みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
116.《ネタバレ》 もし自殺したいと思っている人がいたら、どこかの戦場に行ってテロリストに追いかけられたら、多分「助けてくれ。死にたくない」と思うはずです。この映画はそういう映画でした。 犯人は末期ガンでした。「死にたくない」と思っていても死んでしまう人間でした。 そういう犯人が犯行に及んだ相手は、自殺未遂をした人間や、自分の体をクスリでボロボロにしてしまう人間。つまり「生きる」ことをなんとも思っていないような人間でした。 生きることを当たり前だと思っている現代の人間たちであり、命を粗末にする人間たちです。 犯人はそういう人間にゲームを仕組んで「死にたくない!」と思わせて絶望させたかった。 自分と同じような目にあわせたかったのだと思います。 不思議と人は「死」を他人から突きつけられると「生きたい」と思うのです。 この犯人が、ゲームを仕掛ける相手に強く望んだことは、「生きることに対する執着」でした。 犯人のゲームから逃れた唯一の生存者は「私は救われた」と言った言葉が印象的です。 普段は「生きていること」なんて当たり前すぎてまったく意識せずに私たちは生活していますが、「死」を意識させられることで、はじめてそのことに気がつくのだと思います。 「生きたい」と強く願えば生きられる。 あの2人のうちの1人は足を切って生き延びようとした。もう1人はそれをしなかった。と、考えると「生への執念」が2人の明暗を分けたようです。 【花守湖】さん 8点(2005-03-13 01:45:28)(良:3票) (笑:1票) 115.おめーかよ! 【たなけそ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-08-01 23:06:48)(笑:2票) 114.《ネタバレ》 とにかく、痛々しすぎる密室における緊張感は一見の価値はある(と言うか痛々し過ぎて2度、3度と見ようとは思わない)。全編に張り巡らされた伏線と、“密室”という設定を存分に生かしたアイデアも見事だったと思う。 終盤、クライマックスにおいて、それまでの雰囲気を無視してやけにバタバタとし始めて、正直「なんだよこの終わり方は~(lll ̄■ ̄;llllllΣ)」と思いかけたところで、真の結末を見せる顛末には、まんまと衝撃を受けた。ああいう終わり方は、この種類の映画にふさわしく、この「SAW」という映画の結末に合致していると思う。すなわち、“SAW”とは、重要な小道具であるノコギリを示すと同時に、「見ていた」という要素をあらわすものなのではないか。 ただしかし、犯人の正体を筆頭に色々と腑に落ちない点も多い。冷静に考えると強引すぎるようにも思う。それが描かれなかった「謎」なのかは疑問だが、良い意味でも、悪い意味でも、全然眼中になかった続編「SAW2」に対する好奇心は膨らんだことは確かだ。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-29 21:40:58)(良:2票) 113.まったく読めない行動をする犯人。それでも、だた一つだけ確かな事がある。それは、「あの後」犯人が真っ先に向かった先。そこは、「トイレ」だったはずだ。間違いない。 【STYX21】さん 8点(2005-01-05 00:21:31)(笑:2票) 112.《ネタバレ》 ソウマラソン開始してみています。3まで見たところで投稿。 1はあいつが立ち上がった瞬間が全てですよね。細かいことはどうでもよくなるぐらい、あの衝撃は価値があると思いました。 2、3も楽しませてもらってますが、やっぱり1の密室での緊迫感は至高だと思います。 【ハービィ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-06-09 23:04:00)(良:1票) 111.「ゲームオーバー」なにこのエンディング!超ビックリ!全体的に痛さを連想させる演出も多く何から何まで素晴らしいと感じました。とにかく第一印象としては完成度が高くてすごく入れ込んでしまった映画です。 でも不思議なことに、後から疑問点も結構沸いてきて、あれ?あそこおかしくない?あれ?あそこも変じゃない?冷静に考えると全体的に結構無理が多いような気もしました。 結局ソフト購入には至りませんでしたが、7作目まで続編が作られたことを考えると大成功の映画でしたね。個人的には1作目で終わって欲しかったような気はします。「完全読本」のようなサイトを読んで理解が深まりましたので、他の方のように7作目まで一気にマラソン鑑賞してみようと企画中です(心が病まないか心配ですが・・) 【アラジン2014】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2015-01-08 17:51:30)(笑:1票) 110.《ネタバレ》 物語のラスト、ついに姿を現した事件の黒幕が、息も絶え絶えのアダムに対し、衝撃の事実を口にする!「あっ、鍵はバスタブの中です。」なぜかホットペッパーの嘘吹き替えシリーズのCMを思い出して笑ってしまい、お前が犯人だったのか、という驚きが10秒で消し飛びました。しかもそんな大事なことを教えておいて何が「ゲームオーバー!(ガシャーン!)」なのか。鍵が排水溝から流れていなかったら、扉開けて逃げておしまいなんじゃないのか。思うにこの人、病気にかかる前はお茶目な性格で近所の人気者だったんじゃなかろうか。逆に言えば、病気が彼の人格をここまで捻じ曲げてしまったわけで。やっぱり病気って怖い!その人の体と心を蝕んでいく!だから画面の前の君たちも健康に気をつけて、楽しい人生を送ろうZE!っていうのが製作者の伝えたかったメッセージなのではないかと思いました。 【池田屋DIY】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-22 16:05:05)(笑:1票) 109.《ネタバレ》 今さらながらのレビューですが、猟奇的サスペンスとしては傑作ではないでしょうか。自分は最後のオチを見せるためだけの映画とは思わなかったので、あの死体然としていたジグソウに突っ込みを入れようとは思いません。目が覚めると不条理なゲームに巻き込まれていている人たちが、犯人に操られつつも必死に考え、叫び、そして足を切断するという思い切ったストーリーに、素直にドキドキしながら観賞しました。死を宣告されている人物の、言わば八つ当たり犯罪ですが、命を軽んじている人たち試練を与えるという自分勝手な動機と、猟奇的な仕掛けの辻褄が合っている。そこに思想的な重さを強調しない作り方は、スピード感を必要とするこの種の映画にマッチしていました。かなり凄惨なシーンが、ストーリーに違和感が無く溶け込んでいるところが上手いと思います。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-11-10 20:06:21)(良:1票) 108.《ネタバレ》 いや~最後のどんでん返しがたまりませんなぁ。え~~~??って感じでした。でもさぁお医者さんが何で分からんの?生きていれば息もするだろうし、くしゃみだのゲップだのおならだって出そうになるかもしれないのに。挙句、あんな汚いところじゃ体も痒くならないか?痛いのは我慢できるけど、痒みって人間我慢できないものよ?と、まぁ疑問点がむくむくと沸いてきますが、面白かったので8点献上です! 【ゆみっきぃ♪】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-02 01:04:57)(笑:1票) 107.最初のバスルームのシーンが一番好きです。あの不思議な空間で一気に引き込まれました。これから何が起こるんだろうとわくわくさせられます。 【N.Y.L.L】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-10-01 01:36:02)(良:1票) 106.《ネタバレ》 近年、量産されているゲーム型サイコサスペンス映画の雛型といっていい作品ですね。至る所に伏線を散りばめておいて、最後に一気に収束する、ジェットコースターの様なスピード感をもたせた脚本が良い。また残酷な描写も実は控えめに抑えているという点も個人的には好きでした。テーマ性はあるようで無いようなものですが、これ程までに、サスペンス、ホラー、そして最後のどんでん返しを綺麗に魅せてくれた作品も久しいので、8点。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-09 02:07:35)(良:1票) 105.《ネタバレ》 誰も気がつかなかった「あの人」の苦悩。これは私の完全解読である。まずあの冷たいタイルの上に7時間以上も横たわり続けて、オシッコをガマンするのは不可能である。しかし、もし漏らしてしまうと途端にニオイですぐにバレてしまう。彼は部屋で人形を使ってシミュレートした時にそこまで読んでいた。そこで彼が考えた方法とは、まず、あの場所の排水口のフタを外し、そこにちょうど自分のポコ○ンが収まるような位置に倒れ、排泄経路を確保したのである。もよおした時にモゾモゾしてはダメなのでポコ○ンは最初から出したままが原則である。オシッコをする時も勢いよく出すとバレバレなので、少しずつ、何度も区切りながら、老人特有のというか、老人得意の、切れの悪いダラダラと延々続く放尿をしたに違いない。更に臭気が漏れないように、排水口全体を下腹部で圧迫するしか方法はない。しかし、経験者なら誰もが知っているが、ポコ○ンを露出すると下半身が冷えやすい。ただでさえトイレが近い老人にとってこれは致命的である。彼は、度々襲ってくる尿意に何度も苦しみ続けたに違いない。またつまらないレビューを書いてしまった。 【デヘデヘ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-22 17:39:15)(笑:1票) 104.《ネタバレ》 『汚いバスルームの対角に、鎖で足を繋がれている男が一人ずつ、中央には銃で自殺した男の死体。』と言うシチュエーションが気になって以前から見たかった映画ですが、その期待に沿う面白さでした。終盤のゼップを見ながら「こいつ本当にジグソウか?アマンダ以前の事件と違いすぎる…」と思っていたらあのどんでん返しです。アダムがゼップのテープレコーダーを見つけて音楽が鳴り始める所から最後の「ゲームオーバー」までの一連のシーンは最高です。DVDで何度もそのシーンを見返しました。しかし足を切るシーンだけは勘弁してください…痛いってマジで… 【alian】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-01 01:40:38)(良:1票) 103.《ネタバレ》 この映画ってね、きっとラストシーンから最初に思いついたんだと思う。伏線もミスリードも全てあのラストを際立たせる為だけに存在している、そんな風に思える。DVDも含めると何度見たか分からないけどそれでも、あのラストの音楽と映像はその度に軽い震えを覚える。今まで築き上げてきた“事実”が根本から崩れていく、その快感が心地よい。そして題名の意味をもう一度思い出すんですよ、「やられた」と。やっぱりミステリは「あー、騙された」の思いが大きいほどいい作品といえますね。その意味では最高クラスのミステリ作品だと思います。個人的には密室だけの“ソウ”も見てみたかったな。 【よねQ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-07-29 08:57:06)(良:1票) 102.《ネタバレ》 とにかく設定の勝利。密室に閉じ込められた2人の男と1つの死体。脱出するために残されたヒントとアイテム。エンディングの一瞬まで非常に練られたストーリーでかなり面白いです。惜しむらくは、「タイムリミット」という緊張感を煽るために最も有効なアイテムが生かしきれていないことでしょうか(残り時間を示す描写があまりにも弱い)。それでもエグイ表現が大丈夫な人にはお勧めしたい作品です。(以下ネタバレを含みます。ご注意ください。)最後のどんでん返しには、素直に驚きました。そのための伏線も見事です。ただ、ジグソウに好意的であったであろうゼップを巻き込んだのは明らかにゲームの品を落としています。ただ、それ以上に結末の面白さの方が勝っているのは凄いことです。なおタイトルの付け方は秀逸だと思いました。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-24 23:16:38)(良:1票) 101.騙された! 【バイオレット】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-31 04:33:48)(笑:1票) 100.《ネタバレ》 テクノ・サウンドが恐怖とテンポを煽ってくれて、終始飽きさせてくれませんでした。罰ゲームの恐怖というんですか、赤の他人から命を弄ばされることで生きていることを感謝するとは、この映画の監督の視点に興味をそそられます。しかも小道具の使い方が絶妙です。生きるために面識のない2人が、協力と反目を繰り返すという、人間のエゴをえぐり出しており、心理サスペンスとしての描写も非常にうまい。低予算でも良い映画を作ることができる、良い手本だと思いました。 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-06-22 11:58:26)(良:1票) 99.《ネタバレ》 意味深な冒頭からあっと言う間にこの映画に引き付けられ、ラストまで絶えずに続いていたたまらない緊張感。まず、この緊張感を生み出した圧倒的な演出力は素直に賞賛します。先が読めず目の前で繰り広げられている壮絶な展開に終始唖然とするばかりでした。俳優陣の演技もお見事。ゴードン医師役のケイリー・エルウィズの極限状態に追い込まれた時の演技は有り得ないほどリアルで本気で驚かされました。脚本も務めたアダム役のリー・ワネルも演技力、物語の発想力共に素晴らしい才能で今後にも十分期待できます。同じ状況に陥った全く見知らぬ2人を結びつける意外な接点に、随所に張り巡らされた伏線の意味。そして意外すぎるラストの衝撃。それら全てが従来のサスペンススリラー映画を遥かに凌ぐほどの重要性を持っており、この映画の完成度の高さが強く伺えます。ただ個人的には観てたら目茶苦茶ストレスが溜まったので、2度も観る気が起こらないので8点止まりです。 【エージェント スミス】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-05-03 19:47:38)(良:1票) 98.あの犯人の設定はどう考えてもありえないでしょ。何か「フォーン・ブース」のラストと同じような失望感があった。こう言うストーリーは犯人なんかわからなくても展開を楽しむだけで謎のまま終わらせてもいいんじゃないかな。ポケットからカセットテープが出てきたところでさ。最後に扉を閉めるシーンはあってもいいけどまるっきり関係ない人物でね(影しか見せないとかさ)。ラストが大いに不満だけど、それまでは本当に作品に入り込んで楽しめた。ちょっと勿体無い良作です。 【北狐】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-18 22:45:06)(良:1票) 97.《ネタバレ》 「キューブより怖い、面白い!」って売り文句聞いて借りたんだけどなあ。正直イマイチでした。理由は多分みなさん感じたと思いますが、『キューブ』が徹底的にその立方体の世界しかそのスクリーンに出そうとしなかったのに対し、ソウは話の半分近くが回想などの、いわゆる通常世界の描写となってしまったので、せっかくの非現実的世界の妙がそれによって壊されてしまいました。新鋭のおもしろい監督が出てきたと思ったのに、大事なところを「王道サスペンス路線」で行ってしまいすごく勿体無いですね。だってこの映画に刑事が出てきて捜査を始める事なんか誰も望んでなかったでしょう?そういう展開見え見えの映画は世の中にいらないぐらい溢れてんだからそこで妥協して欲しくはなかった。 ストーリーの中身の評価では、どうもアダムと医者のおっちゃん(←名前忘れた、苦笑)が後半になるにつれすんなりとお互いを信用しだすのがなんか・・。『キューブ』の人間不信度にはまだまだかなわない。それに、どうも途中から『キューブ』っていうか『羊達の沈黙』の匂いがしたんですが気のせいでしょうか?とにもかくにも、期待ほどではなかったってのは確かです。キライじゃないですがね。 何かって―と『キューブ』と比べるのも失礼な話かも知れませんが、まぁそれを広告の売り文句に使ったんだから自業自得という事で。 再鑑賞後追記(2011.06.03) 前にこれを観た時から数年経ちまして、今回全シリーズ改めて最初から観ようとまずこれを鑑賞しましたが、前回観た時よりずっと面白かったです。 おそらく前回は『キューブ』との比較を意識しすぎるあまり、サスペンス的要素ばかり見ようとしていたんですが、今回は2回目ということもあり、ストーリーの深さ・人間同士の確執などを含むドラマなど、前とは違った視点で見ることができて、それが今回の評価となりました。なぜ前回感動できなかったのかと思うほど、ラストでのまさかのジグソー死体扮装シーンは忘れられません。ただ、携帯電話をTシャツで取らずに足をカットしてしまうのにはシナリオ都合上の性急な感じが見受けられ、そこはハッと正気に戻ってしまいましたが。 しかし映画は良いですね。どんな映画でもそうですが、回数を重ねれば重ねるほど新しい発見があり、観る人を楽しませてくれます。その感動を改めて教えてくれたこの映画に8点☆(ちなみに前回6点) 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-01 21:25:19)(良:1票)
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