みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
4.《ネタバレ》 後味悪い!!私にとっては、とにかく、そういう映画でした。 でもね、正直、面白かった・・・です。見たいか、見たくないか、で言ったら やっぱり見たいわ。え~~っと、食べ物でいったら、、オーストラリアあたりで採れると言うとんでもなく美味らしい毛虫(食べたことないけど)あたりなのかしら・・。気持ち悪いけど、おいしゅうございます。みたいな。 とりあえず、最初から結末はわかっちゃいるんだけど(ビギニングっちゅうことは あの家族、大量殺戮を今から始めます、ってことですもんね。) それでも、なんだか、若者4人(特にお兄さん達カップル)のうち、誰か は助かりそうな気配が、中盤まであるっぽく感じました。 というかね、無駄に、主人公達が「それなりに、物を考えそうな 若者っぽく」描かれている んですよね。ベトナムに一度出兵してまた戻ろうとしている陽気で強い兄。その兄 に引きずられてついてきちゃった気弱な弟。一見バカそうなセクシー彼女も、尽くす一途なタイプだったりして・・・。お兄さんはなんで、悲惨な経験をしたベトナムに戻る気なのか??その辺が最後まで、イマイチはっきりとはしない。。結構主人公達も、通りいっぺんのバカ者とは言い切れない、どことなく哀愁漂う若者なんです。 そりゃないでしょ??。 っていうかそこがこの映画のなかなか賢い所?「スプラッター映画に出てきて、殺されちゃう若者は能天気なオバカさん&生き残るのは、頭は悪くても、ガッツがあるやつ」というセオリーをいやあ、裏切ってくれるよね。一番生き残りそうなお兄さんが 一番、ひっどい殺され方されちゃうんだよね。 グロさで言えば、この映画よりグロイ映画なんてたくさんあるだろうと思う。 だけど、この映画は基本的にスプラッターお約束の「恐怖と笑いのスレスレ感」 もあんまりない。 (主人公達の「なぜそこで完全に殺しておかない?」っていうボケっぷりのお約束は守られていましたけど。) だから、ますます、悲惨っていうか、なんかイヤ~な感じ。 そういう、ちょっと今までのスプラッターとは違う、あまりにも不条理&笑いのない 絶望感みたいなのが、面白かったかなぁ。いい気分の映画ではないけど、なんかさ~~、「生きてやる!!」っていう気にはなります、「殺人鬼にでくわしたら、とにかく完全に殺すんだ!」という教訓は得ますね。殺さないとホント殺される。当たり前か(笑) 【やわらか戦車】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-26 10:30:43)(良:2票) (笑:1票) 3.「ビギニング」と言っても、レザーフェイスの生い立ちについては「セブン」風のタイトルバックで断片的な情報が与えられるのと、精肉工場からチェーンソーを持って帰るエピソードぐらいで、これぐらいなら誰でも想像がつきますよねという範囲のもののみです。要するに、そのルックスからいじめに遭って性根が歪んだウォーズマンみたいなやつだということです。今回レザーフェイスの出番は少なく、代わって前作でも輝いていたホイト保安官が映画を席巻します。キューブリックも惚れたリー・アーメイ先生の容赦のない罵倒、不条理を不条理とも思わない揺るぎのなさ、巨乳のお姉ちゃんがいれば躊躇せず乳を揉むストレートな人柄が炸裂。その暴れっぷりは「フルメタル・ジャケット」を完全に超えており、レクター博士やダースベイダーが物分かりの良い穏健派に思えるほどの壮絶な悪者ぶりを披露します。前作はレザーフェイスとの追っかけがメインでアクション映画のようになっており、ショックシーンの連続ではあるもののビジュアルへの偏重が恐怖の底にもなっていました。しかし本作は気の狂った人間から無茶を言われまくる不条理さが大幅に強化されたことで恐怖が底なしとなり、さらにパワーアップしたゴア描写との併せ技により、ホラー映画としては史上最高レベルに達しています。残酷慣れした私の友人も「これは怖かったなぁ」と大絶賛でした。不条理さが支配する独特の空気を作り上げ、また観客の先読みをリードして話を進めるなど、脚本はかなり練り込まれています。特にすごかったのが、一家の母さんとデブのおばちゃんが、足元に女の子が転がってるのに気にも留めず世間話をしているところ。このとんでもない世界観、被害者たちの絶望感は他にありません。そこからの逆転のカタルシスもきっちりと描いており、体に力が入りっぱなしの90分でした。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-06-19 19:03:56)(良:1票) 2.《ネタバレ》 テキサスチェーンソー【ビギニング】、ということでタイトルからしてテキサスチェーンソーの前編であり、始まりであり、誕生を物語った映画です。つまり、タイトルを見るだけでレザーフェイスやその家族が皆無事であることが判っているわけです。 あとはレザーフェイスの誕生やあの狂った家族の経緯などを押さえつつ、いかにして迷い込んだバカップル達を全滅させれば良いのか。根も葉もない言い方をすればそれだけの映画です。 でも、判っていながら怖かったです。ここで驚かすのが判っているのに・・・怖いです。十分楽しませてくれました。 主人公と思われる女も外に逃げれば良いのにわざわざ家の中をコソコソ逃げ回ったりとじれったさタップリです。なぜか前作テキサスチェーンソーと同じような進み方をしていたのはちょっと不満でした。共通点が多すぎです。バカップルが4人だったり家を脱出したら生肉工場に行ったり、最後は車に乗ったり。この映画でオリジナルの進め方があっても良かったと思います。 それでもホラー映画としては十分な出来です。良かったです。 【xxxsiro】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-01-17 14:58:15)(良:1票) 1.《ネタバレ》 このキチガイ一家はやっぱり凄いね、何というか主張が一貫して突き抜けている。殺人鬼よりそれを育てた親の方に問題があるのは言うまでも無く、終始嫌悪感を抱いた。スプラッターとしては最高峰では無いだろうか、前作よりキツさはパワーアップしている。終盤の追いかけっこも、”もし襲われた彼女が生き残ったら前作は在り得ないし”という制限の中、最後まで緊張感を保しているのには頭が下がる。相変わらずこの手のホラーで感じるのは、被害者側に思慮が足りないという点。今回で言うと全員とは言わないが、逃げ延びる可能性は高かった。1、腕立てのシーンで何故逆襲に出ないのか?相手は爺さんだろ。2、折角脱出したのに、何故堂々と正面から乗り込むのか?背後から襲えよ。3、幾ら怪物とはいえ急所を狙えばそれで終わり。「仕事人」を知っている日本人なら皆思う筈。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-31 19:39:21)
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