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ブギーナイツ

Boogie Nights
1997年【米】 上映時間:155分
ドラマ
[ブギーナイツ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-12-10)【イニシャルK】さん
公開開始日(1998-10-10)


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監督ポール・トーマス・アンダーソン
演出ロン・ジェレミー(SEXシーン監修)
キャストマーク・ウォールバーグ(男優)エディ・アダムス / ダーク・ディグラー
バート・レイノルズ(男優)ジャック・ホーナー
ジョン・C・ライリー(男優)リード・ロスチャイルド
ジュリアン・ムーア(女優)アンバー・ウェイブス
ヘザー・グレアム(女優)ローラーガール
ドン・チードル(男優)バック・スウォープ
ルイス・ガスマン(男優)モーリス・TT・ロドリゲス
フィリップ・シーモア・ホフマン(男優)スコッティ・J
ウィリアム・H・メイシー(男優)リトル・ビル
トーマス・ジェーン(男優)トッド・パーカー
メローラ・ウォルターズ(女優)ジェシー・ヴィンセント
リッキー・ジェイ(男優)カート・ロングジョン
アルフレッド・モリーナ(男優)ジャクソン
フィリップ・ベイカー・ホール(男優)フロイド
ロバート・ダウニー(男優)スタジオ・マネージャー
ジョアンナ・グリーソン(女優)
松本保典エディ・アダムス / ダーク・ディグラー(日本語吹き替え版)
有本欽隆ジャック・ホーナー(日本語吹き替え版)
山像かおりアンバー・ウェイブス(日本語吹き替え版)
三石琴乃ローラーガール(日本語吹き替え版)
古澤徹リード・ロスチャイルド(日本語吹き替え版)
佐久田修バック・スウォープ(日本語吹き替え版)
高宮俊介モーリス・TT・ロドリゲス(日本語吹き替え版)
長島雄一スコッティ・J(日本語吹き替え版)
石井隆夫リトル・ビル(日本語吹き替え版)
牛山茂トッド・パーカー(日本語吹き替え版)
斎藤志郎カート・ロングジョン(日本語吹き替え版)
藤本譲フロイド(日本語吹き替え版)
本田貴子(日本語吹き替え版)
佐藤しのぶ【声優】(日本語吹き替え版)
古田信幸(日本語吹き替え版)
寺内よりえ(日本語吹き替え版)
仲野裕(日本語吹き替え版)
吉田孝(声優)(日本語吹き替え版)
喜田あゆ美(日本語吹き替え版)
くればやしたくみ(日本語吹き替え版)
脚本ポール・トーマス・アンダーソン
音楽ポール・トーマス・アンダーソン(エクゼクティブ・ミュージック・スーパーバイザー)(ノンクレジット)
挿入曲リック・スプリングフィールド"Jessie's Girl"
ザ・ビーチ・ボーイズ"God Only Knows"
撮影ロバート・エルスウィット
製作ポール・トーマス・アンダーソン
ロイド・レヴィン
ダニエル・ルピ(共同製作)
ジョアン・セラー
ニュー・ライン・シネマ(共同製作)
製作総指揮ローレンス・ゴードン
マイケル・デ・ルカ(共同製作総指揮)
リン・ハリス(共同製作総指揮)
配給ギャガ・コミュニケーションズ
特殊メイクロバート・カーツマン
グレゴリー・ニコテロ
ハワード・バーガー(特殊メイク効果・スーパーバイザー)
衣装マーク・ブリッジス[衣装]
編集ディラン・ティチェナー
その他ダニエル・ルピ(ユニット・プロダクション・マネージャー)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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21.《ネタバレ》 下衆な話=ハードコアポルノを、青春映画に昇華させた腕前に拍手。なぜか、ほろ苦い思い出になる映画 にけさん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-26 21:58:31)

20.《ネタバレ》 PTAが若干26歳だった頃に撮ったポルノ業界を描いた群像劇。単なる70年代から80年代にかけて移り変わるポルノ業界を描いているように見せておきながら、各場面でいとも簡単なように挟まれる超絶的な撮影のテクニックについ目がいってしまいます。 PTAはそもそも長回しが得意な監督なのですが、本作ではそのテクニックを特に執拗に披露していて、まずオープニングから唸らされる。「Boogie Nights」とショッキングピンクのネオンサインが画面に映ったかと思うと、カメラが街の通りを縦横無尽に動き回り、そのままあるクラブに入っていく。カメラはこの群像劇の登場人物たちの個性を映し出しながら進んでいき、やっと主役のダーク・ディグラーの顔をアップにカットが切り替わる。ここまで約4分間、一度もカットを切らずに撮っている。クラブでは少なくとも50人近い人が動き回っており、その演技のタイミングのコントロールは大変難しいことであると想像するのは難しくありません。 その後のプールでのパーティーの場面も同様。今度はカメラが水中に突っ込んだりする。もうムチャクチャ。でも物凄いテクニック。当時の流行した音楽をガンガンかけるというサンプリング手法はマーティン・スコセッシの『グッド・フェローズ』に似ている点も面白い。なんでも観客がおもしろがることをやってやろうという気概が伝わってくる。 ストーリーも80年代にフィルムは廃れ、ビデオブームが到来するとポルノ業界も手軽に効率よく"ヌける"企画物が横行し、業界トップクラスの監督だったジャックでさえ、その時代の流れに飲み込まれていく。一部では崇高とか言われることもある映画という媒体と、ダークも言っていた通り時には下品な文化だと揶揄されることもあるポルノが全く同じ道を辿っているのも面白い。 役者さんも演技派揃いで総じて良く、特にジュリアン・ムーアとヘザー・グレアムは惜しげもなくヌードを見せており、その女優魂は素晴らしい。個人的にはヘザー演じるローラーガールのキュートさとセクシーさには恥ずかしながら目が釘付けに……。眼福でした。 民朗さん [DVD(字幕)] 8点(2013-07-18 23:38:39)

19.《ネタバレ》 人一倍でっかい〝もの〟を持つ青年が、たったそれだけを武器にポルノ男優としてのし上がっていく物語を軸に、彼の周りのポルノ業界で生きる人々の様々な人間模様を重層的に描いた群像劇。とにかく個性的でエネルギッシュな人々の喜びと悲哀が全編にわたって横溢しているのに、最後まで疲れることなく観れるのは素直に監督の才能ゆえだろう。特に、男の性欲の世界で生きてきたローラーガールが下品な若い男に怒りを爆発させる姿が切ない。余談だけど、最後に主人公が鏡の前で自分のもの(日本ではもちろんモザイクがかかっていたけれど)を見せたときに、一緒にみていた彼女がそのあまりの大きさに「えぇぇ!」と僕の隣で感嘆の声をあげたのが切なかったです。とてもその日はホテルに行く気になれませんでした(笑)。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-29 22:20:24)

18.《ネタバレ》 秀作。アメリカの70年代ポルノ業界の内幕模様としても面白く、デカマラ少年ダークとその仲間達の青春物語としても素晴らしい出来。マーク・ウォルバークの直球の演技に脇を固める名優達の存在感で目が離せない。セックスシーンが多々あるのにエロく感じずむしろ爽やかに見える。ただ中盤以降のバイオレンス気味な展開はちょっと今までの流れに合わない気がして少し違和感。 あと最後に大きいクレーム!ラストの再起を誓い遂に披露されたダークのデカマラにモザイクを掛けてしまった事!本国版はもちろん無修正でしょうが・・モザイクを掛けられたお陰でラストが薄ぼけられた気がした。ダークというキャラを象徴しているデカマラを出して共に鏡で奮い立たす感動シーンなのに・・ガッカリ。ありのままに画面に見せなくてはいけない性器だってあるのに!全く日本版はブツブツ・・ まりんさん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-15 18:42:04)

17.ポルノ版『スカーフェイス』といったところ。ただひとつの「モノ」を武器にのし上がっていくマーク・ウォルバーグ。普通に生きられない人たちが擬似家族を形成していく様が切なくも愛おしい。長い映画だが、演出はノンストップでテンポ良く進む。ポール・トーマス・アンダーソン監督の傑出した才能は、次作『マグノリア』で結実することになる。久し振りの鑑賞だったが、ドン・チードルやフィリップ・シーモア・ホフマンまで出演していることに驚いた。 フライボーイさん [DVD(吹替)] 8点(2007-08-21 15:25:30)

16.この映画で描かれる「崩壊と再生」には二つの側面があると思います。一つは主人公、そして彼を取り巻く人々の挫折と再生。もう一つは、いかにも物質主義的な「アメリカン・ドリーム(登場人物がやたらと高級車に拘っているのが象徴的)」の崩壊、そしてそれでも、なお希望を見出そうとするラストシーン。ある意味、これは20世紀的なもの(価値観)を問い直そうとしている映画だと思います。 ぐるぐるさん 8点(2004-03-19 16:11:57)

15.登場人物がそれぞれ夢を持っていることが素晴らしい。ポルノ映画ながらただサービス精神満点の作品ではなく、映画として一つの“作品”を作りたいと思ってるジャックや自分の取り柄をいかしてスターになるというダーク等の擬似家族の形成、崩壊、再生そしてそれぞれの道に歩んでいくというストーリーはベタながら非常に見ごたえがある。やはりポール・トーマス・アンダーソンとは只者ではなかったんだなぁと思った。 クリムゾン・キングさん 8点(2004-03-06 19:37:02)

14.素晴らしい。この映画を見てポール・トーマス・アンダーソンを一生追いかけ続けることを決めた。ファーストシーンと中盤ニューイヤーパーティーでの射殺シーン、この二つの長回しはかっこ良すぎる。これに麻薬詐欺に行く家での音楽のかっこ良さも付け加えよう。だが、ただかっこいいだけではない。中身も骨太。擬似家族の崩壊と再生については皆さんに既に指摘されている通り。展開が急だったりだらだらしたりと、甘い部分もあるが、20代でこれなら天才的。マーク・ウォルバーグの演技も本作品では神がかっている。 藤村さん 8点(2004-02-12 22:48:42)

13.《ネタバレ》 バートレイノルズはアメリカ版村西監督みたいで良かった。 昔、彼の作品で絶対眼鏡を外さない女優さんがいたけどローラースケートを脱がないってのはなにかのセックスアピールなんでしょうか? わーるさん [映画館(字幕)] 8点(2004-02-09 16:02:00)(良:1票)

12.安っぽくも華美でエネルギーに満ち、そして虚飾に満ちた一時代が終わった、そんな「祭りのあと」的な余韻を残す作品。日本でのバブルの弾けた後のような空しさにも似て、うたかたの夢と何とも言えない喪失感と虚無だけが胸に去来するような、そしてどこかその時代に対する感謝と慈しみがあるような、そんな作品だと思った。 ひのとさん 8点(2004-02-04 20:38:18)(良:1票)

11.「マグノリア」よりはるかにストーリーもまとまっており一貫したものが感じられたので頭の良くない私にもちゃんとついて行くことが出来た。やはり全体を締めているのはジュリアン・ムーアの異様な存在感。彼女が出て来ると映画が締まりますね。擬似家族の再生って良い表現ですね、その通りだと思います。単なる凸凹人生モノとしても、ドタバタやってて事件も起こるし、それなりに先へと観進んで行ける要素もあって、言いたいことがきちんと伝えられている上手さを感じました。佳作と言って良いと思います。 anemoneさん 8点(2003-12-30 12:36:59)

10.そうか、こうなっているのか。勉強になった。面白半分で観ていたら、かなりはまりこみました。そして、泣けた。この監督は好きです。 きなこ餅さん 8点(2003-11-07 00:33:25)

9.ストーリーはまれに見る起承転結ぶりですが、ここまで分かり易いとそれがなんとも心地よいではないですか。やはりポルノ業界を舞台にしたことがなによりで、キャスティングも見事です。時代設定もバッチリ。それにしてもヘザー・グラハムはかわいいなぁ! 猫と猫さん 8点(2003-11-06 14:59:28)

8.設定が設定だけにちょっと引きそうになりましたが、その実、予想外に上質な群像劇だったのは嬉しい誤算。状況次第でどうとでも染まっていく人の心が、素直に画面から伝わってきたように思います。ディグラーさんの落ち目っぷりとその後の再出発は良い意味で単純。生きていく上での浮き沈みなんて、案外シンプルだったりする所もあるのでしょうし、くどすぎないのは好感持てます。傷もちながら肩寄せ合っている者同士の、端から見れば家族ゴッコのようなものでさえ、当人たちにとっては居心地の良い古巣なのでしょう、たぶん。どうでもいいことですが、良識人ぷり全開のあの人が、店で死体からお金を掠め取っていく様を見て、そうだよねぇ、などと何となく納得した僕はきっと駄目人間。 ロバちゃんさん 8点(2003-06-03 15:34:51)

7.マグノリアよりずっといい。あほらしさとマジが混在。不快感を与えるというのもいえてる。しかしここはやっぱりマジな部分を評価したい!ジュリアンムーアにフィリップシーモア(あのホモ)、もちろんウオールバーグも孤独な寂しさがよくあらわれていた。なかなかだと思う。 トモさん 8点(2003-04-20 22:35:28)

6.自分も「マグノリア」よりも好きです。全体的な雰囲気と情けないような誇りが好きです。全然長く感じなかったしもっと長くても良かったです。この映画は長さもよさのひとつだと思います。ダーク・ディグラー! しゃぶさん 8点(2002-11-20 22:58:25)

5.ラストがあれなのに、監督の名前がPTAってのがいいね。 きれぎれさん 8点(2002-06-26 04:24:56)

4.個人的にはマグノリアよりむしろ好きな作品。主人公には何の取り得もなく家族にすら愛想つかされてしまうような少年なのに、たった一つナニがデカイというだけでアメリカンドリームを体現してしまうという設定がまず面白いが、実際の家族には疎んじられ、唯一見つけることのできた安住の場所は世間から軽視されがちなポルノ業界でったというのが何ともヒネリが効いてる。マグノリア同様、本作でも家族愛がテーマだけど主人公が1人であった分、明快で良かったと思います。それにしてもこの監督のキャスティングセンスは最高だ! ダイさん 8点(2001-07-15 01:37:29)

3.おや、意外に評価低いぞ。「人には必ず他人より優れたモノがある」という信念にすがり、と同時に、周りの人に支えられながらでないと生きていけないっていうテーマは普遍的で、切なくて感動したけどなぁ。バート・レイノルズもハマりすぎで怖かった。ということで敢えて8点献上。 sayzinさん 8点(2001-07-08 18:39:46)

2.まず見終わった感想としては、確かに(↓)“べろ~ん!”って言うラストシーンが全てをふっ飛ばしてしまったって感じだった。このラストシーンに象徴されるように、全編ポルノ映画の正しい見方って感じの作品。 イマジンさん 8点(2001-03-06 12:58:01)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 92人
平均点数 6.33点
000.00% line
122.17% line
244.35% line
344.35% line
499.78% line
51213.04% line
61516.30% line
71111.96% line
82122.83% line
91111.96% line
1033.26% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.66点 Review3人
2 ストーリー評価 6.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.60点 Review5人
4 音楽評価 8.00点 Review5人
5 感泣評価 4.66点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

1997年 70回
助演男優賞バート・レイノルズ候補(ノミネート) 
助演女優賞ジュリアン・ムーア候補(ノミネート) 
脚本賞ポール・トーマス・アンダーソン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1997年 55回
助演女優賞ジュリアン・ムーア候補(ノミネート) 
助演男優賞バート・レイノルズ受賞 

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