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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
3.《ネタバレ》 画面がカラフルでとてもかわいいです。幸せな気分になりそうな配色です。
でもそれは目くらまし。これはすごく巧みな脚本です。唸らされる。
この予定調和の無さ加減といったら、爽快です。期待を裏切り続ける展開は見事。
始めは息子可愛さに大目に見ていた母親のほうが、退学後は手のひらを返したように冷たくなるとか、会社をクビになった父親のほうが妙におおらかになったりだとか。
ここに描かれているのは「子供だから許される」ということのないむき出しの世間です。日本やアメリカでは有りえないでしょう。
そして親たちの態度がとても奇妙だと思いました。ここの親は、ちょっと見にはフランス人らしく子供も一人前扱いして主義主張を尊重しているのかのように見えますが、実は全然まともに子供を相手にしていません。子供のすることはひたすら受け流しているみたい。カウンセラーもそうです。
リュドの奇異な言動に対して、「ああもう」とかいう「個人的な反応」をするだけで、フォローというものが全然ないですね。やりっぱなし、という感じ。
フランスではこれが普通なんでしょうかね。それとも意図的なものでしょうか。
ラストはグズグズになってしまい、残念です。大人になったリュドの近況で終わればよかったのではないでしょうか。完全なニューハーフとして生きる「彼女」の。
ともあれなかなか面白く見られます。リュド役の子のふてぶてしさには苦笑しますが、だから「虐待」というふうに見えないのかもしれません。隠れた良作です。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-03-15 17:15:24)
2.《ネタバレ》 コミュニティーから異分子が出た事に対する回りの拒否反応にリアリティがあり、それに付随する家族の反応なども非常に良くできており、人間のエゴが率直に出ていた良い作品だと思う。あのコミュニティーの過剰反応はキリスト教国ならではの拒絶感もあるのではなかろうか。最後、母親が正気を取り戻しパーティーが再開されたが、またこの家族は自分の子が特殊なのを知られ引っ越していくのだろうかと視聴者が心配をしてしまうような終わり方で終わらせており、啓発としての効果も上げているのかもしれない。 【雀返し】さん 8点(2004-11-11 05:35:06)
1.深い映画だなと思いました。親も周囲の人も酷いなと思いつつも、現実世界もこうだったり、もっときつかったりするんじゃないだろうかと思いました。 【無雲】さん 8点(2003-12-01 01:27:05)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
27人 |
平均点数 |
6.33点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 3.70% |
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3 | 1 | 3.70% |
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4 | 2 | 7.41% |
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5 | 5 | 18.52% |
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6 | 4 | 14.81% |
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7 | 8 | 29.63% |
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8 | 3 | 11.11% |
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9 | 1 | 3.70% |
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10 | 2 | 7.41% |
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【その他点数情報】
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