みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
55.《ネタバレ》 昨日、久しぶりに第7階層まで潜ってきた。 あそこは、何やっても後腐れがなくていい。第4なんて包丁持った女が13人くらい待ってっからな。シャレにならんわ。 さて、今みんながいるのは、俺の第3階層のはずだ。 この映画は俺が第5階層で構築したイメージを第2階層でフィルムにエンコードしたものだからな。 こないだ第1でSEやってる俺の兄貴が階層間転送プロトコルを開発したんでね、そいつでMPEG42圧縮したイメージファイルを持ってきたってワケさ。 で第4でノーランに会ってフィルム見せたら、第3なら売れんじゃね?って意気投合してな。 このシネマレビューは、俺が現実世界で作った数少ないもののうちの一つだ。 俺くらいの熟練者になっても、第7くらいまで潜って帰ってくると、今どこにいるのかわからなくなることがある。戻る時に「飛んじまう」ことがあるのはみんなも理解出来るだろう? そういうときには、このシネマレビューに投稿することにしている。これは開発者の俺しか知らないことで、今まで秘密にしていたんだが、、、 実は、「良投票」欄に潜った階層の累計、「笑投票」欄に戻った階層の累計が表示されるようになってるんだ。「笑投票」の方が多い場合は俺が「虚無」に落ちていることを意味している。そういうときは、良投票して助けてくれ。 共同開発者の一人は、最終テストで自分にこっそり良投票したのをすっかり忘れてたもんだから現実に戻っても、「ここは現実じゃない!」なんてな、、、 あれは痛ましい事故だったぜ。 ん?PCのモニタがチラつくな。また第1で兄貴がレンジとドライヤー一緒に使ってやがるぜ。 ったく。 【ジェフゆないてっど】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-15 18:34:54)(笑:8票) 54.《ネタバレ》 人間誰しも一度は考えたことのある、「夢を操る」と言う妄想を発展させたような映画。 妻の邪魔がしつこすぎて、それが話を混乱させる原因であるように感じたものの、そこまで理解し難いストーリーではないと思いました。アイデア勝負の映画は、大抵話の筋が通らなかったり、後半の盛り上がりに欠けてしまいがちですが、この映画はそのような事は無く、良い意味で期待を裏切られました。迫力のある映像(特に折り紙のように道路が折れるシーン)も素晴らしいです。 不満点はインセプションという壮大な計画の割りに、それを実行する目的が「ただの会社潰し」と非常にしょぼい、前半部分が説明不足で少々退屈になってしまうといったところ。エンディングはどんなに考えても不毛なので割愛します。関係無いのですが、この映画を見てドラえもんの「うつつまくら」と言う話を思い出してしまったと言うのは自分だけでしょうか…? 【やらかし】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-04-02 02:22:11)(良:1票) 53.予告からは単なる映像美の映画かと思ってたし、オープニングで違和感ある和風のお城?の中の、これまた違和感あるケンさんが出てきた時には、「これは失敗か・・?」って思った。でもそこからの、頭フル回転しないと着いていけない展開ときたら。かなり集中して鑑賞させていただきました。奥さんの設定とか、本当に切なくなっちゃった・・。マリオン・コティヤールを起用しながらテーマ曲?がエディット・ピアフだったり、迷宮からディカプリオを救いだす女性の名前が「アリアドネ」とか、監督遊んでるなと思った。 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-12-31 17:32:03)(良:1票) 52.《ネタバレ》 この監督は普通に天才だと思う。容易に破綻しうるストーリー内容でありながら 、特に矛盾なくまとめているのは、頭の中で明確なビジョンがあるからであろう。 多少強引な所はあるが許容範囲。最後のシーンが気に入らない人がいるのは頷ける。 あの後、アレは倒れたと思いたい。だって夢の中よりグラグラしてたから(笑) まぁ好きに捉えてということでしょう。 私も夢の中で暮らしたい。フラれたあの子とイチャイチャ?そんなつまらない。 とりあえずハワイで小錦と曙に巨大うちわであおがれながら、美女に囲まれよう。 【hanabuto】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-12-29 07:30:11)(良:1票) 51.見ていると今は第何階層にいるのか、はたまた現実なのか夢なのかわからなくなってくるし、ラストもいろんな解釈が可能。何度も見ていろんな結末を想像してみるのも面白い。まあ、そんなに難しく考えなくても単なるアクション映画としてもよくできている。いろいろな見方が楽しめる秀作だと思う。 【ぷろぐれめたる】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-12-26 18:06:54)(良:1票) 50.《ネタバレ》 奥さんと営々と夢の世界(脳内時間で50年!)を作ってきたという背景には心を揺さぶられました。僕も結婚してはや15年。薄れていく記憶を妻と二人で再構築したらどんなことになるのだろう。 とても面白い映画だったのですが2つの事が気になって傑作とはいえません。ひとつ目は、3層目の夢の雪山の要塞。閉ざされた心の象徴なのでしょうが、どうにかならなっかたのかな。前半の布石では夢の世界の設計が迷路だったはずなのに何も生かされていない。戦闘シーンもかなり余計だった。2つ目はボンボン社長にインセプションしようとする内容の貧しさ。「父を超えなさい」という潜在意識を植えつけるだけで、会社がつぶれるのかいな。苦労してそんなことしなくても、あのボンボンなら勝手に会社を潰してくれると思うけど。 【爆裂ダンゴ虫】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-09-09 01:15:43)(良:1票) 49.《ネタバレ》 2時間半あっというまでした.久しぶりに映画館行ったけど見てよかった! 途中からは今はどこの階層なのかすっごく考えながら見てました.観終わった後頭使ったなーって感じ.あと,エレベーターの階層でのアーサーがかっこよくて惚れた. どっちが夢かわかんなくなったために奥さんが飛び降りたってのにも納得.最初と終盤がつながってたのにもおお!ってなりました.欲を言えばアリアドネのトーテムが特に何も役立たなかったのが残念だったかも. 最後のトーテムは倒れるん…ですよね? 倒れてほしい! 【CEDF】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-19 20:36:37)(良:1票) 48.《ネタバレ》 この映画は世界観にはまれるかどうか、が鍵でしょうか?私は入り込めましたので楽しめました。複雑な設定をしっかりとまとめた脚本のクオリティの高さがすごい。難解なのは夢部分で、本ストーリーは極めてシンプル。現実問題と夢世界のシンクロ具合のバランス加減は絶妙でゾクゾクしました。 「会社をつぶす」手段として「インセプション」を用いたのは多分「犯罪」と法ではっきり認めてられていないからでは?(「盗む」は産業スパイになるかもしれないけど「刷り込み」は?)コブが命を狙われていたのは、被害を与えた会社の報復みたいだし、犯罪歴は妻殺しだったし。 このテの映画の元ネタは大抵『荘子の「胡蝶の夢」』ですね(荘子が昼寝をして蝶になった夢を見る。目覚めて彼は「本当の自分は蝶で人間になった夢を見ているのでは?」と思う) 夢を扱った某漫画で「香り」がキーワードになる話がありました。夢の中では香りは意識しない。もし、薔薇の香りがしたら、眠っている部屋に薔薇があるから。という感じでした(周りの人が異臭に顔をしかめているけど、私は匂わない、という夢を見た事がある。ナイフで刺された痛みで起きた事はあるけど;本当に痛かった;) 希望としては、こういう「五感」の感覚がもう少し欲しかったかな~と思わないでもない。「調合士」という単語が出て来た時、ちょっと期待したから;後、ロバートの防御方法ですが、銃をもった男ではなく、いきなりガラスの壁が出現するとか、ぬけ道が出来る、などでも良かったのでは? あんまりごちゃごちゃすると分かりにくくなるからでしょうが、そこらへんが夢の話なのにちょっと夢に欠けたかな~、なんて(^^;) 最後にコブは蝶になり、人間になった夢を二度と見ないのでしょうか?私としては現実世界に返った、と解釈したいところです。どんなに辛くても現実に生きる価値がある、というテーマを感じたので。何にしてもすごくおもしろかったです。細かいことは気にせず、世界観に浸る映画だと思います。 ハリウッド俳優の中にあって、埋没しない渡辺健氏の存在感はさすがでした。彼に+1点v 【果月】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-15 12:56:04)(良:1票) 47.《ネタバレ》 話の階層が複雑で字幕と内容を追うのが大変でしたが、それに値する面白さです。 設定されている世界ののルールがうまく説明されており、後半になって反則的なルールが出てくることもなく、フェア?でした。 ちなみにエンディングで、たおれてくれっと必死にスクリーンに念を送ったんですが・・・。 もやもや考えながら劇場を出ましたが、自分は、妻の殺人容疑部分を除き、夢に入り込める、サイトーからの依頼といったすべての事がディカプリオがみている夢、と解釈しました。見落とした複線とか色々ありそうなので、もう一度見たいです。 【なつこ】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-07 23:14:48)(良:1票) 46.《ネタバレ》 僕のトンデモ解釈ではこの映画、実際に起こったのは妻の死のみ。妻の死は重要なキーワードでノーランは別の作品でも扱っている。しかしあの作品では人間の外側を描いていたのに対し、インセプションは内側のみを描いている。 重要なのは誰がインセプションされているかってこと。見方は色々できるが、コブとしたほうが一番筋が通る。つまりこの映画は全編がコブのもの。けど、それは他者によってインセプションされているということではなく、自ら行っているということ。 (死因は分からない、といか重要でない)妻の死を自分の中で昇華しようとしてる、人格の防衛本能みたいなものかな(これまたノーラン作品に付きものの、贖罪)。 エンドロールの途中、唐突にあの歌(テンポを落とした)が流れるのもそんな理由なんじゃなかろうか。 ところでインセプションて映画によく似てますよね。見ているとまるで自分の考えのように植えつけられたり、集中し見てんのに強烈な座席キックもらうと意識が戻るあたりが 笑 久しぶりに「映画」ってやつを見ました!細かい突っ込みは不要。一歩先に進んだ、映画世界を体感しましょう。 【xxx】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-08-07 17:17:30)(良:1票) 45.《ネタバレ》 「夢の中に入る」ことと「夢が階層している」ことを前知識として鑑賞しました。 従って最初から「これは夢か現実か」「どの段の夢か」を考えて見ていたので、夢について混乱することはなかったです。 それ以外はついていくのがやっとでした。前半は登場人物の区分けができず、味方か敵かもわからず、後半も次から次に出てくる敵がいったい何者なのかもわからず、ただ何かに向かって突き進んでいくのを見守るだけでした。それでも映像やアクションは素晴らしいので、細かく考えなければ面白い映画です。 自分は「ワンボックスの落下でホテルの人は浮いているのに雪山の人はなぜ浮かないのだろう。」とずっと思っていました。夢の影響は1段階にしか及ばないようですね。 そのほかの決まりごとも守られているのか考えていましたがスピードに追いつけませんでした。 【Banjojo】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-07-27 19:43:11)(良:1票) 44.《ネタバレ》 見終わった後、「念入りにゴージャスに、そして整然と構築された力技」、といった印象を受けました。 「夢の3層構造」という設定や「深層意識に影響される夢の内容」といった道具立ては、リアルな作品世界を構築する上で十分その機能を果たしていたとは思うものの、肝心の「インセプション」つまり「偽りのアイディアの発生」という発想自体に対しては、いくら映画の中とは言え「本当にそんな簡単に人の深層心理にアイディアを植えつけられるものなのか、また仮にそれに成功したとして本当に人はそのアイディアに支配されるものなのか」という疑問が、個人的には払しょくできませんでした。言ってみればそれら道具立てやルールは、「よく練られてはいるものの最後まで詰めてみればどこか穴があるもの」という風に感じるのです。 また渡辺謙が「夢の中の死」を経験し、時間の流れが極端に遅くなる深層心理の虚無の中に、非常に長い時間とどまり続けたような描写がありますが、個人的にはそういう「無限に近い時間」の経験を、たとえ夢や深層心理の中とは言え「経験」したのであれば、その後に現実世界に帰ってきたとして果たしてまともな精神状態を維持できるのかという疑問も感じました(もちろんそういう「無限の時間から生還した」という「悪夢から覚める」ような爽快感が、あの展開の中に存在することも否定しませんが)。 しかしそれら凝った道具立てだけではなく、この映画にはもう一つ「コブの過去に関する葛藤とその克服」というコアの部分が存在しますし、どちらかと言うとそれら道具立ては、全てこの「葛藤の克服」・・・と言うより「現実への帰還」というラストに向けて配置されていると思いました。あのラストシーンを見た時、「夢に引きずり込まれそうになるギリギリのところで、帰るべき現実に帰ってきた」という、何か「リアルな感覚を伴ったカタルシス」を感じたのですが、このカタルシスが僕の中では十分説得力あるものだったので、結局その他の「凝ってはいるが詰めは甘い」諸点については、リアルな画作りやアクションのスペクタクルとも相まって「上手く監督に力技でねじ伏せられた」ような印象を覚えました(それは決して悪い感じではありません)。 机の上で奇妙に独楽が回り続け、「倒れそうかな?」という微妙なところでエンドロールに突入するあのラストについては、個人的には「コブのいるのが現実なのか夢なのかわからない」という事よりも、「彼が『独楽が回り続ける世界』にいるのか『いつかは独楽の回転が止まる世界』にいるのか」を、監督が観客自身に感じさせようとしているのではないかと思ったのですが、その時観客が感じることは、もしかしたら僕たち観客の持っている「現実認識」とも微妙にリンクしていることなのかもしれません。この印象的なラストも相まって、僕は最終的には大いにこの映画を楽しみました。 【マーチェンカ】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-07-25 22:05:11)(良:1票) 43.《ネタバレ》 俺たち素敵な夢泥棒っ! クリストファー・ノーラン監督最新作「テネット」公開を控え、ダンケルクやインターステラーなどが公開され2010年の作品「インセプション」もIMAXで再上映された。 当時も劇場で見たけれど、改めて見ると自分がほとんど内容を覚えていなくてビックリ。おかげで新鮮な気分で観ることができました。 でも主軸となるミッションの「多重構造になった夢」という構造は覚えていたので前回は「凄いけどよくわからなかった」という印象があったけれど、今回はスルスルと理解出来て10年前より確実に楽しめている。一回目は設定を理解する間にドンドン話が進んでいくのでついて行けなかったんだよね。 そんな訳で一度見た映画なのに、渡辺謙が撃たれるのも知っているのに終始ドキドキ。三枚目なトム・ハーディも素敵だし、改めて見るとディカプリオは情けなさ漂う良い演技をしている。 あとジョセフ・ゴードン=レヴィットはセクシーすぎるよ。 それにCG嫌いのノーランの映像は今もなお10年前の作品とは思えない輝きを放っており、不思議な気分を味わえる。わかっていてもあのホテル廊下での格闘シーンは不思議に見える。 最後にノーラン映画はどれも見終わった後の後味が独特ながらも気持ちよく、爽やかな気分で「良い映画観たな…」と思いながら劇場を出ることができるのでやっぱ最高ですね。 【えすえふ】さん [映画館(字幕)] 8点(2020-08-29 22:40:38) 42.《ネタバレ》 難解な作品で1度観ただけでは、よく判りませんでした。 なので、2回連続して鑑賞しました。 「夢のまた夢」などという慣用句が有りますが、この映画は「夢の夢の夢」 しかも、階層ごとに時の刻みも異なり、その中で受けた依頼を遂行していく。 非常に緻密で、良く出来た脚本だと思いました。 俳優陣も嵌っていました。 ラストシーンで主人公が回したコマは、少しずつ回転がブレかかっていましたね。 してみると、現実なのでしょうね。 【TerenParen】さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-08-11 02:56:00) 41.設定が斬新で面白い。夢の中でまた夢を見るという発想が素晴らしい。 自分が夢の中で夢だと気づいたときは、いつもこの映画のことを思い出してしまう。 【アクアマリン】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-07-28 18:51:50) 40.《ネタバレ》 「夢の中に潜入する産業スパイ」この設定だけで完全に持って行かれた映画だ。単に夢に潜入するだけでなく、夢の中の夢に潜入するという設定が新たに出てきて、これにも度肝を抜かれた。よくこんなアイデアを考え付くなと感嘆するしかなかった。8点評価としたのは、アクションの描き方が凡庸(雪山のシーンはボンド映画のオマージュなのはわかるが、まあ凡庸 苦笑)なのと作中の日本に関する描写がやや不十分だったため(ちょっとリアリズムに欠けてたかなと)。ここが完璧になっていれば文句なしの10点評価だった。 【nakashi】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-09-02 12:52:56) 39.《ネタバレ》 他人の夢の中に入り込んで偽の記憶を植え付けるというアイデアが面白い。最初にミッションの内容を明示してストーリーを分かりやすくさせる一方で、モルという謎の不穏分子を提示しておく事で先を読み辛くさせている。終盤でオープニングに繋がり、単に飛行機の中で目覚めるだけのシーンからカタルシスを感じる事ができた。 しかし全編を通してアクションシーンが多すぎるのが珠に瑕。この手のミッションものは、「大胆かつ緻密な作戦立案」や「不慮の事態を切り抜ける機転」と言った頭脳戦が面白い。一人で武装した敵集団に撃ち勝ったり、素手で敵を殴り殺せないと成功しない展開にはさすがに無理があるだろう。 夢か現実かをぼかした終わり方はあれで良かったと思う。 【alian】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-06-05 23:16:31) 38.《ネタバレ》 素直に面白かった。ディカプリオは名優。夢の中の夢という発想は面白い。冷静に考えて夢と現実の時間軸が違いすぎるという設定はどうかと思うが、SFだからいいか。 【なす】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-05-10 09:50:54) 37.《ネタバレ》 夢の中でこれは夢ではと感じる時はあるが、さすがに夢の中でさらに夢を見るというのは記憶にない。 夢を単なる脳内ニューロンの電気化学的反応としか捉えていない夢の無い人間なので、なかなか共感しづらいストーリーだけど、何層もの難解な迷路には引き込まれる。 夢からなかなか抜け出そうとしない愛妻を現実に引き戻そうとした行為が、現実を夢だと思い自殺してしまう皮肉がとても印象的。 ラストのコマが回転するシーンを見て、コマが止まってしまう夢は見ないのかという違和感を抱きながら見終えた。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-10-28 23:37:26) 36.《ネタバレ》 それぞれの階層に入ってゆくという設定がツボにはまった。コブのように、潜在意識は綺麗なものだけではなく、人に入られたくない記憶も含まれているというのがより現実的でよかった。そして潜在意識を取り扱うディーラーがいるという設定、これもたまらない。自分の潜在意識に入ることができるなら・・・という願望を与えてくれる作品でもある。最後のコマが倒れかけるシーン、タクシーに乗っている一同が襲撃されるシーンは今でも思い出す。 【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-07 18:36:57)
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