みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
8.《ネタバレ》 重役プロデューサーが主人公で、ハリウッド流プロデューサー方式の集客主義をリアルに見せる。映画の映画。が、まさにこのリアルゆえの「退屈さ」を酷評する人は、自身がこの映画に対してネガティブなプロデューサーを演じてしまうわけだ。映画の映画の映画・・・ 【ひと3】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-10-25 06:34:44) 7.《ネタバレ》 ハリウッドに迎合しようとしなかった孤高の人、アルトマン監督ならではのハリウッドへの強烈な皮肉が込められた、いわゆるハリウッド内幕モノです。 ティム・ロビンス演じる映画への愛を感じないハリウッドの映画会社の重役が主人公。これが映画の主人公として見事に感情移入出来ない人物。ですがアルトマンが自分とは距離がある世界(ハリウッド)とその世界の住人を皮肉たっぷりに描いた映画だからそれも当然か。 このアルトマン節はラストまで衰えることは無い。安い結末の一本の映画が完成し、「リアリティはどこへ行ったの?」と異を唱える社員がいとも簡単にクビになる。そしてティム演じる主人公も簡単に犯した罪から逃げ切り、謎の男(一体誰だったの?)から事件の真相を買って殺した男の女と結ばれるという、全てカネで解決というこれまた実に都合のいいハッピーエンドを敢えて用意した。これら全てがハリウッドへの皮肉に感じられてとても面白かったです。 超豪華な総勢60名を超えるというカメオ出演も、随所に登場する、様々な登場人物が語る俳優評、映画評も映画好きにはたまらない楽しさがありました。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-24 22:47:46) 6.《ネタバレ》 今まで観た映画の中で一番豪華なカメオ出演ですね。もう途中から“目が点”状態でした。ハリウッド業界というか、その中に巣くう魑魅魍魎への皮肉がとってもイタくて、自虐ネタもけっこう入っているのでは? 劇中T・ロビンスはオスカー受賞しているという設定になっててオフィスにふたつもオスカー像が置いてあるのですが、これを観てとうとう最期までオスカーに縁がなかったR・アルトマンの本音が見えた様な気がします。 本当はオスカー欲しかったのじゃないかなアルトマン、ハリウッドは嫌いだったけど… 【S&S】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-04 01:10:29) 5.豪華なカメオ、ハリウッドの群像劇 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-08 08:43:40) 4.これ、アルトマン作品の中でも特にお気に入り。なんしか笑った。いきなりガチンコで始まる冒頭の長回しのシーンにユーモアのセンスを感じる。次から次へ出てくる馬鹿企画にいちいち笑った。これをハリウッド映画に対する反発、嘲笑を描いた毒のある映画のように受け取る人もいるかもしれないが、個人的には反対に愛を感じた。 【ぷりんぐるしゅ】さん 8点(2004-02-12 16:39:29) 3.サスペンスも絡ませたハリウッドの内幕ものですね。俳優たちが実名で出てくるのが楽しい。ティム・ロビンス演じるミルは業界では敵が多いし、はっきりいやなヤツですね。結局ティムは罪にとわれることもなくひとり勝ちみたいになったけどこれがいつまで続くのか?と思いながら見終わったのでした。食うか食われるかの業界の様子が興味深いです。バート・レイノルズが出てきてたと思うけどあれは本音かもしれないと感じたのでした。 【envy】さん 8点(2003-12-01 12:01:34) 2.《ネタバレ》 映画業界の内幕ものとして、映画好きとしてはよだれたらしまくりで鑑賞。そして、話が進むに連れ、唾液がでなくなりノドからから。普段だと好みのはずのウィリスのヒーローぶりに吐き気を催す・・・と、完全にアルトマンに翻弄されていった。T・ロビンス演じる主人公の造型が巧みで、アルトマンの皮肉と憤怒を語るのに絶妙な仕上がりである。 【恭人】さん 8点(2003-11-28 09:31:17) 1.ハリウッド映画業界への皮肉がたっぷりで、なかなか面白い。ネオ・リアリズム代表ともいえる<自転車泥棒>の好きなライターが殺されて、最後には彼を殺した主人公がハッピーエンドになるなんて。。。脅迫状を送っていたと思われる男が実は刑事で、結局犯人は判らない。また、冒頭のシーンで最初から映画内映画なんだと思わせておいて、もしかしたら全てが主人公の妄想が入り混じった現実の話だったのでは?とも感じさせる。単純そうで複雑な魅力的な映画だ。 【クロマス】さん 8点(2003-02-13 23:18:40)
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