。「第三の男」のオーソン・ウェルズが観覧車で悪の哲学を語るシーンに似たものを感じます。 【民朗】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-01-21 19:40:19) 21.《ネタバレ》 うる星やつらは元々好きなんですが、映画シリーズの中ではこれが一番好きです。子供の頃に見たときは、自分もどこか異次元の世界を旅して戻ってきたような気持ちになったことを今でも良く覚えています。子供時代から数えると、おそらく十数回は観ているかもしれません。うる星やつらの中でも、この作品はある種独特ですね。大好きです。 【civi】さん [地上波(邦画)] 8点(2010-04-18 10:55:01) 20.この映画のストーリーは、うる星やつらのキャラがあってこそ面白いと思えたのだと思う。 シュールで退廃的な世界なんだが、キャラクターが妙に朗らかにしてくれるし、楽観的に観させてくれる。 原作から大分遠いところまで離れてしまったように感じる人もいるかもしれないが、押井守とうる星やつらのコラボレーションだと思って、両者のぶつかり具合を純粋に楽しんで欲しい。 【タックスマン4】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-02-10 01:47:58) 19.《ネタバレ》 ドタバタコメディコミック原作の映画版。他の方もおっしゃっていますが、能天気な原作を使って、ある意味こういう深いテーマを扱っていることが勝因だと思います。ギャップが絶妙ですね。荘子の『胡蝶の夢』までが引用されて語られる、夢と現実の境界の曖昧さ。それでいて、おなじみのキャラがドタバタしてくれているので、重くなりすぎず、エンタメ的にも充分に楽しめました。夢の世界がつくられた動機も、せつなくていいですね。ひとりの強い想いが世界を変えていくという設定は、『涼宮ハルヒ~』なんかと通ずるものがあると思いました。めまぐるしく変わる映像も、夢という幻想的な世界を構築するのに一役買っていると思います。惜しむらくは、みんなが夢の世界を楽しみ過ぎている事ですかね。現実に戻ってくる必然性があまり感じられませんでした。永遠に続く世界の恐怖、のようなものが語られるシーンなんかがあれば、もう少し納得できたと思うんですが、ああいう世界を目の当たりにすると、やはり当事者は満足してしまうものなんでしょうかね…? ともかく、アニメという枠を越えて、後世に伝えたい名作であると思います。 【hum7en-j%:?#?】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-07-23 18:26:57) 18.本当に好き勝手やって暴れてる、あの時代が伝わってきます。 逆に言うと、あの時代の若者達が当時の大人が作り上げたバブルの中で、どれだけ閉塞感を味わってはけ口を求めていたのか、よく伝わってきます。これがこの時代の反抗の仕方だったと思います。良き意味でのはけ口を体現した作品として、歴史に残ると思います。 【どっぐす】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-07-18 23:16:08) 17.《ネタバレ》 原作モノでなかったら、ホントに歴史に残る傑作になったのでしょうが、濃いキャラクタにひきずらててしまって、少し余計なシーンが混じってしまったのが残念です。しかし、それにしても、喫茶店での温泉マークの告白シーンや、雨の夜の下校シーンなど、独創的な演出がこれでもかと用意されているので、何度観ても楽しめます。 【かねたたき】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-08-18 15:00:07) 16.《ネタバレ》 テレビシリーズにはないダークさで、夢の中の怖さと美しさを見事に再現してる。夏休みにテレビで見たんだと思うが、シリーズ中なぜか唯一心に残っていた作品で、けだるい暑さの中で白昼夢の中にいるようなシチュエーションが余計そうさせたのだと思う。いつものドタバタさも、この映画では何か深い味があるように思える。「矛盾」とか「無邪気」とは時にゾッとするような怖さがある。 【餅】さん [地上波(邦画)] 8点(2007-05-30 12:55:41) 15.《ネタバレ》 勝因は「ドタバタコメディな原作でコレをやった」ってことでしょう。「夢に生きるか?現実に生きるか?」っていうのは「オトナ帝国」でも「バニラスカイ(オープンユアアイズか)」でもやってるんだけど(まあこちらのほうが早いわけですが僕が先にそっちを観てしまったから)、「うる星やつら」っていう年をとらない漫画をベースにしてるんで、………なんつーか…もともと夢の中で生活してた人たちなわけじゃない?ラムちゃんたちは。言葉にできないんだけど、そういう部分もこの映画のクリティカルヒット度を高めていると思う。「あはははは、あはははは」って感じの少し気がひけるんだけど楽しいから許すっていう感覚を上手く表現していると思います。麻薬性っていうのかな。学校が舞台っていうのも…こう…ワンダーランドチックでいいじゃない。楽しかったのに有限であった時代…。ああ、もう。何言ってるんだろ、わかんね。 【ようすけ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-09 07:13:51)(良:1票) 14.ある小説の一説にこんなのがあります。登場人物の子供の台詞で、「僕が神様ならもっと素敵な世界を作る。この世界と同じように僕とパパとママがいて、でも誰も年をとらなくて、永遠に幸せでいられる世界にするよ」なんてちょっと切ないことを言うんです。就職活動を間近に控えた大学生の僕自身も、いつまでも楽しい時間が続けばいいと願う気持ちはわかります。でも楽しいだけの理想郷は空虚で、たとえ辛いことがあるとしても現実の世界の方がいい。虚ろな理想世界と過酷な現実世界のどちらを選ぶか、というテーマは「エヴァ」や村上春樹の『海辺のカフカ』を先取りしています。この映画が公開された年は自分が生まれた次の年。そんな時代にこれだけ先鋭的な作品があったと知って驚きました。 【no one】さん 8点(2004-12-26 06:42:31)(良:1票) 13.《ネタバレ》 うる星やつらの映画の中では一番面白い作品。突然起きた不可思議な事件の謎、いつものうる星メンバーとそのギャグ、夏の季節感、それらが上手くミックスされていて、観てる側もその世界に引き込まれる。事件の引き金となった彼女の夢は純粋であるがゆえに美しくもあるが残酷でもある。夢を扱った夢のある作品ではあるが、ある意味深く考えさせられた。 【くうふく】さん 8点(2004-07-21 13:51:05)(良:1票) 12.客観的にみた「うる星やつら」と監督の感性が出ていて好きな作品です。今思えばTVシリーズを毎週観ていた自分も良く飽きずにあのドタバタを好んで観ていたなと思いますが、登場人物も良く飽きずに毎週ドタバタしていたなと、20代になって気付いた名作ですね。 【tomomi】さん 8点(2004-02-20 16:22:44) 11.1作目とうってかわって押井ワールド全開の第2作。 当時、原作フアンの知人には押井うる星が嫌いという人が何人かいて、曰く 「うる星ってのはあくまでドライで軽いのがウリなのに、押井ものはウエットで思弁的にすぎる。」と。 このあたり「あんなのルパンじゃない」と「宮崎カリ城」を否定するルパンフアンと構図的に似ているところ。 宮崎ルパンも押井うる星も、「こっちでなくては」という熱烈フアンがいるのもまた確かで、 結局映画化する際に原作に100%忠実な映画化を狙うのでなければ映像作家の作家性が 加わることは避けては通れないところだし、そもそも原作にあまりに忠実に映画化するのは 「映像化の意味ないじゃん」という当然の問題が発生するわけだから、全然これでいいわけだ。 そもそも、ほとんどの原作付き映画は原作フアンから「歯牙にもかけない」ような扱いをうけることが多いことを考えると、 アンチからもそれなりに意識された発言をされる宮崎、押井はやはりたいしたものなんだろうなぁ。とも思うのである。(今回なんか偉そうな書きっぷりになった..) 【あばれて万歳】さん 8点(2004-02-05 15:51:37) 10.押井らしいひねた作品。でも、うる星のパラレルっぽさが良く描かれていている。 【ロカホリ】さん 8点(2003-09-19 02:18:03) 9.《ネタバレ》 見ていてチョット不思議な感じがしました。本当にこんな事があったら恐いな~と。やっぱりラムちゃんは可愛いですねぇ♪ 【マクフライ】さん 8点(2003-07-09 22:58:59) 8.子どもの頃に楽しいアニメなんだと信じこんで見ていたので、一晩で世界が廃墟みたいになった時点で「え!?」となった。途中、サクラが現実では3階建の校舎が今は4階建、みたいなことを言うけど、ラストシーン、夢から覚めたはずなのに校舎は2階建てだった覚えがある。「実は全然終わってないんじゃ…?」ちょっとゾっとしました。その記憶が確かなら、深いし怖い作品だったと思う。 【はるふ】さん 8点(2003-06-15 10:26:30) 7.「ここにはラムがおらんではないか」の、台詞がいい。欲深い男だ。諸星あたる。監督お得意の「現実と虚構の狭間でウニウニ」な世界観。もはや、お家芸。 【aksweet】さん [映画館(字幕)] 8点(2003-05-18 20:07:33) 6.見た後なんともいえない気分になります 【ガチョピン】さん 8点(2003-04-30 22:20:14)
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