みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
12.《ネタバレ》 戦争映画としての面白さも十分兼ね備えている戦争アクションコメディ。 イーストウッドとサヴァラスが戦争映画として作品を引き締め、 とぼけた味を見せる怪優サザーランドとコメディアンのリックルズがコメディとして作品をいい具合に緩めます。 任務そっちのけで金塊強奪団と化した彼ら小隊の面々の顔ぶれが絶妙。仲間の数名が命を落とす中盤の地雷原の攻防に、 最後の金塊が眠る町での市街戦は戦争映画らしい緊張感も見せてくれます。 真面目に戦争なんかやってられるか!と思わせるような、やたらうるさい上官の存在がいいアクセントになっています。 「お互いただの兵隊じゃないか。こんなとこで死んで何になるんだ。」と、 町を守備するドイツ軍と仲良く金塊を山分けし、軽く敬礼し別れ行くラストの爽快感もいい。 その直前、イーストウッド、サヴァラス、サザーランドが一列に並び敵のタイガー戦車に向かってゆっくりと歩を進める。 ほとんど西部劇のような(この時のいかにも西部劇風の音楽も含め)演出といった遊び心も楽しい。 愚かな戦争を笑い飛ばしつつも豪華キャストのカッコよさや味を十分に堪能できる戦争アクションコメディの佳作です。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-12-30 00:17:43)(良:1票) 11.《ネタバレ》 文字通り画に描いた様な痛快戦争映画。思えば、こういう痛快戦争映画というジャンルは本作を最後に滅亡しちゃった感じですね。マカロニウェスタン顔負けに敵味方ともバタバタ死人の山が築かれますが、ケリーと仲間たちにとっては将軍の勲章稼ぎに狩りだされるぐらいなら、お宝を狙って敵弾に倒れる方が悔いのない死に方だということで、とても判り易い。それでもあのラストのオチは、今の眼で観ても新鮮というか奇想天外ですね。 ユーゴスラビアでロケされたというのも珍しいですが、そのおかげで色々レアな兵器が観れるのは貴重です。大戦型のシャーマン戦車も博物館に残っているのが大部分という頃なのに、稼働する実車を使ってるのが贅沢ですね。そしてあのタイガー戦車、ソ連のT‐34戦車を改造したものでかなり頭でっかちなプロポーションなんですが、正面から観るとまさにタイガーという面構えです。この改造車両は「戦略タイガー」と呼ばれるほどで、たぶん『プライベート・ライアン』に登場するタイガー戦車もこの「戦略タイガー」のアップデート版のはずです。このSS部隊の指揮官はチラッとしか画面に映りませんが、何とイヴ・モンタンなんです。ノン・クレジットなんですが、なんで彼がこの映画に関係しているのか謎です。 【S&S】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-07-01 23:39:03)(良:1票) 10.一見シリアスな雰囲気なんだけど、話の内容はコメディだった。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-11-23 06:38:39) 9.戦車が出てくる映画が観たくてレンタルしました。とても満足です。たまには明るい戦争映画もよい。楽観的でヒッピーのようなオットボール軍曹が印象的。 【南雲しのぶ】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-06-20 05:43:08) 8.《ネタバレ》 コーラの昔のキャッチコピーのように"スカっとさわやか"と言うのが鑑賞後の第一印象です。 今時の戦争映画と違い、なにがしかの重っ苦しい主張やテーマを感じさせることも無いし、 戦闘シーンも派手だけど生々しさやグロさは無く、戦争娯楽大作と言う言葉がぴったりの作品です。 うぅーん、それにしてもクリント・イーストウッド カッコいいです。 【Feld Hern Halle】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-14 13:08:27) 7.《ネタバレ》 20番さんにほぼ同意。音楽はラロ・シフリンですが、ラストの三人がタイガー戦車(風)の指揮官へ向かっての行進には、いかにもマカロニウェスタン風のメロディが流れますしね。 最後、勲章をたくさん抱えた米国将校がケリーズヒーロー達に追いつこうとしますが、明らかにパットンを皮肉ったものです。 娯楽戦争映画って最近ないですね。 【オットー・クレンペラー】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-30 13:49:19) 6.どこらへんが戦略大作戦なんでしょうかねぇ。まぁそれは置いといて・・、、出てくる奴みんないいキャラしてるねー、笑わせてくれる所はきっちり笑わせて魅せるところはきっちりと魅せて。イーストウッドの若い頃の映画ってさりげなくコメディは入ってるのが多かったり。戦争映画なんだけど戦争映画とはあまり感じないただ金塊を盗むだけの単純なストーリーで2時間20分という妙に長い上映時間だけど楽しくみれるのでよろしいかと思います。ただ、今まで見た映画の中で「UP YOUR BABY」で終わった映画は始めてかと(笑)意味は見てのお楽しみ・・(フフ 【M・R・サイケデリコン】さん 8点(2005-02-21 23:30:39) 5.子供の頃見たときはよく分からなかったのですが、すごく時代を反映した映画だったのですね。反戦、ヒッピーの戦車兵、マカロニウェスタンのパロディー、よくできたタイガー戦車...と見所満載です。でも 「荒鷲の要塞」と同じ監督とは思えませんが。 【あおみじゅん】さん 8点(2003-10-17 15:17:19) 4.イーストウッドはガンマンでも刑事でも、異色の一匹狼だからいいんですよね。まっすぐな人間らしさに共感できるんですね。この作品も兵士らしからぬ(?)人間そのものです。シブイまなざしのようで実は笑っているイーストウッドは魅力ですが、いつもの苦笑冷笑と異なりとってもおちゃめでいいですねえ。当時、映画館のチケット売場横にスチール写真が掲示してあり、入場前に一番インパクトがあったのは(なぜか)サザーランドが金塊を拝んでいる一枚でした。それを裏切らない怪演は当時中学生の私にはアメリカ人そのものに思えて印象的でした。 【天地 司】さん 8点(2003-04-10 11:28:55) 3.細かいところを気にしなければ楽しめる作品。テレビで放送していたので何気なく見ていたら、つい引き込まれて最後まで見てしまった。 【艇王】さん 8点(2003-01-02 17:40:13) 2.「おとといおいで」(笑)傑作でした。 【だだくま】さん 8点(2002-05-04 15:31:03) 1.戦争映画最高傑作の一つ、痛快でさわやか。戦争がおきてもこういう風に生きていきたいという理想を具現化してくれた。 【あきお】さん 8点(2000-12-05 15:40:49)
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