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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
4.《ネタバレ》 「あなたのことが大好きだよ」と、余命いくばくもない本人に幸せな気持ちをプレゼントしてあげる、お酒と料理を囲んで大勢で晩餐会、そういうことができる日本人がどれだけいるだろうかと、深く深く考えさせられた。ハグや握手など、人に触れる文化に乏しいシャイな日本人は、家族が人生のラストを迎えるとき、あの息子が父親に見せた愛情表現をいざ見せられるかというと・・・・・・。こういうシーンを見るたびに、いとも簡単に壁を越えてダイレクトに愛情を伝えられる欧米人が羨ましくなる。また、モルヒネで死ぬタイミングをはかるという演出がズルいというか悔しいというか羨ましいというか、この時間さえわかっていれば、どんな演出も間に合うし、粋な計らいも可能になるというもの。法的に許されないことでも軽々とクリアされているノリを見ると、この映画は「どんな主義を信奉していようがどんな過去を抱えていようが、細かいことは全部忘れて人生の終わりは平らな気持ちで迎えよう(あるいは見送ってあげよう)」ということを人間賛歌として伝えたいのではないかと思う。人づきあいが不器用で問題を多く抱えた人を全身で受けとめる姿は、本当に美しい。 【tony】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-03-03 00:19:51)
3.淡々としたテンポと真っ当な人間臭さが秀逸。カナダの医療事情が少しわかりにくかったが、気になることもなく楽しめた。今際の際に下衆な笑いで楽しませてくれる友人は捨てるほどいてるので、あとは疼痛治療のためにヘロインを買ってきてくれるような家族が欲しいと、思った。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-01-10 16:33:19)
2.泣いた泣いた、もう思考停止状態です。一人の《進歩派左翼知識人》の死を通して、そのカテゴリに属した一群のサブカルチャーを「あなたたちはもう終わった人なんです」と優しく葬ってしまった怪作…なんだというのは教会の骨董品鑑定のシーンから明確だと思う(見終わった直後だからまだ自信はない)。リベラリストの象徴である父が、息子の莫大なカネの力を受け入れて個室に移り、麻薬を受け入れ、コテージに移動し…死期が迫るにつれ徐々に弱々しく周囲を受け入れていく姿が泣ける。まぁ日本の場合は、この手の人たちって割と早いうちに世間に迎合しちゃってて、こんな状況は成立しないと思われそうだが…実は強烈に我が父にダブったのだよ…あの超頑固な労組世代に…《あなたが父さんでよかった》。まだ健在ですが。(6/11 2点下げ) 【エスねこ】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-04-03 00:01:42)(良:1票)
1.《ネタバレ》 特に期待せずビデオで借りて見たりすると、かなり好感触。正直これを映画館で見たらと思うと嫌な予感がするが、ビデオで一人に見るにはもってこいである。
自分の死がわかってからの人々の行動にはバラエティーがあるが、これもまたそのひとつ。人生の最後を真っ当するってほどのことでもない、なにか新しくはじめるでも、何かをやりきるでもない、親しい友人たちと毎日を過ごし、ワインを飲みながら下ネタ話に花を咲かせ、妻も愛人も関係なしに、少しでも楽しく、少しでも楽に最期を迎えること、それが彼の選んだ道であり、彼の仲間たちもそれを喜んで承諾した。
この人の人生がどんなだったか見ずともわかってくるような作品、こんな一生ならどんだけ素晴らしいだろう。 【AXL侍】さん 8点(2005-02-25 03:49:00)
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
50人 |
平均点数 |
4.94点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 4 | 8.00% |
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2 | 2 | 4.00% |
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3 | 8 | 16.00% |
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4 | 5 | 10.00% |
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5 | 9 | 18.00% |
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6 | 10 | 20.00% |
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7 | 7 | 14.00% |
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8 | 4 | 8.00% |
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9 | 1 | 2.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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