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【クチコミ・感想(8点検索)】
3.《ネタバレ》 実はキムギドク監督作品の中で最初に観た映画。これを観たことによって他の作品の後追いをしたわけだから、私にとってある意味記念碑的な映画であります。と言ってもやっぱりキムギドク監督、いまだによくわからない。「悪い男」にも書いたので詳しくは省くが、やはりなにか紙一枚ずれているような気がする(悪いというわけではない)。本作も韓国の仏教世界を題材にしているわりにはなにか東洋以外の香りがきこえてくる。もちろんドイツとの共同制作だから当然なのだろうが、この監督自身の「味」というほかはなさそうだ。溝口健二監督も持っていたような香りに近いかもしれない。東洋的とも西洋的ともいえない妙なエッセンスは初見のときは驚いたなぁ。輪廻転生を象徴する数々の小動物のシーンはディズニー映画「砂漠は生きている」のようだったし、生々しいセックスシーンには魚が交わるような変なファンタジー感が漂っている。ファンタジーといえば湖面の祠堂がゆっくり回転していることに気が付いたときにはやるなぁギドク監督と思ったね。仏教世界に通じている人にとってはテーマもストーリーも正直目新しいものではない。ただ、数々の小さなエピソードを包む監督の演出装置があくまでも愛に満ちているのが好ましい。でもやっぱりこの監督のことはわからないなぁ。 【ただすけ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-12 00:59:40)
2.すべてはうつろぎ、うつろぎながら終わる。 【michell】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-22 23:29:48)
1.無邪気に遊んでいる春、煩悩の誘惑に負ける夏、罪を犯し俗世から戻った秋、再び修行に励む冬、そして繰り返す春。 静謐で美しい四季に重ねて一人の男の人生が繰り広げられるが、「人の一生は重荷を負いて遠き道を行くが如し」という家康の人生訓そのもののような冬のくだりがことに印象深い。子供の頃魚や蛙やヘビに石の重石をつけて遊んで老僧に諭され、幾たびの春夏秋冬を重ねた男が、弥勒菩薩を抱えながら自らに石の重石をつけて険しい山を登っていく。山頂に鎮座した菩薩がはるかに見下ろす風景はまるで神が下界を見ているようだが、深い山中の湖と庵というこの地自体が浮世離れしていて素晴らしい。そして菩薩と共に合掌する男の境地も煩悩を越えて悟りを得たように見える。 言葉ではなく映像で東洋(仏教)思想あたりを感じさせる手腕が新鮮で見事だった。
【キリコ】さん 8点(2004-11-26 23:07:52)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
22人 |
平均点数 |
6.50点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 1 | 4.55% |
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2 | 1 | 4.55% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 2 | 9.09% |
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6 | 6 | 27.27% |
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7 | 6 | 27.27% |
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8 | 3 | 13.64% |
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9 | 2 | 9.09% |
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10 | 1 | 4.55% |
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【その他点数情報】
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