みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
29.《ネタバレ》 映画は、時代背景により観客に馴染むかどうかは変わるし、ストーリーテリングの進歩によってかつては受け入れられていた題材が成立困難に陥ることもしばしば。日本映画界から怪獣映画が消滅したのもこの現象によるし(アバウトな設定が持ち堪えられなくなった)、ハリウッドが精出している往年SFのリメイクが解釈を大幅に変えねばならないのも、かつての姿のままでは観客に馴染まないため。ジャンルの最終作と見られる「バッド・ボーイズ2バッド」の不調等により現在絶滅危惧状態にある90年代ドンパチアクションも同様で、あのような荒唐無稽なアクションはもはやマトモには成立しない状況となっています。「ダイハード4.0」はブルース・ウィリスが出ているだけの別モノとなったし、「デジャヴ」のようにSFの域に達する作品まで登場する状態。そんな中、パロディという手法を巧く活用することで、ドンパチアクションを見事に復活させた本作は実にお見事。成立困難な部分は「これはコメディですから」と言ってうまく逃げつつ、90年代アクションの醍醐味をたっぷり味わわせるのです。見ている側までイラつかせる敵の存在、そりの合わなかったやつが思わぬ加勢となるカタルシス、そしてムチャクチャなんだけどかっこいい銃撃戦など、あの時代の燃える要素がテンコ盛り。広場での銃撃戦などはもう最高で、敵は全部年寄り、自転車から二丁拳銃を撃ってくるおばあちゃん、デスペラードばりに袖から拳銃が飛び出す神父さんなどバカバカしさの極致を行きつつも、アクションのツボは完璧に押さえていて笑いと興奮の嵐となります。落ち着いた前半も一気にペースを上げる後半とのコントラストの役割を果たしており、またここで蒔いておいた伏線が後半をさらに盛り上げているのですから、非常によく練られた構成だと言えます。ジャンルへの愛情を追いすぎて自家中毒に陥る監督も少なくない中、その愛情を万人受けするエンターテイメントへ昇華させた本作は非常に素晴らしいパロディの成功例と言えるでしょう。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-12-06 15:34:37)(良:4票) 28.《ネタバレ》 序盤は緩めのコメディで、中盤から終盤にかけてのシリアス展開にちょっとビックリしながらも真剣に観て固唾を飲んでいると、そんな思いをぶち壊す怒涛のクライマックス。 普通、コメディで120分は長いとは思うのですが、ストーリーの展開のさせ方に無駄がなく、良い時間の使い方をしてます。前半部が、後半部への徹底した前ふり(伏線)となってるトコロも楽しい。コンビものポリスアクションにホラーテイストがかき交ざり、コメディとしてのツボもキチンと押さえています。欲張りながらもバランスが良い、丁寧な作品。 グロに遠慮しない姿勢も好きです。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-26 14:26:43)(良:1票) 27.ほんとくだらない映画なんだけど、けっこう巧妙に作っているんだよなあ。物語の緩急の付け方も素晴らしい。 あとキャストが地味に豪華。ケイトブランシェットもカメオで出ているし。 しかし、ショーンオブザデッドでも思ったが、なんでグロだけやけにはっちゃけているのか(苦笑) 【nakashi】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2020-02-06 15:21:41) 26.期待していなかったけれど意外と楽しめた。笑えるシーンも多いし、テンポがよい、わき役キャラもいい味だしていた。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-09-25 21:32:05) 25.《ネタバレ》 白鳥がいい仕事してた。 【馬】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-03-14 22:45:33) 24.「俺たち~」っていう邦題はひどいが良い映画だった。教師の手に負えない、頭の良い不良学生みたいな作品。無軌道なようで知能犯。好き。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-12-29 07:58:00) 23.よくわからないが、サイモンペグの作品はどれも駄作臭がプンプンするのに、いざ観始めると面白さ、爽快感抜群ということが多い気がする。タイトルもおふざけだが、内容はかなり面白い。数々の映画の良い点を取り入れて、飽きさせないかつ面白い映画にかなりうまくし上がっていると思う。久々のアタリ映画。 【バトルコサック】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-29 02:58:35) 22.《ネタバレ》 マヌケな邦題が付け加えられていたせいで観てなかったのが惜しまれる佳作。 ▼「ホノボノとした田舎に敏腕警官が配備され…」とありがちな始まり方。フォーマットに則った描き方で手堅い。 ▼最初の『事故』で「あれ?」。生首ゴロン… ま、まあ、この監督はあの「ショーン・オブ・ザ・デッド」の監督だから、怪奇っぽい描き方が好きなのかなあ… と、思いきや、その後の『事故』もエグイ描写連発。ほのぼのオープニングに騙されるところだった。 ▼村の恐ろしい秘密が暴かれた後は、清々しいほどに笑えるバカ展開がノンストップで続きます。やっぱりモンティ・パイソンの国だなあ、と感心w ▼ブラックな笑いがお好きな方におすすめです♪ 【伊達邦彦】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-29 06:04:02) 21.《ネタバレ》 グラインドハウスからフェイク予告監督で検索したところ、この監督さん関連の作品は高得点なので(6点以下が無い!)前々から気になっておりまして、DVD購入し鑑賞するに至りました。この手の雰囲気は大好きで期待通りでした、B級臭ただようタイトルは、手に取る事すら無さそうですね。エドガー・ライト注目していきたいと思います。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-26 17:40:00) 20.初めから最後まで一気に楽しめた。様々な要素が盛り込まれていますが、そのバランスが絶妙だと思います。イギリスの映画という事ですが、ハリウッド映画とは異なるテイストがとても心地よかったです。 【camel】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-09-12 05:03:39) 19.《ネタバレ》 序盤からサイモン・ペッグが左遷されるまでのキレの良い展開と編集は目を見張る出来の良さ。特にケイト・ブランシェット登場シーンには大笑いさせられました。いろんなハリウッド製アクションのパロディが観られますが、「真面目で優秀な警官が田舎のコミュニティーでひどい目に遭う」というプロットにはあの『ウィッカーマン』へのオマージュがあるのでは。コメディとシリアスのバランスがこれまた絶妙な脚本なので、ハリウッドコメディとは異質のカタルシスが味わえて楽しいですね。でも、終盤あれだけガンをぶっ放しているのに、負傷しても誰も死んでいないというのは、これまたハリウッドに対する皮肉が感じられます。 それにしてもティモシー・ダルトンの最期はほんと痛そうでしたねー。あの悲惨な姿は『食人族』の串刺し以来の衝撃シーンでした(笑)。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-09-20 15:49:49) 18.《ネタバレ》 エドガー・ライトという事で期待していたのですが、期待以上のものを観せてくれました。前作の「ショーン・オブ・ザ・デッド」では低予算過ぎた為か、どこか画面に迫力が感じられず、彼独特のカメラ割(細かいカットをガシャッ、ガシャッとするやつ)で無理やり補っていた感がありましたが、今回は予算が豊潤だったのかアクションシーンも迫力のある、良い出来だったと思います。 全体的に楽しかったですが、やっぱり最高だったのは終盤の巨大化(笑)したニコラスとおっさんの大格闘シーンでしょう!なんというか文章にするとすごくバカみたいですが、ここは本当に面白かった! ラストは「ああ、ダニー……、ってそれかい!」と見事にズッコケました。最初から最後まで本当に笑わせてくれて、しかも締めるべき所はしっかり締めて、これぞ"良いコメディ映画"ですよ。最高のバディ・ムービー。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-12 18:26:49) 17.《ネタバレ》 好きです。コメディ→サスペンス→もう滅茶苦茶(笑)と云う感じの流れ。メインの二人は『ショーン・オブ~』の頃から好きです。色んなジャンルの映画から、オイシイ所だけ取って来た様で楽しめましたが、ヒトによっては纏まりの無い映画と感じるかも。取り敢えず一度は観て欲しい作品。 【キノコ頭】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-29 16:27:42) 16.この作品のすべてがいいとは思わないが、それを差し引いても欲ばりすぎなほどの密度。他国へのシンパシーという面では「ドニー・ダーコ」と好対照をなす作品でもある。英国の伝統をコケにし(「ロミ&ジュリ」はお笑いにされても仕方がない滑稽さを孕んでいるし、ナショナル・トラストに代表されるような景観保護を揶揄してもいて、優雅なはずの白鳥も家禽扱い)、ハリウッド映画への愛着を隠そうともしていない。バディ物であること自体がオマージュなのだろう。ブランシェットやナイの使い方も贅沢なものだし、ダルトンがここまでやる(笑)のも脚本が気に入ったのだと思う。「友情と正義」を盾にして(アメリカン・ポリスムービーのマネしたいだけ?)好き勝手やっているように見えるけれども、結果的にそれが「猟奇と過激」(R15)をカバーしている。(ビル・ナイの警部がロンドンからエンジェルを迎えに来た時に、2人の表情を映しているシーンがいいですね!) 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-09-24 01:16:52) 15.とりあえずすごくおもしろかった。これに尽きる。やっぱり日本人の自分は、アメリカのドタバタよりイギリスのシュールの方が笑い易いなあ。 【Leannán-Sídhe】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-23 01:18:20) 14.《ネタバレ》 僕は典型的なおバカコメディが好きだ。それを期待して本作を観ようと思った。現にDVDのパッケージからも十分すぎるほどおバカコメディのオーラが出ているではないか。しかし、その期待は裏切られた。いい方に。勿論コメディとしても十分楽しませてもらった。序盤は、のどかな田舎町でのニコラスのあまりにも場違いなスーパーポリスぶりが可笑しい。作品全体を見ても、一つ一つの細かいシーンを見てもメリハリがあり実に丁寧に綿密に作りこまれています。そんなのどかな村に大事件が発生。作品は一転してミステリー・サスペンスの様相を呈してくる。さらに終盤のハチャメチャな展開とスーパーポリスメンぶりが痛快だ。そんな村の様子は「こんな状況ありえないだろ!」という状態になるのですが、そんなツッコミを入れる気も起こらないほどのパワーと痛快さに満ちている。この怒涛の流れの中、所々に見せてくれるアホらしさも楽しい。このスーパーポリスとコンビを組む典型的ダメポリスの間に共感が芽生え、実にいい相棒になり、友情に発展していく過程の見せ方も素晴らしく、まさにホットなスーパーポリスの熱い正義感と人間味にあふれ、これは1つの作品で2度、3度おいしい映画。オススメです! 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-30 22:28:34) 13.《ネタバレ》 このトリオ(エドガー・サイモン・ニック)が揃えばもうツボにはまってしまいますね。ショーン~と共通点は主人公の抱える人間的な問題を相棒とのドタバタを交えて真の人生に目覚めてゆく。そしてホラー色を見せながらのギャグ。このベースがなんとも言えずいいですね。 ちょっとホラー色がショーンより薄かったように感じました。それはショーン~の方はゾンビだったから。今回は村人で多くが老人という事もあると思います。 1人やたら顔が良いと思ってよく見たらティモシー・ダルトンじゃないですか。それがラストであんな事になるとは。良く引き受けましたね。 ロンドンに車で向うシーンはなんか「-less」をパロッている? まだまだこのトリオで作品を見たいです。 【森のpoohさん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-20 01:35:22) 12.《ネタバレ》 もう好みモロど真ん中!ショーンオブ~の主人公という期待から、それほど驚かないはずだったけど、それでも色々と唖然とさせていただいて感謝感謝。グロさがパワーアップしていてますますいい感じ。一番好きなシーンは、もったいなくも顔の3分の2を隠した状態のブランシェットのつもりで同僚の男に話しかけるシーン。ああいうのがツボでツボで仕方がない。大好きなチャウ・シンチーにも似たものを感じる。最後まで大満足の痛快娯楽作品でした。また次回作にも大期待。 【りんす】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-09 02:30:17) 11.《ネタバレ》 ショーン~も見て好きでしたが、やはりテンポが良くて結構長い時間の割りに疲れることなく見れました。突然のグロシーンにビックリしましたが、終盤の一転しての銃撃戦は笑えました。 【ディーゼル】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-06-27 21:51:42) 10.《ネタバレ》 おばちゃんが、二丁拳銃撃ちまくりのシーンが最高。村上龍の昭和歌謡曲全集を思い出したのは僕だけだろうか。 いろんな映画のパロディの場面が入っているみたいなのですが、全部はわかりませんでした。映画の中に出てくる題名のものと、トレインスポッティングぐらいかな。誰か分かる人いたら教えて~。 【MARTEL1906】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-06-13 00:22:53)
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