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リンダ リンダ リンダ

Linda Linda Linda
2005年【日】 上映時間:114分
ドラマ青春もの学園もの音楽もの
[リンダリンダリンダ]
新規登録(2005-02-11)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2023-12-19)【イニシャルK】さん
公開開始日(2005-07-23)


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監督山下敦弘
演出武正晴(演出部応援)
キャストぺ・ドゥナ(女優)ソン (Vocal)
前田亜季(女優)山田響子 (Drums)
香椎由宇(女優)立花恵 (Guitar)
関根史織(女優)白河望 (Bass)
湯川潮音(女優)今村萠
三村恭代(女優)丸本凛子
甲本雅裕(男優)小山先生
松山ケンイチ(男優)槙原裕作
小林且弥(男優)大江一也
小出恵介(男優)阿部友次
三浦哲郁(男優)石川友康
三浦誠己(男優)前園トモキ
りりィ(女優)恵の母親
藤井かほり(女優)中山先生
浜上竜也(男優)飯島浩平
山本浩司(俳優)(男優)スタジオQの店員
近藤公園(男優)響子の兄
ピエール瀧(男優)ピエールさん
南川ある(女優)美佐子
豊永利行(男優)
脚本向井康介
山下敦弘
高橋洋〔脚本〕(脚本協力)
音楽北原京子(音楽プロデューサー)
白井良明(バンドプロデュース)
主題歌The Blue Hearts”終わらない歌”
挿入曲The Blue Hearts”リンダリンダ” / ”僕の右手”
湯川潮音”The Water is Wide” / ”風来坊”
撮影池内義浩
製作ビターズ・エンド(製作/製作プロダクション)
配給ビターズ・エンド
美術磯見俊裕
原口智生(特殊造型)
編集宮島竜治
録音郡弘道
その他木下ほうか(特別感謝)
木村カエラ(特別感謝)
小嶺麗奈(特別感謝)
豊田利晃(特別感謝)
根本理恵(通訳)
IMAGICA(現像)
あらすじ
軽音楽部女子バンド五人組のリードギターが、文化祭を前に指を骨折してしまう。バンドの一人が男子生徒のギターで代替しようと勝手に話をすすめ、反りが合わなかった二人が決定的に対立してバンドは空中分解。気を取り直して女子三人で再結成して、曲目をブルーハーツに決めたがボーカルがいない。友達のいない韓国人留学生を強引に巻き込んで、文化祭めがけて徹夜の猛特訓を開始する・・・。

マンフロント】さん(2006-12-21)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(8点検索)】

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12


31.絵の構図、間の取り方、山下監督らしく適度な小津な薫りが心地良いリズムで入り込みやすかったです。どちらが好きかは人それぞれでしょうが、スウィングガールズに作られたウソ臭さを感じ、イマイチ入り込めない私としては、本作に等身大なリアルさを感じ断然リンダ派です。学校といえばプール、学校といえば屋上、文化祭といえば告白といったウソ臭さ漂う遊びすら学校だもん!青春だもん!といった感じで許せてしまいます。本番前夜の学校での高揚感は台風クラブを彷彿とさせていました。ブルーはーツをやる彼女たちを見守る甲本雅裕って弟じゃんとか芝ロックで美声を放つ湯川潮音は湯川トーベンの娘じゃんってな部分も好きです。ただ意地の悪い私としては芝ロック会場に彼女たちが間に合わない方が面白かったんじゃないかと思ってしまう。 亜流派 十五郎さん [映画館(字幕)] 8点(2005-09-12 19:01:11)(良:3票)

30.いや、【まぶぜたろう】さんの仰る通りだと思う。のだけれど、正直言うと、高校生の時からのブルーハーツ狂(というかブルーハーツに人生を動かされたと言っても良い)である僕はクライマックスの演奏シーンがちょっとあっさりしていたため、観終わった後、一抹の物足りなさを覚えてしまったのだ。しかし、時間が経つうちに「あれで良かったのだ」と少しづつ思えてきた。この映画は、例えば「スクール・オブ・ロック」のようなロックバンドのサクセスストーリーではない。登場人物の一人が「別に意味なんかない」と言っていたが、(さして文化的でもない)文化祭にも、その為に結成されるコピーバンドにも、別に意味も意義も無い。だけどそこにはやっぱり「何か」がある。それは、何か起こりそうな予感だったり、理由も無い高揚だったり、ふと感じる切なさだったりする。そんな平熱の青春の表情―思い切って告白したけどあっさり振られた、とか、みんなでご飯を食べたりこっそり学校に泊まったりするのが訳も無く楽しい、とか、あるいは後から見れば他愛の無い友人同士の諍いであるとか―を、この作品は慎ましやかに捉えている。そう、ここで描かれているのは何も特別な主人公ではない。ブルーハーツの「終わらない歌」の歌詞にもあるように、正に「僕や君や彼ら」の青春、何処にでもあるけれど、しかし一人一人にとってはかけがえの無い青春なのだ。・・・・・・それにしても、山下監督、すでに「巨匠」の空気を匂わせている。良いのか、まだ二十代なのに。 ぐるぐるさん [映画館(字幕)] 8点(2005-08-03 15:43:54)(良:3票)

29.《ネタバレ》 青春映画では一番好き。5本の指に入るほど好きなシーンがあります。ペ・ドゥナの妄想MCです。このシーンを見て心を持って行かれない人がいるのでしょうか?おそらくこれまでの人生でほとんど目立つことがなかった女の子が、誰も居ない体育館で妄想をぶちまけるんです。たまらんですよ。青春の匂いがプンプン漂ってきて、一瞬だけ拒否反応を起こしてしまうんですが、妄想MCが終わる頃にはトリップ状態です。たまらんですね。この映画のもうひとついいところは、主要メンバーがそれほど仲良くならないこと。後日談ですが、ペ・ドゥナが韓国へ帰る時、見送りに来たのは香椎由宇だけだったとか。これはあくまで映画の後日談ですよ。そのくらいの距離感の4人が頑張ってるというのが、青春っぽくていいじゃないですか。 カニばさみさん [DVD(邦画)] 8点(2014-06-22 04:34:33)(良:2票)

28.高校生の時、周囲のブルーハーツ熱をよそに岡村孝子を好んで聞いていた私は、今でもカラオケで「リンダリンダ」を聞くと、やかましい奴だな~と思うだけで、その時にはキャンディーズの「微笑がえし」を思いっきり歌い返してやるのが私の反射となっていますが、そんなことはどうでもよく、さてこの映画です。なにかギスギスとした彼女たちを曇天のもと描き、少しずつバンドが好転し始めると、空には雲が流れ太陽の光が彼女たちを差す。そしてラストのどしゃ降り。あの雨は、「リンダリンダ」の歌詞の通り、彼女たちを“どぶねずみ”のように美しくした。ずぶ濡れのままステージに上がる彼女たち、では写真には写らない美しさとは・・・やはりソンさんのあのバンドの仲間を振り向いた時の視線、目には見えないあの視線ではないか。そのはにかんだ笑顔には思わず私も微笑がえしたのです。山下監督のこれまでの作品に見られる独特の間が少し希薄になり、その分留学生の日本語理解能力を笑いに変換しているような面もありますが、でもやっぱり面白いのでした。 彦馬さん [映画館(字幕)] 8点(2005-08-18 13:06:16)(良:2票)

27.ギターの子が言うんです。バンドをやることに「意味なんてなくていい」と。
この言葉がなんとも強く耳に残ていて。
”花は美しく咲こうと思って咲いてるわけじゃなく、ただ咲いているだけで美しいんだ”とチャップリンが言っていた気がするけど、そうだよ、意味なんてなんら必要ないんですって。
そんなこと考えてる時間があるなら動き出さなきゃいかんのですよ。
紅蓮天国さん [映画館(字幕)] 8点(2005-08-18 12:01:05)(良:2票)

26.この雰囲気好きです。青春時代を、美化せず、かといって露悪的に描くわけでもなく、ありのまま切り取った感じ。「大人になったら自分も何ものかになれるかもしれない、いや、何ものにもなれないかもしれない」なんてことを思っていた若い日々を思い出します。 ashigaraさん [DVD(邦画)] 8点(2011-07-07 12:44:00)(良:1票)

25.《ネタバレ》 何気ない青空と白い雲、無人の下駄箱や散らかった教室が挿入される。それは日常性の象徴。当事者である女子高生たちにとっては劇的な数日間でも、ありがちな文化祭前のドタバタはやはり日常の一環です。まるでそれを覗き見るように、淡々としたカットとシーンが連ねられる。その平坦な描写の中に浮かび上がるのは彼女達の青さや未熟さだけど、同時にとても大切で愛しい若さとして映る。そこに劇作として効かせたスパイスが韓国から来たソンさん役のペ・ドゥナでした。友達は高校の近所に住む小学生だけ。教師と二人で日韓文化交流なんて味気ない(失礼!)展示でしか文化祭に関わっていなかった彼女にとって、勘違いで引き受けたボーカルは人前で歌う緊張やコミュニケーションの壁を吹き飛ばすくらいに嬉しい出来事でした。言葉の不都合などお構いなしにタイムリミットに向けた練習が続く中で、連帯感が醸成されて行く。メンバーたちとの距離感が絶妙で心地良く、監督の力量を感じます。深夜の体育館で、僅か数日の付き合いのメンバーを、それぞれの気質まで含めて紹介するシーンに彼女の胸中が象徴される。本当はまだそこまで親しく馴染んだ仲ではない。だけど本当の「仲間」になれる期待と確信を込めた妄想一人芝居でした。抑制された語り口のおかげで、誰もがそれぞれの文化祭を胸中に観られる映画になっていると思います。ブルーハーツって、あの年頃が持っている屈折しがちな心情を気分に乗せて代弁してくれるような存在ですね。この作品にとてもフィットしてました。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-10-31 03:14:10)(良:1票)

24.気持ちいのいい青春作品! へまちさん [DVD(邦画)] 8点(2017-12-04 18:47:54)

23.《ネタバレ》 「やりゃあなんだって楽しいよ」。このセリフのためにまた見返したくなる。

空気人形で存在感を見せたペ・ドゥナは本作品でも見事に配役されており、しかも群像を邪魔しない程度に、しかししっかりとストーリーも用意され楽しめた。

直接の関係はないが、本作品で湯川潮音に感動し、彼女の他の音源を購入するに至った。
本当に良いキャスティングだと思う。 よこやまゆうきさん [インターネット(字幕)] 8点(2016-07-28 21:29:42)

22.《ネタバレ》 スウィングガールズみたいなものだろうと思って見ていませんでした。冒頭の5分、どうやらスウィングガールズとは違う。入りの面白さ、画の面白さに軽い感動がありました。演出、カメラワークの素晴らしさは最後まで緩むことなく予定調和のラストは素直に感動しました。留学生の存在と自然でユニークなセリフの積み重ねの効果は大きいと思いますが、ストーリーは凡庸で、平凡な画を撮る監督だったら凡作以下になってたと思う。山下監督でよかった。傑作です! エウロパさん [DVD(邦画)] 8点(2014-03-08 01:47:40)

21.別段、筋と言う筋はない。
でも、リアルタイムでブルーハーツをコピってた自分には、すごくリアルに感じられて、懐かしい想いにさせられ、観ていて引き込まれた。
ヒロトの弟の甲本雅裕が出ているのも妙に嬉しい。
純粋に音楽が好きでバンドをやるってのは良いもんだな、と改めて思った。 かめきちさん [DVD(邦画)] 8点(2012-10-30 01:59:09)

20.《ネタバレ》 ↓の方ほどの感性が無い自分を少し恥じます。
自分もソンの孤独感とそれからの解放に重さを置いて観たんですが、
どうも自分的には孤独感の表現が淡白に感じて。もう少しわかりやすい感じで表現してもらわないと、そこからの解放の喜びが強く出ないんでは?
ま、しかし、出演者の誰にも、それからブルーハーツにも全く興味が無いわりには、そこそこ楽しめました。 平成23年7月14日再見 香椎さんにしろ、前田さんにしろ整った顔立ちだし、名前が通ったキャスティングではあるんだけれど、この映画での微妙なオーラの出し具合というか、いやむしろオーラの押え具合が絶妙。逆にリアリティと親密感を感じた。若干、人間関係の説明に不親切さがある映画なので、1度目より2度目、2度目より3度目の方が楽しめるのでは。ということで6から7へ
平成27年6月18日 自分のJK好きを深く深く再認識して7から8へ(笑) rhforeverさん [地上波(邦画)] 8点(2010-06-07 13:39:02)

19.《ネタバレ》 コアなブルハファンは女子高生がブルハ語るんじゃねーよ!と敬遠しがちなタイトルかもしれない。僕もかなりのブルハフリークなので、ずっと敬遠してたけど、この度視聴することになった。結果、ものすごく良かった。大人が見て高校生ものにありがちな嫌悪感も全く無く、淡々と進んでいくストーリー。それが退屈ではなく、よりリアルな雰囲気を出していて見終えたあとも、なんとなく温かい気持ちになれた。全体としてカメラワークなども非常によく考えられていると思う。ただ、この映画がブルーハーツのリンダリンダをタイトルに持ってきた必然性は全く感じない。別に他のアーティストのどの歌でもいい気がした。ブルハの歌がタイトルになっているからと敬遠しているリアルタイムのブルハファンも見て損の無い映画だと思う。 とにーさん [DVD(邦画)] 8点(2009-11-30 03:10:36)

18.ブルーハーツが好きで青春映画も好きなのでこの映画は直球でした。 アフロさん [DVD(邦画)] 8点(2009-07-04 06:39:53)

17.この何も無い感じがリアルだなと思いました。毎日退屈でだるいんだけど、終わった後はあの頃って何気に良かったのかもって思いだします。 ポドルスキさん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-28 11:25:36)

16.女子高生の青春はとても美しい。 フッと猿死体さん [DVD(邦画)] 8点(2007-12-08 11:02:29)

15.題名とあらすじで流行の“非現実的スポコン文化祭”ものと思っていた。しかし、似ているのは表面だけで中身には“ふつうの青春”がぎっしりと詰まっていた。ロックをやってきた彼女たちの文化祭での演奏までを異性や友人関係を交えながら、バカ騒ぎするでもなく、割りと淡々と写してゆく。僕が高校生だったころの匂いを少し嗅げた気がした。これでは松ヶ根やコケッコーも見なければなるまい。ペ・ドゥナが歌う“僕の右手”も良かったよ。 カリプソさん [DVD(邦画)] 8点(2007-09-09 03:38:58)

14.人間関係のぎこちなさ感の描き方が絶妙。ぎこちないといっても仲が悪いわけでもなく、普通の友人関係であれば多少なりともぎこちない間は存在する。その間をきちんと描いているからこそ、この作品にはリアリティがあると多くの人が感じるぎこちないながらも人とコミュニケーションをしながら暮らしている普通の人間の生活が描けているのだと思う。そして最後のライブでやってくるカタルシス。高校生活というおそらくほとんど誰でもが経験のある身近な素材をモチーフにして、人間をしっかり描いて最後に解放感を感じさせてくれる。映画を観たなあとすっきりさせてくれる傑作。 Seanさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-08-17 14:22:07)

13.筋というものがなく、漠然と学園祭で演奏しようという方向性でまとめているだけ。
「だけ」ですけど、心地よく観れますね。
「デープ・ブルー」なんてものも映画として扱われるのだから、同じく「学生」を捉えただけのような作品があってもいいのかな(故に共通項がなければ、「なんじゃ、こりゃ」で終わる人もいるでしょうね)。
実体験としても、現在持つイメージにしても「学生」には「ぐだぐだ」という印象がある。気まぐれに好きになったり、嫌いになったり。それでいてプライドは高く、理不尽を拒む。
懐かしい人物やエピソードや時間や空気に溢れています。
この監督の作品はどれもまったりとした時間を作りますよね(全編そうだったりするので閉口する場合もある)。内容よりムードを伝えることに興味のある人なのでしょうか。

あと、すっとぼけたソンの描写はどれも笑えました。 カラバ侯爵さん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-12 02:59:11)

12.《ネタバレ》 冒頭ぼそぼそ散漫な感じですが、ソンがバンドに入ってから焦点が定まり面白くなっていきます。特別ドラマチックなことが起きるわけでない、徹底的にリアルな女子高生の"間"のセンス、リアルなリアクション、普通の生活が妙に面白い。ストレートなブルーハーツに共鳴する、感じたことを正確に言葉にする率直な韓国人留学生と何かと秘密主義の日本人女子高生の比較文化論としても見れるほどリアル。ソンの日本人と微妙に違う表情、立ち姿、ストレートな歌声。ラストの演奏、タイトルバックのオリジナルのブルーハーツ、見事に決まりました。特に彼女たちの演奏に、雨の学園風景を被せるシーンに自分の高校時代の思い出が蘇ります。 ときおり挿入される学校の静止画カット、空のカットが小津の絵のように素晴らしい出来。また、ラストのいかにも善人の女教師が考えそうな日韓交流教室に、ソンが演奏を観に来いと大きく殴り書きして、そのシーンにかぶせて始まる、終わらない歌、最高でした。・・・・・歌を歌おう、すべてのクソったれのため、・・・・・歌を歌おう、総てのくずどものために。( ブルーハーツ作詞作曲 ) マンフロントさん [DVD(邦画)] 8点(2006-12-24 21:58:20)

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【点数情報】

Review人数 131人
平均点数 6.82点
010.76% line
100.00% line
210.76% line
343.05% line
475.34% line
51813.74% line
62015.27% line
72720.61% line
83123.66% line
91511.45% line
1075.34% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.63点 Review11人
2 ストーリー評価 6.46点 Review15人
3 鑑賞後の後味 7.70点 Review17人
4 音楽評価 8.66点 Review18人
5 感泣評価 5.78点 Review14人

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