みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
5.もうここまで来ると完全に一見さんお断り、これまでの映画を全部見ていてナンボ。1作目から5作目までリンクしているエピソードだらけ、1つ1つの物事にどんな意味があるのかなんて説明なし、知っていて当然状態。なので映画としてはメチャクチャです。これ一作で何かを得ようとしても、なーんにも得られません。しかし、個人的には今回は大変楽しめました。あの余分な贅肉がブヨブヨしてる原作のうち、学園ラブコメディ部分はきっちり残し、冗長なだけで無駄に多過ぎたエピソードはさっくり簡潔に端折ってしまって。欠点だらけになってしまった原作を前作に続いて上手く料理したな、って感じです。それに、1~5作目からの多数のリンクゆえ、過去の色々なシーンが見ている間にどんどん呼び起こされて、1本の映画を見ていると言うよりも1つの歴史を眺めているような風情。1作目からみんな同じ役者が演じ続けているという(ダンブルドア校長を除いて)事でリアルな時間の流れが生み出す重さ、深さが出来不出来とは別に表れていて大変に感慨深いです。なので評価は個人的な価値というところ。1~5作目を未見な人はまずそちらを見る事が必須、既に見た人もできれば復習してから見る事をお勧めします。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-07-18 17:20:31)(良:1票) 4.《ネタバレ》 冒頭で、学校に行くことをハーマイオニーの両親とロンの母親が心配していると聞いて、ハリーの一言。 『ホグワーツは安全さ。ダンブルドアがいる。』 ・・・1作目から今作まで、安全だったことなんか一度もない。毎年命の危険に晒されている。ハリーは完全に感覚が麻痺していますね。慣れって怖いと思った次第です。 さて、物語もいよいよ佳境。もう学校なんてほとんど関係なくなるのかと思いきや、ここにきて授業にクディッチ、恋愛イベントと、再び学園生活中心に。ですがそれも束の間。やはり終盤は学校とは関係の無い世界でひたすらバトル。 今作はシリーズ中一番辛いストーリーかもしれません。ドラコ・マルフォイ、スネイプ、ダンブルドア、みんな辛そう。 『オリバンダーの杖』の店や、ハリーたちの隠れ家が襲われたりと、終始辛いイベントが続きます。 それでも、魔法は派手になるし、ホラー要素は強くなるし、これはこれでかなり面白いです。 もちろんこれがシリーズ最後であるならば、こんな後味悪いラストもないので3点くらいですが、これはラストへの布石の章。そう考えるならば、完成度は非常に高いと思われるわけです。 なぜなら今すぐにでも続きを見たくなるからだ。 それにしても、ダンブルドアの炎の魔法から海開きまではすごい迫力の映像です。モーゼかと思いました。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-03-21 13:47:14) 3.《ネタバレ》 3以降は原作未読だったのだが、この6はたまたま読む機会があり、その後で見た感想。「ハリポ、久々の会心作やないけ!」。このシリーズは「原作のダイジェスト映像版」であると散々言われてきた事を再認識した。3以降に私が批判的なのも結局これが原因なのかもしれない。3以降は「あの人」との絡みに走り過ぎて、ハリーは大人や続々登場する新キャラとの話が多くなり初期の学友がどんどんないがしろにされていった。しかし本作では3大重要サブキャラであるロン、ハーマイオニー、ドラコにスポットが当てられ見せ場も用意されている。逆にただ画を見せたいが為に挿入されていたとしか思えない長ったらしい授業風景やスポーツ場面は極力抑えられている。思春期描写については色々な意見もあるようだが、「あの人」との対決絡みのエピソードはもう散々見せられているのでこれはこれで観客の親近感や感情移入をあおると言う点ではよかったように思う。画面が暗いのが気になったが、それもこのストーリーにあってるかもしれない。それにしても最初からハリーとハーマイオニーは恋愛関係にならず、一貫して「お互いを認め合う魔法使い」として徹底されているのには清々しささえ感じる。(多くの方が指摘されている通り、原作者はかなりスターウォーズを意識してますな。仲良し3人組はルーク、レイア、ハン・ソロ。そして校長とトムはその師弟関係や弟子がダークサイドへ落ちて行くのを含めてオビ・ワンとダース・ベイダー) 【チョッパー】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-10-09 14:06:30) 2.《ネタバレ》 原作を読んでいるかいないかでやはり評価がはっきり分かれてしまう映画だと思います。原作を読んでいる人なら映画で省かれている部分も頭の中で補完しながら観る事ができますが読んでいない人だと理解しにくい所が多いかもしれません。できる事ならば人に借りてでも良いからまず映画を観る前に原作に目を通して欲しいです。さて、私の中ではこの原作の第六巻の評価はかなり高く、ラストの第七巻へと緊張感を急激に高め盛り上げていく素晴らしい内容であり、全7巻中最高傑作と言っても良いと思っています。だからこそ、2時間半という尺は非常に残念。優れた脚本で目に見える不自然さはなくよくまとめられていますがやはり物足りない。もし3時間あればもう少しエピソードを盛り込めたのにそこら辺は映画館の回転優先の大人の事情なのでしょうか。個人的に端折って欲しくなかった、端折るべきではなかったと思う部分は1.ダンブルドアがダーズリー家を訪問するシーン 2.ヴォルデモートの出生にまつわるエピソード 3.最後の生徒達一丸での戦闘シーンです。あとグレイバックが一度も狼男に変身しなかったのも少々不満です。もしこれらのシーンが入っていたら10点でした。しかしハーマイオニーは観る度に綺麗になっていきますね-。ジニーももう少し美人になっていたら良かったのですがさすがに8年前にそこまで予測してキャスティングするのは無理だったでしょうからしょうがないですね。 【野良狼】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-08-01 03:29:58) 1.《ネタバレ》 シリーズものということで前の作品を見ていないとついていけない部分も多々あったのですが、それでも楽しんで鑑賞できました。ハリーがキスをするときに妙に唇を突き出していたのが気になりましたが。。。 あと、アランリックマンがよいです 【らしゅたー】さん [試写会(字幕)] 8点(2009-07-13 06:28:58)
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