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【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 男女の相互依存関係を寡黙に描いた内容。
実にリアリティがある。
最後で女は戻ってきてしまうのだけど、これがまさにリアリティだと感じる。
これこそが、まさに男女の腐れ縁。
この時点で男は定職に就いてはいるが、おそらくしばらくしたら、また仕事を辞めてしまい、元の関係に戻るだろう。
そうして、この相互依存の関係はどちらかが身体をおかしくするなり、死ぬまで続いていくことだろう。
男女の関係を理屈抜きに淡々と描いた本作は、90年代を代表する日本映画の一つであろう。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 8点(2021-07-20 23:28:21)
1.演技は俳優一人の技術の問題のように思われがちだが、(一人芝居でもない限り)良い芝居が出来るかどうかは相手役にもかかっていて、役者同士がお互いに感情を動かし合うことで生っぽさが生まれるんだということを改めて感じさせられた。西島秀俊と柳愛里の距離感は設定の上なのだが、実際の恋人同士にしかみえず、また少しずつ変化していく関係性も、虚構っぽさがない。特に喧嘩のシーンの掛け合いは、痛々しいほどにダメカップルのもので、こちらの感情までかき乱された。もしもあのシーンに台本があったとしたら、いろんな意味で驚嘆ものである。この映画において監督がどういう演出を行ったのか、非常に興味深い。そして西島秀俊は元々エリートなのに、どうしてこう、ヒモとかイヤーな男がはまるんだろう。本作はストーリー自体に面白味があるとは思えないが、逆にストーリーをこねくりまわさずとも、人間を「リアル」に描くだけでありきたりな話が途端にドラマになるのだということが提示されている。ヒューマンドラマというジャンルにおいて特に、質の高い映画だと思う。とはいえ、個人的にマイナスだったのが各俳優のダイアローグシーン。監督は何を意図したのかわからないが、あの手法でかえってせっかくの「リアル」が胡散臭くなった気がした。 【よーちー】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-09-23 00:28:53)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
3人 |
平均点数 |
8.33点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 2 | 66.67% |
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9 | 1 | 33.33% |
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10 | 0 | 0.00% |
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