みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 近所の映画館では朝の上映しかなく、観客がなんと6人(!)でした。現代的な解釈がリドリーらしいですね。隕石と来たか。本当に奇跡だったのか妄想だったのかがあいまいなところも、信仰のない私は新鮮でよいと思いましたが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の信仰をお持ちの方には賛否が分かれるかもしれませんね。次々に厄災に襲われる場面は映像で見ると本当に惨い……ラムセスが死んだ我が子を弔うシーンは思わず涙ぐんでしまいました。そして本編とは関係ありませんが、エンドロールの「我が弟トニー・スコットに捧ぐ」で号泣……。ところで、これはきっと長い長いディレクターズ・カットがあるのでしょうから、そちらできっとラムセスとモーゼスの成長する姿とかが見れるんだろうなぁと期待しております。監督のファンなので点数ちょっと甘いです。 【kiryu】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-11 00:24:16) 1.《ネタバレ》 十戒に関しては、あらすじ程度しか覚えていませんが大昔の映画を見た知識くらいしかありません。 後半の10の災いから海割りまでのCGはディザスター映画に匹敵する迫力で、且つ災いや奇跡が自然現象的な描写(海も割れるのではなく、津波のような引潮だったり神との対話も端から見るとただの独り言)なので、たまたまモーゼの狂言と自然現象が重なっただけとも捉えることができ、史実っぽく見れるのが良かった。 ただ、尺は2時間半と長めだが、それでもかなり駆け足気味に感じてしまい、時間の経過が分かりにくかったり、災いも「ファラオが奴隷を解放しないから災いがどんどんくる」なのだが「災いが起こりまくってファラオがテンパっている間にどんどん災いがきちゃってる」的に見えなくも無い。 そうは言ってもこれだけの壮大な話を破綻、脱線させずストーリの根本自体は非常に分かりやすくできているので、全体的な出来は悪くは無い。 しかし、「リドリー・スコットの映画」としては正直微妙で、なんとも形容しずらいが、昔の作品にあった一瞬たりとも目が離せなくなる程作品に引き込まれる感じが無い。 なのでラスト直前までは7点くらいだが、ラスト中のラストである神が去っていくシーンが最高。劇中でも声を荒げて怒ったり、十戒をモーゼに刻ませる際も「俺が納得できない教えは彫らないよ」と言われたりと、安易に「神とモーゼ=主としもべ」な関係でなく、神もその関係がまんざらでもない感じが人間味と言うか愛着が持て(エジプト人には悪魔以外の何者でもないが・・・・)た。 そして、彼らに危害が及ばず、もう自分が必要でないと判断しゆっくりと離れていく神とそれを見送るモーゼの二人にグッと来た。 ちょっと前にユダヤ、キリスト、イスラム教に関する番組がやっていたが、その起源を考慮してかは分からないが、安易にユダヤ(ヘブライ)人=神守護を受けた=絶対正義と言う図式ではなく、あくまでエジプト脱出まで神の守護を受けていた者たちであって、現在の彼らはそんな神に見送られた(良い意味)存在であると言う解釈が出来るようになっているのが凄く良く+1点。 総評 ド派手なCGとちびっこ神様萌えな映画。 【ムラン】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-02-16 15:15:06)
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