みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
41.敵であるイギリス軍が単純に冷酷な悪役にされているのは自分も気になったけど、あの大佐が存在感抜群で引きつけられたし、主人公にも好感が持てた。メル・ギブソンは「ブレイブハート」では、超人的に強くて、神話や伝説に出てくるようなヒーロー像だったけど、この映画では家族を愛する父親でもあって、それも強くて冷静で、完璧なヒーローとしての父親でなく、一般と同じ普通の父親という感じがした。次男の死で、一時我を忘れる行動を起こしたところなど人間くさいと思えるし、こちらのほうがより身近な存在という感じで感情移入ができた。子どももみんな演技が真剣で、単に、欧米の子どもたちってカワイイ!と見惚れるだけなのは失礼だと思い知らされてしまった^^; あと、この映画の戦場のシーンは迫力に欠けるという意見も聞くけど、自分はリアリティがあると思った。実際の戦場は見たことないけど、大作の戦争映画の多くは、迫力があって悲惨さも伝わってくるけど、実は実際よりも大げさなんじゃないかって思うことがあって、実際はあんな風にわりと淡々として見えるんじゃないかと思うんです。遠くから見るとなおさらに。もちろん、現場は凄惨なもの。その中で、終盤、メル・ギブソンがアメリカ国旗を持って駆ける姿はけっこう感動的だった。アメリカが独立を勝ち取ってゆく第一歩の姿みたいでジーンと来ました。 【kiku☆taro】さん 8点(2004-02-11 23:38:11)(良:1票) 40.勧善懲悪という「分かりやすさ」を、こういった史実に基づく歴史映画に導入すると、どうしても作品自体が薄っぺらなものに感じられてしまう。だから当然避けなければいけなかったはずなのに、どうやら本作の作り手たちは、その愚を犯し、英国側をあまりに単純な”悪役”にしてしまった…。そのあたりが、この作品のいまひとつ評価が低い最大の理由じゃないでしょうか。ただ、そういった「歴史」的背景を重視した《叙事詩》としてではなく、監督のエメリッヒは、これをあくまで「情」の映画として、つまりは《叙情詩》として作ろうとしたんじゃないか。時代や運命に翻弄される人間たちの喜びや悲しみ、怒り、祈り、そして勇気…といった、感情こそをすくい取ろうとしたようにぼくには見えました。だから、確かに題名からして「アメリカ建国史」を謳い、戦闘シーンも大掛かりな大作ではあるけれど、これは言葉の正しい意味での「メロドラマ」なのでしょう。そして、ぼくはこのメロドラマを実に美しい、素晴らしい作品だと信じます。何故なら、作り手たちが目ざした通り、ここには豊かな感情の機微が全編にわたって息づいているから。…ローランド・エメリッヒの作る映画=おバカ映画という短絡的な見方は、そろそろやめにしませんか? 【やましんの巻】さん 8点(2003-11-21 13:47:37)(良:1票) 39.妻投稿です・・・・。①「世界最強の軍隊に対して愛国者たちがゲリラ戦で勝負する」というプロット。②「人質を殺す」と脅して捕虜を釈放させる場面。③爆弾で停泊中の軍艦をドカン。④「文明国相手に何で正面から戦わないんだ」「正面から戦ったら負けるから」「他国に侵攻して罪もない女子供を殺すのをやめてほしい」というやりとり。⑤「息子よ、俺は昔イギリス軍と仲良く●●(残虐行為につき省略)や●●(食事がまずくなるので省略)を切り刻んで取り出して共通の敵軍隊に贈ったんだ」「でも今は仲が悪くなって敵同士になっちゃったんだ」というやりとり。⑥無実の農民の家を放火して子供を殺して長男を拉致するシーン・・・。思いっきりイギリス軍=今のアメリカ、大陸軍=今でいうア●●イダじゃないですか・・・。嘘だと思ったら、イギリス軍襲撃シーンにおいてジョン・ウィリアムズの音楽を、アルジャジーラに送られてくるテロの瞬間の映像のアラビア語のテーマソングに脳内変換してください。きっとそれほど剥離はしていないはずです。アメリカバンザイ映画にしては確信犯的だと思っていたら、主演のメルギブとヒースレはオーストラリア人、監督はドイツ人・・・。これはひょっとして「ビバ・アメリカ」と言いに映画館にきた観客に対する「アメリカの価値観がこれからも永遠に世界を支配できるとは思うなよ」という意地悪メッセージなのかとも思ったんですが、同じ監督の宇宙人やイグアナの映画を見る限りそれは考えられず・・・・多分私たちが豊臣秀吉や徳川家康の活躍および戦闘シーンを何度見ても楽しめるように、監督もアメリカの歴史と戦闘シーンを無邪気に撮りたかったんだろうな・・・・という事にしておきます。じゃあ、私は何が言いたかったのか・・・。それはお馬のダビちゃんが銃やサーベルを構える表情が、魔法のお城のアルピノパパが「アバダケパブラ」という表情に酷似していたことを言いたかったんです。とりあえず8点。 【はち-ご=】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-01-28 19:59:18) 38.《ネタバレ》 公開当時映画館でも見ましたが、たまたまBSでしていたので二度目の鑑賞。家族を殺され復讐に走るメルギブソン恒例のパターンです。7点と8点で迷いましたが男の子の父親としての立場で鑑賞したため8点献上します。あんな血まみれで斧をふるう父親を目の当たりにしたら私だったら二度と父親に口答えなど出来なくなります。 【丸に梅鉢】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-01-26 23:08:36) 37.《ネタバレ》 数年前にビデオ観賞以来。アメリカ万歳映画、歴史大作の最高峰!主演メル・ギブソン、闘志を内に秘めた野性味あふれる熱演。憎たらしさと悪のオーラをその青い目にたぎらせた赤服の大佐を鬼神のごとく演じたジェイソン・アイザックス。若き日のヒース・レジャーは多感な長男を好演。戦場へ赴く父に後ろめたさのにじむ幼い娘が心を開く別れのシーンは感動的でした。力の入る壮絶な戦闘シーン、大迫力。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-19 00:12:58) 36.《ネタバレ》 またもメルギブソンにはめられました。冷酷な隊長と家族を守る親爺のシーン。「絶対許せない!」と、相当熱くなりました。その後もイギリス隊長とのくさい格闘以外は面白い展開でした。続ブレイブハートのように思えますが、これはこれで楽しめました。 【杜子春】さん 8点(2004-06-28 22:06:52) 35.ブレイブよりちょっと落ちたくらいです。 【腸炎】さん 8点(2004-06-02 19:33:21) 34.ブレイブハートに似ているが違うのはだれてしまう点。 【PAD】さん 8点(2004-06-02 10:57:23) 33.ダビントン大佐役の人、悪が効いてますね。日本の時代劇でいったら、「柳生一族の陰謀」の烏丸少将役の故成田三樹夫さんですね。 アメリカは、現在では恰も合衆国の一州であるかのようなイギリスですら定期的に悪役にして叩き、自分たちがアメリカ人であることを自覚する映画を製作するんですね。 【Waffe】さん 8点(2004-04-02 02:14:13) 32.《ネタバレ》 感動しました。やっぱMギブソンは復讐役似合いますねぇ~。そのぶん結末も大体予測できるのですが…。 【もりまりも】さん 8点(2004-03-09 01:29:48) 31.撃たれた弟かわいそう。ありゃお父さん怒るよ。大佐ホントに悪いやつだ。アイザックスは悪役が似合う。 【仮面の男】さん 8点(2004-02-26 16:11:52) 30.なかなか迫力があって面白かった。独立戦争ってこんな感じだったのか…。前半で、背の高い草の中からイギリス兵がゾロゾロ出てくるのは恐怖も覚えました。しかしそれ以上に恐怖したのがメルギブソンその人。自分の親父が目の前であんな殺戮を繰る広げたりした日にゃあもう、絶対言う事聞きます。反抗なんかしません。しかしイギリス人には面白くない映画ですね・・・。 【ゆうろう】さん 8点(2004-02-15 17:43:43) 29.普通に感動してしまった。ただ題名から発せられる意味と、ストーリーとの関係があまり感じられなかった…。家族を守る父親の責任感と愛がこの物語を成立させていると思う。 【銀次郎】さん 8点(2004-01-20 01:13:59) 28.いや~泣いてしまったね。 【ピニョン】さん 8点(2003-12-18 18:50:19) 27.「何でも話をするから行かないで・・・」何て言われたらなぁ~・・・困ったな。 【taron】さん 8点(2003-12-13 18:50:41) 26.はまり役だったと思う。メル・ギブソン。復讐という点では原点のマッドマックスをみてるようだった。 【guijiu】さん 8点(2003-11-28 00:28:22) 25.独立戦争時のアメリカが舞台です。一方的に英軍が悪、米軍が善という描かれ方ですが、そもそも主人公が武器を取った理由も愛する息子が殺されたことに端を発しているわけで、愛国心(国のため)というよりは家族愛の方が主人公の感情を支配しているような気がして、パトリオットと呼ぶには少し違和感を感じます。でもまあ、そんなことよりは純粋に映像の迫力を楽しむべきです。メル・ギブソンもめちゃくちゃカッコいいし。 【(^o^)y-~~~】さん 8点(2003-10-19 15:00:04) 24.ローランド・エメリッヒ作品としては、いつもの後半部での腰砕けがなく、最後まで面白く見ることができた。とにかくこれは分かりやすい作品だ。分かり易すぎるだろう。メルギブ映画ということで、どうしても「ブレイヴ・ハート」が思い浮かぶが、「パトリオット」の方が感触はライトでシンプルだ。アクションや会戦シーンも見応え充分。主人公と家族とのエピソードもしみじみさせる。大いに堪能させてもらったが、一つだけ疑問点がある。敵役の悪ぶりを強調するのはよいが、英軍が同じアングロサクソンでキリスト教徒でもあるアメリカ開拓民を教会へ追い込んで放火虐殺なんてことを実際にやったのだろうか?ドラマとしてのデフォルメにしても少し極端ではないだろうか。ナチスのアインザッツ・グルッペと混同しているのかな?(笑) 【トコトコ】さん 8点(2003-09-25 18:05:06) 23.《ネタバレ》 すごくたのしかったです!ヒースレジャーもかっこよくて、イギリス兵にさされちゃったときはなきそうでした…!おもしろかったです。 ていうかヒースレジャーほんとかっこいい! 【ギニュー隊長★】さん 8点(2003-09-25 15:34:02) 22.《ネタバレ》 エンタティンメントに徹していて素直に面白いです。アメリカ万歳感は否めないですが、そもそも題名が題名なんであまり気になりませんでした。時代考証の正確さは分かりませんが、意外なほど原始的な戦いをしているので、その観点から見ても面白いかも知れません。 【ゆあり】さん 8点(2003-07-11 00:08:46)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS