みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
51.フットルース以降、今ひとつパッとしなかったケヴィン・ベーコンが、ああとうとうこんな激安映画に出るようになっちゃったのね、と当時は誰もが思って、いざ観てみるとこれが滅法面白く、彼にとっての裏・代表作とでもいう位置づけかとも思える、そんな作品ですね。BSで放送されるってんで、これは子供が喜ぶだろうと思い、私も久しぶりに観たのですが、いやホント、鉄板です。 地中に何やら巨大なニョロニョロがいて、突然そいつらが人間を襲い出す。そのニョロニョロたちが一体何なのか、サッパリわからないし、登場人物たちもあまり関心なさそうなのが、いさぎよいです。一匹見かけたら百匹はいると思え、ってな所ですが、勝手に「4匹いる」ということにしちゃって、実に明快。ジョーズの地上版、というワケで、「ジョーズなら海から出れば大丈夫だけどコチラは陸に逃げても追いかけてくる」・・・と日曜洋画で淀川さんがおっしゃってたのは本作についてではなくアリゲーターか何かだったと思いますが、それはともかく、本作。ニョロニョロがいるのは地中なんだから高いところに逃げればOKだろう、という、むしろジョーズよりもわかりやすい、トホホな設定があって、こういうのが映画では生きてくるんですね。地面を怖がる、という画ヅラのバカバカしさと、その路線で一本、筋を通してみせることからくる、ワクワク感。 ニョロニョロの造形、手作り感はありますが、悪くありません。それにおそらくは予算が無いんだろう、ってコトを逆手にとったような、直接その姿を描かずにその存在を演出してみせる工夫の数々も、笑いを呼びつつスリルを盛り上げます。 バカバカしいことを大真面目にやっていて、でもやっぱり、ご近所さん同士でワイワイ言い合ったり、つまらない口喧嘩したり、という日常的なバカバカしさがあって。 何より、主人公2人の息のあったところ、さらにはヒロイン役も加えた3人の凸凹トリオぶりが魅力的で、いやはや、実に楽しい映画です。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-10-06 08:49:02)(良:2票) 50.《ネタバレ》 クリーチャー系パニック映画のお手本のような作品。救援を期待できない陸の孤島。相手は得体の知れない化け物。でも生物だからちゃんと殺せる。弱点があるから戦える。でも狡猾で、まともにいったら勝ち目は薄い。設定の加減が絶妙です。相手が強大すぎると戦う意欲は失せますし、逆に弱いと物足りない。相手に分(ぶ)がある中で、如何に工夫して戦うか。冒険心を実にくすぐります。それに人間描写も的確。とくにガンマニア夫婦。自慢の銃のコレクション。チャンスがあるなら何としても撃ちたいし、有事のために備えた水や食べ物だから、こんな時にこそ使いたい。おまけに窮地に陥った原因を他人のせいにしちゃう。とことん人間の本質を突いています。本来ならサスペンス・ホラー寄りになっておかしくないお話を、コメディタッチに清々しく仕上げた手腕はお見事。敵の能力判明後、死者がほとんど出なかったのも上品です。まさに愛すべき作品。カテゴリ的にはB級もB級ですが、これは一級品です。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-19 18:01:01)(良:2票) 49.“さざえのつぼ焼き”のような映画。ところどころ苦くて気持ち悪いけどうまい♪ 【(*´▽`*)ゎぃ】さん 8点(2003-12-16 21:17:37)(良:1票) (笑:1票) 48.《ネタバレ》 映画は所詮ビジネスで関係者たちがそれで生計をたてていて、必ずしも歴史に残る傑作や大ヒット作を狙っているわけじゃないことは当然ですけど、本作ぐらい製作者が予想だにしない成功を収めた映画はそうあるもんじゃないですよ。見る価値があるかどうかは別にしても、なんせシリーズになって四本も続編が撮られたんですから。基本コンセプトは、ずばり“陸上版ジョーズ”です。そしてもう一つは、“荒野のロケだけで済ませて低予算で仕上げる”となるでしょう。CGや合成を使わず、全登場人物はたった17人ですからねえ。そしてその17人のうち半数ぐらいはグラボイドに喰われてしまうのに、ぜんぜん暗さを感じさせない明るいトーンで押し切っちゃう強引なストーリーテリング。ケヴィン・ベーコンとフレッド・ウォードのバディ感もいい味出しています。ヒロインの女子大生のジーンズを意味もなくなく脱がせてパンティ姿にするというサービスを忘れていないのもさすが、だいいちあの状況では絡まっている鉄条をふつう切るでしょう、ベーコンは斧持っているんだから(笑)。 気になったのはグラボイドの最期で、あれはひょっとして『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』のパクりなのかと思いますが、偉大なるスピルバーグからインスパイアを与えられたと好意的に解釈したいと思います(笑)。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-03-15 20:54:36)(良:1票) 47.私は正直、この手の「バカな?」(失礼だが)作品は苦手ですぐに飽きてしまうのだが、本作は不要な部分がなく、荒野に突如現れた謎の生物とそこに居着いている人間の対決のみであるのが、非常に良い。馬鹿げてるが面白いし、飽きることなくラストを迎えることが出来る。優秀な作品だと思う。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-05-20 08:13:26)(良:1票) 46.わーい、バイオハザードコードベロニカだー。クレアが丸呑みにされるよー。と、そのままですね。カプコン、パクリもほどほどに。 で、やすっちいミミズが人間を襲って、最後はグロい。典型的なトレマーズです。 【伊藤さん】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-06-04 23:13:26)(良:1票) 45.オモシロイッ。完全にアホ映画だけど誰一人アホ映画をナメてない真剣味が良いですね。一度もステキと思ったことのなかったケビン・ベーコンが思わずステキに見えてしまいました。降って湧いた異常現象に身近なモノで戦う、っていう発想がステキです。武器マニアの夫婦最高です。とりあえずみんな屋根の上に上っちゃう、っていう展開も楽しすぎます。あまり難しいことを考えず、安直にこの展開が「楽しいっ!」と思えれば、こんなに幸せな映画は滅多にないと思います。だいたいあの怪獣、どこから来て何のために暴れてるんだか、さっぱりわからないあたりが最高です。しかも州兵とか全然出て来ません。突然現れた宇宙生物と、地元の農民がブルドーザーで戦う映画です。このスケール感、問答無用の展開、小ざかしい理論を取っ払ったありのままのバカバカしさが、いかにもフツーの田舎のお兄ちゃんなケビン・ベーコンを燦然と輝かせる、ただそれだけの映画ですけどわたしは惚れました。思いっきり確信犯的Bです。シャレのわかる人にだけお勧めします。 【anemone】さん 8点(2004-09-27 18:46:49)(良:1票) 44.《ネタバレ》 明るく、乾いていて、悲壮感も無く、「恐怖」が主役ではない(香付け程度に恐怖かも?)モンスターパニック物。ありそうで、無い。そうか!「高オニ」か~!皆の逃げるシーンでの、あの愉快さは!ま~ぜ~て~(笑) 【aksweet】さん 8点(2003-07-06 10:58:05)(良:1票) 43.最高のB級映画です!! 【ヒロミ】さん 8点(2001-05-19 09:28:49)(良:1票) 42.この作品で棒高跳びをしたくなりました!(←嘘!) 【イマジン】さん 8点(2001-04-24 12:09:53)(笑:1票) 41.《ネタバレ》 久しぶりに見たけど、やっぱり面白かったです。 怪物は今見ても良くできてて気持ち悪いし、地中を高速で這っていく様子は、当時の映像技術を思うと感歎します。 ケビン・ベーコンは、今も渋い演技派でカッコいいけど、若い頃のこういう陽気なお兄ちゃんキャラも良いです。 偏差値は高くなくても実践に長けて賢い、という感じが良く出ています。 何故こんな化け物が出現したのか、という小難しい考察は無く、人間(一般市民)対化け物で、人間の知恵(と銃火器)の勝利という単純明快なお話なので、何も考えず気楽に見られるのも良いと思います。 【nanapino】さん [地上波(吹替)] 8点(2021-02-14 02:02:16) 40.《ネタバレ》 荒野の地中を驀進する巨大生物「グラボイズ」。軽妙な掛け合いの心地よさ。舞台はアメリカ西部の小さな田舎町。そこでは最近小規模な地震が多発していた。何でも屋のバルとアールは、調査に来た地質学者のロンダと謎を探ることに。そして体長10メートルのワーム型モンスターが、次々と住人たちを餌食にしていることを突き止める。予想外に知能の発達したモンスターに通信手段を断たれ、孤立した町の住人と未知のモンスターとの生き残りを掛けた戦いが始まる...。まず、主役モンスター「グラボイズ」の存在感が凄い。「太いミミズ型の体」「硬い体表」「鉤状の口」「口中から生える触手」が合理的に機能し、醜悪ながらも現実に存在するかのようだ。加えて銃や手製爆弾程度の攻撃でも倒せるという弱点が設定されることで、よりリアル感が増している。地表のすぐ下を驀進する巨大生物がが、モグラのようにボコボコと地面を盛上げながら迫って来る映像は圧巻。また、地中に生息する「グラボイズ」は振動を感じる能力が発達しており、「音を立てずに地面を歩く」ことが重要になってくる設定が秀逸。家の屋根などに避難した住人たちが、「どうやって別の場所に移動するか」が重要になり、知恵を絞って窮地を乗り越える展開が緊張感を高め、面白さを増幅させる。また、暗くなりがちなモンスターパニックものにしてはコメディ感が強く、住人たちの掛け合いが楽しい。町の住人たちはヘンな人ばかりで、特にバルとアールのコンビの掛け合いとアクションが予想外に面白い。更に住人の中でも銃オタクのガンマー夫妻が大量の重火器をコレクションしており、非常に良いアクセントになっている。夫妻の活躍は凄まじく、コレクションの銃や手製爆弾を駆使して大型モンスターを駆逐するシーンが燃える。最後の最後まで彼らが知恵を絞ってグラボイズに対抗する展開が非常に好みだ。続編は未見だが、観たくなってきた。ハナマル! 【しぇんみん】さん [DVD(吹替)] 8点(2017-02-11 14:58:55) 39.B級映画の中でも指折りの傑作との評判高い作品。期待通りの面白さ。 この安っぽいB級映画が、何故かパイレーツ・オブ・カリビアンより面白く、記憶に残り、200年後の人々も そう感じるのではないかと思うことが不思議である。 映画が面白いというのは自分がその場所に立つことが想像できるかも重要なのだろう。 【cogito】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-08-03 23:19:07) 38.《ネタバレ》 最初に劇場で字幕版を鑑賞したときは、普通のモンスター映画だねって感じで、あまり印象に残らなかった作品。ですが後年 レンタルビデオの日本語吹替版を見て、こんなに面白かったっけ!?とドハマリしました(笑) VFXが凄い訳でも、スケールが大きい訳でもありませんが 地中にいる正体不明の巨大生物との対決を、モンスターの生物的特徴をしっかり説明した上で田舎町の隔離された状況を設定し、サスペンスを上手く盛り上げている。 それに加えて、田舎町パーフェクションの人々の生活感がよく出ている。その明るくて人間くさいキャラクター、テンポのいい会話が楽しくラストまでまったく飽きさせずコメディタッチで見せ切ってくれる。 吹替声優は、主人公の2人フレッド・ウォードを内海賢二。ケヴィン・ベーコンを安原義人が演じていて、この掛け合いがメチャ楽しい。さらに、続編以降はレギュラー(ほぼ主役)となる武器マニアのオヤジを小林清志が演じていて、もうドンピシャな危険人物で笑える。 他のキャラクターも達者な声優さんばかり。実に賑やかです。 洋画は何でも吹替えで観るべきとは決して思いません。でも、これに限ってはBlu-rayの日本語吹替えで見ることを強くおススメします! ※DVDには日本語吹替えが無いのでご注意ください。 【墨石亜乱】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2014-04-07 22:13:59) 37.人間も化け物もどこか抜けているところが実にいい。 【たこちゅう】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-26 23:51:04) 36.《ネタバレ》 大好きな映画なのに,今日までレビュー書けずにいました。理由はただ一つ。DVDには日本語吹き替えが入っていなかったから。ビデオレンタルよりもテレビ放送での視聴の方がダントツに多いこの作品。もはやケヴィン・ベーコンたちが英語を話してることの方が私にはずっと不自然。そんな折になんと!今回待望のブルーレイ化!&日本語吹き替え収録!ということで迷わずレンタル!(そんなに思い入れがある映画なら金出して買えよ)内容はもう皆さんおっしゃる通り怖いはずなのになぜかほのぼの。B級の皮をかぶった超B級映画の傑作。 【S.H.A.D.O.】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2010-12-21 15:50:44) 35.この発想・ノリ・センス・撮影環境~ 日本では今後も作れそうにない日本映画が最も苦手とするジャンルの一つだと思います。 【BOW】さん [地上波(吹替)] 8点(2010-08-21 13:57:35) 34.陸上版ジョーズ。ベタベタのB級なんだけど面白いんだなー。実際にあんなの来たらどう逃げよう? 【ピンフ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-18 02:59:19) 33.これもてれびで最っ高!フレッドウオードがすきなので、彼がいることで安心感があります。これは"安全地帯ごっこ”を彷彿とさせ、自分も参加しているような感じになりイイ!ここにいれば絶対大丈夫。でも、ずうーとはそこにいられない!ってのがイイねえ。 【男ザンパノ】さん [地上波(吹替)] 8点(2010-01-22 12:34:18) 32.モンスターパニック映画として一定ラインをクリアしてます。結構低予算のはずですが、面白さはお金じゃないですね。 【承太郎】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-05-25 23:46:31)
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