みんなのシネマレビュー

桜桃の味

Taste of Cherry
(Ta'm e guilass)
1997年【イラン・仏】 上映時間:98分
ドラマ
[オウトウノアジ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2014-10-08)【+】さん
公開開始日(1998-01-31)


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監督アッバス・キアロスタミ
キャストホマユン・エルシャディ(男優)バディ氏
脚本アッバス・キアロスタミ
製作アッバス・キアロスタミ
配給ユーロスペース
編集アッバス・キアロスタミ
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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5.《ネタバレ》 おじさんが道を教える。荒れ地の道と人生の道と。見ている方はその二つの意味にああそうだなとか単純に思う。そう世の中には美しいものがあるから生きるんだよね、とそんな映画だと思わせる。最後の月とか雷とか、そんなこと言ってるんだろうとか感じさせる。ところがどっこい、最後には、「なーんちゃって、たかだか映画、ちょっとシリアスに考えた、はははは」という、すっごい肩すかしが待っている。あれっと、思いつつも、でも、やっぱりおじさんの桜桃の味の話をみんなに聞かせたいんだと思う。そう、真面目すぎたこと言ったもんで、照れてるんですよ、監督は。 K-Youngさん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-04-07 22:29:06)

4.《ネタバレ》 2016年の再見時:
監督が亡くなった。ユーロスペースでの追悼企画で、初めてスクリーンで見た。平日夕方という中途半端な時間にも関わらず、さすがの満席。
黄色い砂埃と主人公の横顔に、眠気を誘われるのはやっぱり変わらない!でも12年前と違って、緑に満ちたラストの意味がなんとなくわかるようになっていた。難解な映画とされるものほど、時間を置いて見たときに自分の成長に気づきやすい。


2004年以前の初見:
画面いっぱいに広がる黄色い大地と砂埃、ひたすら静かに展開するテンポが好き。週末の昼下がり、ワールドカップも競馬もやってない時のNHK教育はなかなか侮れないなと思った。マニアックさも上乗せして高得点。 ●えすかるご●さん [映画館(字幕)] 8点(2004-01-29 00:02:15)

3.淡々であるが詩的な映像が主人公の苦悩や心の変化をうまく捉えてると思う。ラストはかなりのびっくりだがこれでいいと思う。こんな問題、なかなか答えなんて見出せないよ。観る側がどう結末を考えるかということがこの映画においては重要だ。まー ほんとに自殺したけりゃ他人に頼まないはずだし、自殺の手伝いを他人から拒否されることに主人公は生きていることを見出していたんじゃないか、そして、あの老人の登場によって初めて死を本当に意識したんだと思うがな。 たましろさん 8点(2003-10-22 23:34:39)

2.イラン映画っていうだけで迷い無く観てしまうのですが、これはう~ん途中でビデオストップして仮眠を取ってしまいました。^^ゞでもこのイラン時間みたいな時の流れ方、やっぱり好きですね。最後のお説教?も「3度石を投げるよ」もよかった。「自殺」をテーマにしているのになぜかお涙頂戴じゃない、じめじめしない、ユーモアも忘れないっていうのは日本映画にももっと生かされて欲しい。結局自殺を考えた原因はなんだったのか、最後の朝どうなったのか・・・誰か教えてください~ Reiさん 8点(2003-05-14 20:09:28)

1.人生に絶望した男が、自殺の手伝いをしてくれる者を車で探し回るという、一種のロード・ムービー。話はいたって単純で、映画の殆どは車の中で進行する。死に向かう途中の彼とさまざまな人々との出会い。それはまさに人生の縮図ともとれる。シンプルゆえに奥深さが心に残る逸品。 ドラえもんさん 8点(2000-11-04 16:09:02)

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【点数情報】

Review人数 39人
平均点数 6.31点
012.56% line
112.56% line
200.00% line
300.00% line
4410.26% line
5717.95% line
6820.51% line
7717.95% line
8512.82% line
937.69% line
1037.69% line

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