みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
5.いつもにも増してバカボンパパ似のブロンソン、なのにシブい、シブ過ぎるハードボイルド。彼が演じる主人公は寡黙な殺し屋。そりゃまあイタリア語のセリフをブロンソンがペラペラまくしたてても変なので、寡黙にもなろうってもんですが、まず冒頭からこれといったセリフもないままカーチェイスに突入。何が何やら、ですけれども、もちろん説明など不要。彼はまさに、そういう日常を生きる人間なのだから。やがて彼はある陰謀に巻き込まれていくのだけど、彼は決然と立ち向かい、そして刹那的に行動する。結局のところ、男ってのは、人を殺すときも、オネーチャンとエッチするときも、いつだって孤独なのだ、ということですね。モリコーネのノリのいい音楽が印象的ながら、あえて音楽を入れない静寂の中の、エレベーターのクライマックスが、さらに印象的。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-03 23:27:32) 4.渋い。面白い。ジル・アイアランドが美しい。音楽がよい。荒いところもあるが、一気に見せるものがある。ブロンソンにとって、人生を大きく変えた作品だと思う。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-05-06 11:14:40) 3.《ネタバレ》 渋いねぇ。人間こうも渋くなれるものかと思うくらい渋い。決して二枚目ではないけれど、味わい深い存在感。そういや『サザエさん』の原作でも、TVに映るブロンソンを観ながら「(良さが)わからん」とサザエさんがブツブツ呟いていたが、確かに渋さを除けば干からびた饅頭みたいな顔である。 それにしても、無表情の中に隠した苦悩と葛藤を、見事に表現していたブロンソン。機械的に仕事をこなすプロの殺し屋が、自分の中に情が芽生えて仕事に支障をきたし、やがて惚れた女の裏切りに翻弄されていく。そんな己の限界を知るが故のラストは大いに納得。狭い路地のカーチェイス、エレベーターでの静かな暗殺、この両シーンと音楽にも痺れる。 【丹羽飄逸】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-01-19 19:46:21) 2.《ネタバレ》 学生の頃友達とレンタルビデオで見た。こういう雰囲気の映画大好き。さらば友よから2年、スパースターになったブロンソンのジルアイアランドとの初競演作。いーねぇー!一匹狼の殺し屋!何の脈絡もなくいきなりのカーチェイス(しかもあの時代でオートマ車だし)一番印象に残ったのは、やはりラストの狙撃シーン!音とスローモーションの映像の美しさが鮮烈だった。 ブロンソン作品はほとんど見たがなぜかこの作品が忘れられないなんでだろう・・・ 【スーシホ】さん 8点(2004-06-14 17:52:31) 1.ブロンソンはこういう寡黙な殺し屋の役が似合いますね。ジルを殺すシーンは演出も最高です。でも殺しちゃうの、やっぱりもったいないね。そういう気持ちを思わせるのは映画の演出の成功かな。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-19 21:18:54)
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