みんなのシネマレビュー

アズールとアスマール

Azur et Asmar
2006年【仏】 上映時間:99分
ファンタジーアニメ
[アズールトアスマール]
新規登録(2008-07-14)【なんのかんの】さん
タイトル情報更新(2024-05-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(2007-07-21)


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監督ミッシェル・オスロ
演出高畑勲(日本語版演出)
ヒアム・アッバスジェナヌ
香川照之クラブ(日本語吹き替え版)
原作ミッシェル・オスロ
脚本ミッシェル・オスロ
配給三鷹の森ジブリ美術館
作画ミッシェル・オスロ(キャラクターデザイン)
録音井上秀司(日本語版)
字幕翻訳高畑勲
日本語翻訳高畑勲(日本語版監修・翻訳)
その他スタジオジブリ(提供)
日本テレビ(提供)
ウォルト・ディズニー・ジャパン(提供)
三鷹の森ジブリ美術館(提供)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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4.絵画的な美しさは、映画の感動の基準としてあんまり重要視していなかったのだが、それも程度の問題で、ここまで徹底して美しいとやはり乗せられてしまう。イスラム文化の幾何学的なデザインが満ち溢れ、それに色彩が氾濫する。最近のアニメは、平面の世界にいかに立体感を出し、自然物に近づけるかってことに腐心していたが、これは平面で結構と開き直っていて、影もない。樹木さえデザインのように垂直に描かれ、建物の柱と変わらず、平面の美に奉仕する。アールヌーボー的な自然美の再現の次には、こういったアールデコ的な美が興るのは歴史的必然か。その分、動きの面白味は制限されていて、天体観測台の場などもっと姫を縦横に動き回らせたい気もするが、ラストの盛り上がらなさも含め、全体として上品なおっとりした気分は出た。これはこれでアニメの一つの方向としていいと思う。日本にだって琳派などデザイン的な美はいっぱいあるのだから、こういう方面へのアニメの開拓ももっとあっていい。 なんのかんのさん [DVD(吹替)] 8点(2008-07-15 12:14:27)(良:2票)

3.《ネタバレ》  「夢中」という感想が一番ピッタリきます。どういった経緯、理由でそうなったのか?…そんなこと全く説明しません。話はトントン拍子で転がっていきます。
 そう、これは映像と映像の間を自分の右脳で埋めていく映画なんです。
 公式サイトではヨーロッパとイスラム、異文化の融合がテーマだと書かれていましたが、私はそうは思いません。
 アズールは自分の国を捨てて異国へ旅立ち、両国の文化を知る乳母に助けられ、その国の妖精と結婚した。シンプルな話なんです。素晴らしいじゃないですか? 私はそう解釈します。
 悪く言うと現実逃避。よく言うと……やはり現実逃避。スピリチュアルを強く感じるせいか、現実の生活に戻るのが嫌になります。
 ツートンカラーの無機質な映像から不思議な温かみが感じられます。
 ちっちゃなシャムスサバ姫がメチャクチャ可愛いです。
クロエさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-08-16 02:19:21)(良:1票)

2.『キリク~』で監督の感性のファンになり、追いかけて見ておりますが、これもこれでまぁなんと美しい映像だろうか。キリクとはまた違う色使い、画法。そしてこのストーリー、いろんな意味で深いなぁ。これはまさしく子供から大人まで楽しめるエンターテイメントアニメーションだろう。 movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-03-06 21:40:10)

1.《ネタバレ》 特筆すべきは、水際立った美術だ。イスラムの様式美を至妙に取り入れた功がある。緻密なアラベスクとカリグラフィーの連続する壁、敷き詰められたタイルアート、ムカルナスで装飾された円天井、中庭を取り巻く列柱、庭園の水…、なるでアルハンブラ宮殿を歩いているようだ。樹木や岩などの自然も幾何学的に表現しているのも面白い。独自の神話的世界観を創り出すのに成功しており、精神の優雅さを感じる。時に陶酔さえ覚える出来栄えだ。2Dの背景に3Dの人物をあしらう手法は清新で、神秘的雰囲気を醸し出すのに一役買っている。影絵を思わせる動きの少なさと相まり、想像力をかきたてられる。異国情緒漂うイスラム的楽曲も好い。物語は、妖精伝説、育ての母、母恋の冒険者、奇妙な相棒、賢者、やんちゃ姫、山賊、奴隷商人、真紅のライオン、鳳凰もどき、謎の二つの門と、ファンタジー冒険活劇の要素が一杯詰まっている。が、冒険や謎の解決が、あっさりというか、ありきたりなところが玉に疵。物語にしても人物の感情にしても、総じて起伏に欠ける。生命が危機な場面でも危機感が伝わらない。顔の表情や動きの少なさに基因するが、監督は静的で詩的な表現が得意で、ダイナミックで躍動感のある表現は苦手なのだろう。ユーモアに欠けるのも監督の気質だろう。異色なのは異民族間の宗教・文化の偏見、差別という難しい問題を扱っているところ。アズールは、仏国では貴族の御曹子だが、他国では青い眼が徒となり酷遇される。アスマールとその母ジェナスは、仏国では貧しかったが、母国では成功者となる。立場、価値観の逆転がある。難しい要素を含むので、童話につきものの予定調和な大団円的結末とは一線を画す。主要人物が鳩首凝議して、打開策、解決策を話し合うのだ。ある意味斬新だが、意外性はなく、限界を感じる。ファンタジーと現実問題を融合させるのは至難の業だ。
結局妖精ジンの正体は何か、囚われの呪いとは何だったのかは、不明のまま。憎しみや相剋を乗り越えた崇高な魂を持つ者だけが、勝者として妖精ジンを救い、永遠の愛を得ることができたということだけはわかった。
開始早々、小人妖精が眠った二人をあやす場面があるが、これは省くべき。本当に妖精の国があるかというサスペンスを観客に持続させたい。アズールに母、アスマールに父がいない、アズールの父がどうして傲慢か、などの伏線も回収して欲しかった。 よしのぶさん [DVD(字幕)] 8点(2013-05-26 19:23:15)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.43点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.33点 Review3人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 6.00点 Review2人

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