みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
30.タランティーノ作品が苦手なものが多いのでずっと敬遠してたのですが、いやぁ面白かった!!何を言ってもランダ大佐でしょう!彼が出て来た時の何と言うか、コロンボというか古畑任三郎というかの感じ、追求される側に立ってハラハラする感じが堪らなく面白かった。そして全編に流れる映画愛。いつもの利己主義なタランティーノ作品にはない本気感。個人的にはパルプ以降で久々に面白かった。長い尺も感じなかったです! 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-01-31 00:46:49)(良:2票) 29.《ネタバレ》 相変わらずというか、なんという選曲のセンス!『アラモ』で始まるオープニングに早速高揚してしまう。続いて『復讐のガンマン』の「エリーゼのために」を用いたモリコーネの旋律が流れるシーンにいきなりノックアウト。なんて美しい三姉妹。この美しさでこの家の主の過酷な判断を観客は許容する。そしてこのナチスの大佐のいやらしさよ!「復讐劇」の幕開け。イングロリアス・バスターズがいよいよ登場だ。しかし「復讐劇」とバスターズの話は一向に交わらず、終焉間際でようやく二つのストーリーが結びつくようにみえて実は絶妙な距離を残しながら交錯するだけなのだ。『パルプ・フィクション』のように。しかも主ストーリーはバスターズではなかった。ああブラピよ。この扱い。まるで『ジャッキー・ブラウン』のデ・ニーロではないか。しかしなぜかはまる。ブラピもデ・ニーロも可笑しいほどにはまってる。地下酒場の「正体当てゲーム」。ここでこのゲームかよ!そしてダラダラと、そして緊張感漲る会話が続く。正体がこの会話からばれると思わせて・・・。面白いなあ。音楽でいうと忘れてはいけないのがデヴィッド・ボウイの「キャット・ピープル」。めちゃくちゃ素晴らしい。ゴダール『カルメンという名の女』でトム・ウェイツがかかった瞬間を思い出した。選曲に関しては同等のインパクトを持っているがタランティーノはさらにここに「色」と「印」を使ってより印象的なシーンにしている。今後、ボウイの「キャット・ピープル」は赤いマフラーを巻いたナスターシャ・キンスキーではなく赤いドレスを着たメラニー・ロランを思い出させるであろう。窓の外のハーケンクロイツと共に。頬に塗るファンデーションがまたあからさまにインディアンを彷彿させてるんだけど(バスターズの皮剥ぎと共に)、かっこいいんだ、これが。そして映画は世界が成し得なかった「大復讐」をやってみせる。さすがは映画だ。映画バンザイ。天晴れタランティーノ。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-18 16:48:34)(良:2票) 28.ようやく観れました。第1章の農家の緊張感溢れるやり取りからもう心をわし掴み。噂のランダ大佐の演技は確かに凄い、おもわず唸らされました。それと、やはり地下の酒場でのシーンが凄すぎる。近頃「面白いけど印象に残るシーンが少なく、平均点以上の優等生映画」しか見てなかったので、久々のタラ映画が新鮮でした。やっぱり映画は尖りに尖った印象に残るシーンがあってこそ。面白かったです。DVD買って良かった。 【bolody】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-12-28 00:15:16)(良:1票) 27.《ネタバレ》 ユダヤ・ハンターの異名を持つナチス高官による捜索&虐殺を逃れて一人助かった少女による復讐劇と、バスターズと呼ばれるユダヤ人ナチス狩り部隊(仮想)によるヒトラー暗殺計画とが同時進行し、最後に両者が重なりクライマックスを迎えるという流れです。第1章のユダヤ・ハンターがフランスの酪農家を訪れるエピソードがとにかく素晴らしい出来です。これでぐっと映画の世界に引き込まれました。そして、その後の展開も悪くないのですが、終わり方がいまひとつのような気がしました。観客の予想を裏切ることと、印象的なシーンづくりに重きを置いたのでしょうが、もう少しシンプルに復讐劇に決着をつけた方が、感情的に盛り上がったような気がします。結果だけ見れば目的は達成されたのでしょうが、各々の思惑と行動、およびその結果が混然としてしまい、混乱とフラストレーションが残ってしまいました。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 8点(2023-07-28 18:37:42) 26.《ネタバレ》 メリハリが効いていて見応えのある映画だった。 まあほとんどメラニー・ロラン目当てで観たのだけれど、ほかのキャストも素晴らしい。 ナチスのランダ大佐も憎たらしくて最高のはまり役。酒場での銃撃戦も最高の緊迫感。 ラストの映写室でのやり取りも、メラニーの真紅のドレスが映えて悲しくも美しい。 史実に基づくかどうかはさておき、映画として面白かった。 メラニー・ロランはいいね。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-02-14 07:48:51) 25.《ネタバレ》 「ワルキューレ」のような結末を迎えるだろうと思っていたら、まさか、本当に・・・。予想外の展開が多くて楽しめました。150分もあるとは感じませんでした。キャラクターでは、ランダ大佐がその末路も含め最高ですね。ああいうのが敵側にいるとストーリーに緊張感が出ます。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 8点(2021-03-04 15:21:13) 24.《ネタバレ》 章ごとに、語り語りも映像も変わるが、全体的にテンポも良く快作。それにつけても、女優のセンスが素晴らしい。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-06 16:45:34) 23.タランティーノとしてはレザボアに次いで面白かった。 当時の映画館では「面白さタランかったら全額返金しバスターズ」キャンペーン中。どんな自信あんだ!?って思ってたけどパフォーマンスとしてはの最高の娯楽作。 軽快で見やすく飽きない。個人的にはグロいなんて全く感じなかったけど戦争映画と言うよりかはその時代背景の人間模様が楽しかった。 【mighty guard】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-12-30 12:20:17) 22.《ネタバレ》 細かい点で突っ込みどころはいろいろある。なんであの映画館、国中の権力者が集まるのに警備がすごく手薄なの?とか、ランダ大佐とイギリス軍の無線の口約束なんて信用できるの?とか。それでもとことんシリアスなランダ大佐やショシャナというキャラがいるかと思えば、ほとんどギャグみたいなバスターズの面々や総統といったキャラがいて、さらに賢いのかバカなのか分からないツォラー、ヒコックス、ハマーシュマルクといったキャラたちが入り乱れて丁々発止のやりとりをして、気が付けば150分経っていた。抜群に上手い演出や音楽の使い方でシビれる1・3・4章があるかと思えば、2章と5章では突然ゴア描写が登場したりする。真面目なのかふざけてるのかわからない、上質なのか下品なのかわからない、確かなのはこの映画が強烈なインパクトを持っていることだけ。こんな映画を作るのはタランティーノだけだと思う。 【54dayo】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-06-04 00:09:45) 21.《ネタバレ》 5章に分割して、章毎に描き方(雰囲気)を変えて飽きさせずに最後まで魅せてくれるのはまさにフランス料理のコースのよう。 とはいえ、全体にゲスいタランティーノ感満載なので、コースと言っても高級フレンチではなくわかりやすいビストロのそれ。 で、この映画の主役ってハンスランダ大佐ですよね、1章から5章まで大活躍で、キャラ立ちすぎ。 と思ったら、これでアカデミーとか取ってるんですってね、奥様。なんか納得ですわ。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-05-21 18:48:44) 20.《ネタバレ》 タランティーノらしい人が悪い作品 ユダヤ人がナチに徹底的に鬱憤をはらす これはユダヤ人じゃない人達が見て、なおかつ快哉を叫ぶにはいささか人が悪いと言うしか無いかな ナチはとにかくすべての登場人物が嫌な奴だ 「やな奴なんだからぶっ殺してが何が悪いの」的な展開に唖然とするが、対するユダヤ人もヒロインや協力者を含めて、メインキャストであろうが無かろうがガンガン死んで行く 本当に人が悪い映画だ さすがこの毒だらけの映画に心から快哉を叫ぶ気にはなれなかった とにかく死んだナチからは頭の皮を剥がすし、パパになったばかりの善良な徴兵組のナチ兵士も容赦なくぶっ殺す 冒頭から絶対に軍の情報を売らない真摯な将校を、いきなりバットで頭を横殴りにぶん殴るのは、残酷さを通り越して笑っちゃう程バカバカしい ラストはとにかく、はちゃめちゃだ 「ユダヤ人の怒り思い知れ!」的なセリフと共に劇場は燃えるわ、ヒトラーは蜂の巣にされるわ、ゲッペルスもほぼ瞬殺 史実なんてどうでもいいや的な展開は爽快感すらあるが、さすがに乗り込んだバスターズのユダヤの熊らも自爆して果てるとかは、めちゃめちゃすぎて大バカすぎる クリストフ・ヴァルツがナチの親衛隊長を怪演していて、ジャンゴのドクターも良かったがこちらもかなりイイ 傑作だとおもうが手放しで褒められない映画だとも思う 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-04-26 14:42:40) 19.助演男優賞のランド大佐の厭らしい演技はお見事!出てくるたびに嫌~な感じにさせられるキャラでした。最後のツメの甘さは何で?? 【東京ロッキー】さん [地上波(字幕)] 8点(2013-07-14 16:40:50) 18.《ネタバレ》 タランティーノでは一番好きな作品です。残酷描写もひどいが、それ以上に見所も多かった。全体的に言えば良く作ったと言えると思います。中盤の地下酒場のシーンの緊迫感がハンパでない。このシーンに敬意を表して8点あげます。マニアックなこだわりだけでなく、見所をきっちり押さえて見せようとする姿勢が感じられて、意外に好感を持ちました。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-24 22:45:24) 17.最初の会話シーンからしてものすごく緊張感がありこれはおもしろくなりそうだと期待しましたが、ブラピが出てきた途端緊張の糸が解れてしまいましたね。ブラピは嫌いどころかむしろ好きなのですが、この映画には合ってなかったと思います。ただランダ大佐役のクリストフ・ヴァルツは凄まじかったですね。彼が出てきただけで画面に緊張感を生み出していました。随所にタランティーノらしい小気味良い台詞回しと、演出で平均水準以上の映画にはなっていると思います。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-12-23 23:00:00) 16.毎回恒例、ことごとく人たちは死んでゆく。そしていちいち死に方がイカしてる。 【たいがー】さん [レーザーディスク(字幕)] 8点(2011-12-22 20:01:28) 15.「全員悪役」。タランティーノの映画がどういうものかわかっている人が見れば大傑作。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-30 07:12:26) 14.第二次世界大戦を舞台にしたアクション映画。内容はナチス討伐に乗り出したならず者集団(バスターズ)の活躍劇、そしてナチスから迫害を受けたユダヤ人女性の逆襲劇、この2つの話をメインに展開される。監督がクエンティン・タランティーノという人で、ちょっと人によっては好みが分かれる可能性アリ。過去の同監督作の『パルプフィクション』、『レザボア・ドッグス』が好きという方ならおススメか。 【カイル・枕クラン】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-03-13 23:32:48) 13.《ネタバレ》 いやー面白かった。 普通に考えると残虐なんだけど、そんなに残虐に感じないのが不思議。 ナチス側の演技が個性味あふれていて非常に良かった。 特に第三帝国ナンバー2のゲッベルス宣伝相役のシルヴェスター・グロート、"ユダヤ・ハンター"ことハンス・ランダ大佐役のクリストフ・ヴァルツの演技が光っていた。 面白い割に自分の周りであまり観た人がいなかったのは、日本版のCMでちょっとふざけてる風味が強かったからかなぁ。 【かずろう】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-19 23:42:10) 12.《ネタバレ》 いいですね~。期待を裏切られるエンドといい、やたら長ったらしい会話シーンといい、バスターズの活躍シーンといい、すべてにおいてタランティーノでしたね。ことに第一章のランダ大佐の手に汗にぎる緊張感みなぎる会話シーンは秀逸ですね。ただ、酒場の会話シーンはちょっと長すぎ。もうええって!とつっこみたくなりました。それと酒場にやってきたランダ大佐が靴と、サイン入りのハンカチを見つけますが、あれって両方いるかな。どっちかでいいと思うんですけど。それと欲を言えばバスターズの活躍シーンをもう少しみたかったかな。とくにイーライ・ロスのはじけっぷりを。それと気になるのがジュリー・ドレフュス。キル・ビルに続きさんざんな役柄なんだけど、NHKでは才女ぶりを遺憾なく発揮した彼女が、一度ならず二度までもこういう役柄を引き受けるのには驚いてしまう。よほどタランティーノ映画のファンなんだろうか。 【カエル本舗】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-17 20:41:44) 11.かなり面白かったし、大好きなダイアン・クルーガーも出てたことなんでこの点数です。 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-06 23:30:20)
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