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【クチコミ・感想(8点検索)】
6.《ネタバレ》 美しい映画だった。ジュリー・テイマーの視覚センスに脱帽。絵画を映像の中にあてはめるなんて、今の時代、CGで簡単にできてしまうことなんだろうけど、それをここまでセンスよく処理してしまうのはさすがだ。画家本人が描かれた自画像から画家本人が浮かび上がり、それがそのまま画家の心象風景につながる。今作は事故によって障害を負ってしまった女性の話だが、テイマーは前作『タイタス』でも手を切り取られてしまった女性を描いている。「不完全な肢体」というのは彼女にとってひとつのテーマとなっているのだろうか。シェイクスピアという素材に縛られていまひとつ身動き取れていなかった前作と比べると、この作品では、テイマーの自由な発想が束縛されずに羽ばたいていて、その分伸び伸びとした映像になっている。
あと、やはり、アカデミーとった音楽は特筆しておくべきかな。メキシコ音楽ってのは全然未知の世界だけど、とにかくいい雰囲気を出していた。 【いのうえ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-10-17 05:26:47)
5.《ネタバレ》 いつも怒ってるような、つながり眉毛と、ツンとした唇のフリーダの顔が印象的でした。
あんなに痛そうな絵なのに、描いている本人は、煙草をふかしながらだったり、
どこかそういう痛さとか辛さとか、絵の中に突き放しているように見えました。
これじゃぁ、ディエゴが離れられなかったのも、無理はないなと。
子どもを流産した後に描いた絵を、ディエゴが膝に抱いて、泣いていたのが印象的でした。 【mogu】さん 8点(2004-08-08 23:25:25)
4.フリーダの絵をはじめてみたとき、どのような精神状態でこの絵を描いたのかと考えた。その答えをこの映画に見たような気がする。映像、衣装ともに美しく、その中にかいま見るフリーダの深い悲しみや生きることへの情熱を感じることが出来る。 【terurinQ】さん 8点(2004-04-17 17:19:25)
3.フリーダ・カーロの自画像を観てギョッとしない人はいないだろう。自分の全身に釘が刺さった絵を描くような、慟哭の画家だ。彼女にとても興味を持っていたのでこの映画は前々から楽しみだった。全体的には、自らの痛みを表現する彼女の情熱よりも、夫ディエゴを想う女としての色合いを強く感じ、もっともっと沢山の作品と人生を絡めて紹介して欲しかったと思う。しかし、のっけから画面に溢れるビビッドな色や音楽は、なじみの薄いメキシコという国に強烈なイメージを持たせ、メキシコを一番行ってみたい国に昇格させた。時折入るアニメーションのシーンなども上手な使い方だと思う。そしてサルマ・ハエックは情熱の人を見事に演じていた。本人も感無量なのではないかな。 【のはら】さん 8点(2004-04-07 19:03:50)
2.《ネタバレ》 映画を見ている最中つながりそうな眉に心を奪われました。(笑)映画の実写が、絵に移行して行ったりする場面がすきでした。絵画展も行きましたがなかなかいい。ベットで運ばれて行くシーンがラストの展覧会に運ばれて行くシーンを結ばれるとは思わなかった。 【rika】さん 8点(2003-10-22 03:13:29)
1.「デスペラード」ではごくごく普通のヒロイン役をやっていた サルマ・ハエックの演技が素晴らしくて、特に女性は感情移入できると思う。フリーダ・カーロの作品は一見個性的だが、それぞれの作品と彼女の心境をうまくマッチさせていた。音楽も素敵だし、衣装も素敵。最後はボロ泣きでした。脇役豪華~!! 【いざ、ベガス】さん 8点(2003-10-12 22:46:37)
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【点数情報】
Review人数 |
37人 |
平均点数 |
6.54点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 2.70% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 2.70% |
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5 | 6 | 16.22% |
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6 | 10 | 27.03% |
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7 | 10 | 27.03% |
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8 | 6 | 16.22% |
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9 | 2 | 5.41% |
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10 | 1 | 2.70% |
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【その他点数情報】
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