みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
8.《ネタバレ》 クライマックス、悪党を成敗し、崩壊するビルの屋上を駆け抜けるスタローンが、仲間の待機するヘリへ決死の大ジャンプを試みる。爆風と粉塵にかき消されたスタローンの行方を、固唾をのんで見守るエクスペンダブル達がスクリーンに映された瞬間、再度思い知らされる。 「すげぇなこの映画。」 ヘリの中には、ステイサム、バンデラス、ジェット、スナイプス、ラングレン、ハリソン、シュワだ。 ヘリを墜落させかねない程の質量、密度、空気、そして筋肉。 もちろんスタローンがタイトロープを握りしめていることなど予想はつく。 しかしながら、粉塵が晴れ、彼の無事を確認した瞬間、エクスペンダブルズと一緒にガッツポーズである。 大味な作りだが、集結したスーパースターにバランスよく見せ場を設けており、これだけの筋肉をよくまとめられたなと感心する。意外にもコメディリリーフとして登場するバンデラスをはじめ、新キャラには、ハッカーやバイク乗りなど、分かりやすい設定が与えられており、容易に受け入れられるのも好印象。 ストーリーが緻密とは絶対言えない。新兵のリクルートに時間をかけすぎるのもスマートではない。 しかし「エクスペンダブルズ」を観に来たお客さんに対しては、木曜洋画劇場テイストの感動を、おなかいっぱい味あわせてくれるであろう逸品だ。 とんでもない描写でも、荒唐無稽な展開でもいい。スターの魅力と筋肉で「すげぇな」と思わせてくれれば。 封切日のレイトショー終了後、映画の興奮も冷めやらぬ中、スタッフのおっさんが「どうだった?」声をかけてきた。 「クソすげぇ!」とだけ伝えると、おっさんはニヤニヤと嬉しそうな表情を見せて掃除をはじめた。 【サムサッカー・サム】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2014-09-07 18:57:41)(良:2票) (笑:1票) 7.行ってまいりました三度目の“MATSURI!(祭り!)”へ。 いやあ……凄い。素晴らしい。 前作の時点で思い知ったことだが、もはやこのシリーズに対して「難癖」なんてものはつけられない。 “普通”の映画であれば、卑下の対象になるであろう粗という粗を通り越して、この“普通じゃない”映画の後に残るものは、「感謝」そして「感動」である。 三度、シルベスター・スタローンという“映画人”に惜しみない感謝を捧げなければならない。 この人の映画人としての見地の確かさと、アクションスターとしての生き様を全うする格好良さには、改めて脱帽。そして心の震えが止まらない。 スタローン、シュワルツェネッガー、ステイサム、ラングレンらレギュラーメンバーに、今作新たにキャスティングされたは、ウェズリー・スナイプス!アントニオ・バンデラス!ハリソン・フォード!そして、メル・ギブソン!! こうやって自分で彼らの名前をタイピングしていくだけでも高揚感が半端ないのに、そんな大スターたちが、見紛うこと無くスクリーン上でぶつかり合っているのだ。80年代から90年代にかけてのアクション映画で育ってきた映画ファンにとって、こんな幸福なことはない。 まずもって、あの映画ポスターは何だ!最高すぎるだろうよ! 出演者たちが勢揃いで会心の笑顔を見せているアレだ。 スタローンをはじめとするエクスペンダブルズの仲間たちが笑顔を見せているのはまだ分かる。しかしそこには今回完全なる悪役であるはずのメル・ギブソンまでも、彼らしい素敵すぎる笑顔を見せて並んでいる。 そこには、確実に一世を風靡したスターたちが、それぞれの栄光と挫折、紆余曲折を経て、この場に会せることに対する心からの喜びがほとばしっているようだ。 映画内の敵味方なんてどうでもいい!俺達は嬉しいんだ!!と。 スター俳優として人気が高まれば高まるほど、その後の凋落は決して避けられないものなのかもしれない。 スタローンが集めたすべてのスター俳優たちは、その辛酸を特に舐め続けてきたことだろう。 ただ、そんな彼らが、今一度アクションスターとしてスクリーンに戻り、嬉々として立ちまわっている。 その姿は、もはや涙なしでは見られない。(バンデラス!やったぜ!) さあ!隊長!もうどこまでも着いていきます! 次の敵は満を持しての“沈黙の無敵男”ですかね!? 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-09 23:28:53)(良:2票) 6.こちらの打ち手を知り尽くしている敵が相手では勝ち目がないと、従来メンバーを切って若手隊員をリクルートするスタ隊長。ここからエクスペンダブルズは新たな局面に入るのかと思いきや、大した作戦もなく敵陣に攻め入って力技でターゲットを落とすという、代わり映えのしない戦いぶりだったことにはガッカリさせられました。案の定、メル・ギブソンによる返り討ちに遭い、若手隊員を人質にとられるスタ隊長。その後、スタ隊長は従来メンバーとともに再度出撃し、またしてもノープランで敵陣に足を踏み入れては敵の猛攻撃にさらされるという、ものすごく頭の悪い展開を迎えます。同じ失敗を何度繰り返すんだよ、スタさん。こんなことだったら、世代交代絡みのエピソードは一切落としてしまって、いつもの仲間と大暴れする様で2時間引っ張ればよかったのではないか思います。。。 そんな感じでお話の方はシリーズ最低とも言えるほどのグダグダ加減だったのですが、物量にモノ言わせたクライマックスの大戦闘シーンで、映画は息を吹き返します。大勢のキャストに均等に見せ場を割り当てるという見事な演出に、突拍子もないほどの火薬の量。10人の傭兵が小国の軍隊を相手に戦闘を繰り広げ、勝利するというバカバカしい内容なのですが、アクション俳優達の筋肉とカリスマ性によって道理など引っ込んでしまい、見せ場のコラージュのみで画面を持たせてしまうのです。純粋に破壊を楽しめるアクション映画は久しぶりでした。そもそも、シルベスター・スタローンとハリソン・フォードが組んで、メル・ギブソンを倒すという構図自体が素晴らしすぎます。『2』を劇場で鑑賞した時、これ以上の豪華キャストは実現できないだろうと思ったのですが、本作では『2』を軽く超えるほどの顔ぶれを揃えてきたのですから、スタローンの人脈とキャスティングセンスには恐れ入ります。。。 キャストの平均年齢は恐ろしく高く、画面に映る顔はどれもこれもしわっしわ。しかし、一人一人がとても輝いていて良い表情をしていることが好印象です。作り手と観客との間の、良い意味での馴れ合いこそが、本作最大の味なのです。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-04 00:21:38)(良:1票) 5.《ネタバレ》 スター総登場お祭り映画第三弾。今回はついにウェズリー・スナイプスがファンの思惑通りの脱獄囚(脱税して収監された本人はちゃんと刑期を全うして出所)という設定で登場。思わずニヤニヤしていたところ、「なにしたんだ?」の仲間の問いに「脱税だ」の返しには大笑いしました。脚本担当のスタローンのセンスも良いですが、ネタにするあたり大人の余裕が感じられます。さらに、出演料でトラブって降板したウィリスに代わってまさかのハリソン・フォードが参戦。役どころでも「あいつの出番はなくなった」とブラックな事を言い放った当たりもウケました。「俺たちにはこれしか出来ねーんだよ」とばかりに熱血真っ向勝負型の古参連中と、時代に合わせテクノロジーを駆使する若手のチームも対照的だったし、新キャラとしてもそれぞれキャラも立ってたので良かったです。個人的にはスナイプスにはもうちょっとマーシャル・アーツの蹴りやソード系の見せ場が欲しかった気もしますけどね。アントニオ・バンデラスの軽妙なキャラも良いアクセントになってるし、メル・ギブソンがまた悪そうで悪役にハマってて迫力あって、これだけの面子を上手く使えてましたし面白かったです。 それにしても絵面がいちいちワクワクさせるんですよね。スタローンとハリソンが顔を合わせて喋ってるだけでスゲー!って感じだし、各所でいろんな組み合わせが見られファンもおおむね満足ではないでしょうか。突っ込みどころもありますが、このメンバーの迫力の押されて気になりませんね。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-02 00:23:32)(良:1票) 4.これでもかというキャスティング。面白くないわけないじゃんという粗い期待感に見事に応えてくれる超豪華B級アクション大作。回を重ねる度に内容も充実して来てるんじゃないかという感じもあり、この際やれるだけやってちょうだい!と言わせていただきます。細かい感想は既に皆さん書き尽くしてくれてるので補足なし!ただ単純に面白かった!超おまけの8点献上です。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-11-01 23:14:08) 3.《ネタバレ》 毎度おなじみお祭り映画。メンバーのお祭り度は自分的には前作から落ちた気もするけど、アクションたっぷりで楽しめました。また、たくさん人が死ぬけどだれも死なない安心?して見られる映画でした。 【ほかろん】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-10-24 17:42:42) 2.いろんな意味で良くできた映画。中途半端な女絡みネタを排除した点も成功している。ジェット・リーが格闘しなかったこと以外はほぼ完璧。次回ジャッキーを引きずり出せれば、半永久的に誰も真似することができない「1985年映画」の完成です。 【マー君】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-19 00:20:56) 1.《ネタバレ》 アクション映画は中身より派手さだなと思わせる作品。若手部隊の最新機器を駆使しての戦闘も悪くはないんだけど、やっぱり撃って殴って爆破しての感じが一番しっくりくる。ただ残念なことに最後までジェット・リーがいないことには気付けなかった。それだけ豪華な役者が沢山いたということだろう。それにしても途中で「チャーチの出番はもうねぇ!」の発言には笑えたな。 【ぷるとっぷ】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-02 00:24:31)
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