みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
3.《ネタバレ》 とっっっても面白かった。私は最近のジョニー・デップが出ている映画には、メディアでやたら取り上げられている事もあり「ケッ」って感じで敬遠することが多く、パイレーツ・オブ・カリビアンなんか1作目はともかく、後はバジェットをかけただけのクソ映画だと思っています。……で「パイレーツ~」の監督とジョニデがタッグを組んで作る映画なんて碌なもんじゃないと勝手に決めつけていたのですが、この映画はとにかく西部劇に対する愛に溢れていて、映画ファンとしてとても楽しかった。ストーリーは非常にプロトタイプの西部劇で「荒野の用心棒」+「チャイナタウン」といった感じ。ただ主人公ランゴが実はタダのペットのカメレオンなのに伝説のガンマンに成りすます展開により、常にストーリーが緊張感を保っておりサスペンスとしても良くできているかなと。驚異的な解像度で描かれるCGによる各アクションもスリル満点で最高!そして最後に現れる西部の精霊など、本当に細かな点で西部劇ファンを楽しませる作りになっていて最後まで笑って、泣けて、燃えました。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-11-20 18:32:02)(良:1票) 2.2011年公開って、10年前の作品ですか。 観よう観ようと思いなから・・・やっと観ました(笑) これは、なかなか曲者なCGアニメですね。 カメレオンが主人公ながら、けっこう本気のマカロニ・ウエスタン・パロディ。もちろん、ランゴ (Rango)は『続・荒野の用心棒』の主人公 ジャンゴ (Django)のパロディ。マカロニ・ウエスタンって何が面白いの?って人には、たぶんウケない。 時の流れを描きつつも笑いの癖が強くて、シュールと言うか、モンティ・パイソン的な《知性と馬鹿のスープ》のような色があり、唐突なおふざけ、演出のしつこさ、薄汚いキャラデザイン、さらに、精神世界描写、メタ視点を含んだセリフ等々、それを笑えるか否かで評価が分かれるかと。 わたしは「大傑作だ!」と思いました(笑) アニメーション制作は、なんとILM!それっぽい○○戦シーンまであってサービス満点。 脚本のジョン・ローガンは、アカデミー賞に3度ノミネートされた人(グラディエーター、アビエイター、ヒューゴの不思議な発明) 音楽は、ご存知 ハンス・ジマー メイン・キャラの声の出演は ランゴ:ジョニー・デップ(日本語吹替:平田広明) 牧場主ビーンズ:アイラ・フィッシャー(マメータ:東條加那子) 少女プリシラ:アビゲイル・ブレスリン(宇山玲加) 町長:ネッド・ビーティ(玄田哲章) ロードキル(ビー・キルド?):アルフレッド・モリーナ(山路和弘) 死神ジェイク:ビル・ナイ(多田野曜平) 西部の精霊:ティモシー・オリファント(多田野曜平) ↑ ここツボですね。 これはやはり、ストーリーよりもノスタルジー映画と見るべきでしょう。 マカロニに限らず色んな映画のオマージュだらけなので、映画通ならきっと楽しんで観れるはず。 あと、大した事じゃないけど、米アカデミー長編アニメ賞受賞作品でしたね。 【墨石亜乱】さん [DVD(吹替)] 8点(2021-05-12 23:34:00) 1.《ネタバレ》 まず、驚きに値する3Dグラフィックスの綺麗さ。ここまできたかという感じです。ストーリーはお決まりの、自然破壊の砂漠都市建設に絡む町長の汚職をとりあげ、町のみんなと共に勝利をもぎ取るなんていうパターンです。ところが喜んでしまったのはどこもかしこも、大好きなマカロニウエスタン仕上げ。精霊に至ってはゴルフカートの後ろにオスカーをたくさん積んだイーストウッドとおぼしき男が..... 腹抱えて笑っちゃいますよ!!名前もランゴ!? 荒野の用心棒のジャンゴと似てるぜ!! 前半はペットが突然砂漠に来て変なアルマジロおっさんに会ったりして、訳がわからないが、後半大活劇となり子供に話しかけられるラストまで、マカロニウエスタンのそのままです。アクション部分はちとやりすぎで、地獄の黙示録は古すぎだろう!! とにかく、最初はちとがまんしてください。だんだんよくなりますからね!! 【としべい】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-19 15:54:21)
【点数情報】
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