みんなのシネマレビュー

舞踏会の手帖

Christine
(Un carnet de bal)
1937年【仏】 上映時間:130分
ドラマモノクロ映画
[ブトウカイノテチョウ]
新規登録(2003-10-18)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2015-06-05)【ESPERANZA】さん


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監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
キャストアリ・ボール(男優)アラン
マリー・ベル(女優)クリスティーヌ
ピエール・ブランシャール(男優)ティエリー
フェルナンデル(男優)ファビアン
ルイ・ジューヴェ(男優)ピエール
レイミュ(男優)フランソワ
フランソワーズ・ロゼー(女優)ジョルジュの母
ロベール・リナン(男優)ジャック
シルヴィー(女優)ギャビー
ピエール・アルコヴェー(男優)
脚本アンリ・ジャンソン
ジュリアン・デュヴィヴィエ
音楽モーリス・ジョーベール
作曲モーリス・ジョーベールValse Grise
撮影ミシェル・ケルベ
フィリップ・アゴスティーニ
ピエール・ルヴァン
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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5.《ネタバレ》 夫に先立たれた未亡人がかつて初めての舞踏会で踊った男性たちを思い出しながら訪ね歩いていくって、勝手に彼らの生活をかき乱しているようにも見えてしまう本作。 ですが初っ端から「息子を失って以来時が止まってしまった母親」というかなりハードな展開を見せつけてくれるのでこの先こんな感じで進んでいくかと思えば、途中に市長になった男性などはフランス特有のコメディ作品を見ているような展開だったり、山に恋した男性はこれまたおフランス産の恋愛ものを見ている感じで、エピソードそれぞれが違った毛色の演出ゆえかなかなか飽きずに観ることができました。 ラストの展開は唐突すぎて「俺、カット版でも観てしまったのか?」と思いましたがどうやらそうではないようで(笑) ただそれ以前のエピソードで「16歳の少女」を登場させたり、ラストの「初舞踏会」のくだりなどなかなか粋な展開があってよかったです。 クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 8点(2021-10-11 20:07:40)

4.一つ一つのエピソードが変化に富んでいて味わい深く印象に残る映画だった。ジョルジュの母親を含め20年ぶりに再会した相手が個性的で名優の集まりにも思える。Valse Grise(灰色のワルツ)のメロディーがいつまでもこころに残る。 ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 8点(2015-06-02 20:57:47)

3.もう会わなければよかった、っていうのはちょっと考えてみれば誰にだって分かることなんですが、でも相も変わらず人間は同じ間違いを延々と繰り返し続けています。もっともその落胆を通して人間は(ようやく)新しい人生へと脱皮できるというのもまた真実です。まあ、すべての人がそうできるわけではないんですが・・・ きのう来た人さん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-16 05:51:16)

2.《ネタバレ》 2005年、最後の最後に素晴らしいものを観させて頂きました。これはもう兎に角美しいとしか言いようがない…。他の作品のレビューでも「美しい」を連発しているけど、この作品に限ってはそれ以外言葉が見つからない。優雅なオープニングから舞踏会での乱舞、灰色のワルツの曲、そして極め付けは主演のマリー・ベルの容姿。てっきりもっと頻繁に舞踏会が出てくる映画かと思いきや、実際は過去に舞踏会で踊った相手の亡霊を探しに行くという(中には本当に亡霊になっている人もいたりして)なかなか倒錯したストーリーではありますが、過去に思いを馳せる登場人物たちの心情が丁寧に描かれていて良かったです。また中盤の『第三の男』を彷彿とさせるような印象的なカメラワークも、その場の不穏な空気を駆り立てていて効果的でした。ラストは一瞬何が起きたのか分からなかったけど、巨匠デュヴィヴィエの卓越した演出センスを感じさせます。9点に近い8点。 かんたーたさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-29 14:26:15)

1.いやいや、深い映画ですコレ!面白かった~!!現実って残酷ですね。これって結構男性の方はドキッとするんじゃないでしょうか(現にウチの父がそうだったみたいなので)でも私は学生なので、もしかしたらこの映画の本当の良さをこれっぽっちも理解出来ていないのかもしれません。また年を取ったら観てみたいと思います☆ Ronnyさん 8点(2004-05-19 23:37:15)

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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 7.06点
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6527.78% line
7527.78% line
8527.78% line
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