みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
9.《ネタバレ》 1~3まで通して観ました。 これで3回目の鑑賞 やはり面白い。 このスケール感と、スペクタクルな映像は、何とも言い難いですねぇ。 三作で8時間という長大さですが、指輪物語と並ぶファンタジー映画の傑作だと思います。 そりゃまぁ、ツッコミどころは沢山有ります。 エレボールを目指して、危険な旅を続ける中で、「大鷲呼べばすぐに着くだろ」‥‥とか 闇の大軍に圧倒され、劣勢を通りこして、もはや敗勢のドワーフ軍に、トーリンら10人程度が加わっただけで、あんなに盛り返せるの?‥‥とか 結局大鷲が一番強いじゃん‥‥とか だけど、そんな事はどうでも良いです。 善と悪の壮大な戦いを楽しめれば、それで良し。 登場人物のうち、「この人とこの人は最後の方で死ぬだろう」という予測もほとんど的中します。 そんなトコも、とても分かりやすい作品ですね。 それはそうと、ビルボの分け前の14分の1はどうなったんでしょう。 結局、得たのは危険極まりない指輪だけなの? ‥‥なんて事も思いました。 この後、指輪物語三部作を再度観たいとも思いました。 【TerenParen】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-11-16 02:59:38)(良:1票) 8.《ネタバレ》 遂に完結したホビット三部作の最終作。元々は二部作の予定だっただけあって、延々とクライマックスの様な戦闘が続く構成になっています。予定通り二部作だったなら、恐らくスマウグの根城を目指すところから後編の始まりだったのでしょうね。今回の作りですと、やはり最強のドラゴンであるスマウグがあっけない感は否めません。事実、それがオープニングですし。 但し、『指輪物語』『ホビット』を愛してやまないピーター・ジャクソンが作っていることもあって、一本の映画として何とか成り立つように様々な工夫を凝らしていると思います。トーリンが我を失ってしまうが、黄金の間に冠を投げ捨て、再び戦士として立ち上がる時の高揚感は素晴らしい。キーリとタウリエルの恋愛話も単調になりがちな戦闘シーンの連続の中で上手く機能している。原作には登場しないレゴラスを大活躍させることでマクロな視点のアクションシーンに限らず、一対一のアクションも面白く魅せている。本来、『指輪物語』とは違い、単純なストーリー構成をしている『ホビット』を映画化した作品として、ここは評価出来るのではないでしょうか。 しかしこの映画が合わない人がいるのも良く分かる。繰り返される遠景カットは人によってはピーター・ジャクソンの悪癖に見えるでしょう。でもやっぱり原作の『指輪物語』に慣れ親しんでいる身からすると、あの作品世界を映像化しているだけで満足してしまうのですよね。だから複雑な構成を持っている『指輪物語』はともかく、前述の通りの構成の『ホビット』は本来大衆向けではなく、完全にマニアのために作られている作品というのが本質だと思います。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-12-31 08:55:21)(良:1票) 7.《ネタバレ》 完結編なだけに終始盛り上がった。開始早々にドラゴンが倒されて残りどうなるのか心配したがそれを忘れさせるぐらいの満足感。オーク軍との戦闘でドワーフ軍の後ろから飛び出してくるエルフ軍には鳥肌が立った。ただ途中でサルマンの活躍を見てしまうとガンダルフもあれぐらい活躍できないのかなと思ってしまう。あと戦い終わってからの余韻をもう少し残してくれてもよかったような…。最後にフロドが登場しなかったのもちょっと残念。 【ぷるとっぷ】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-12-14 04:15:43)(良:1票) 6.《ネタバレ》 原作未読。遂に完結を迎えたシリーズ最終章ですが、よくぞここまで作り上げたなあと思いますね。ニュージーランドの雄大な風景にVFXのキャラクターたちを合わせ、ここまで壮大なスケールで描けたのはピーター・ジャクソン監督の手腕のおかげだったなと思います。『ロード・オブ・ザ・リング三部作』と『ホビット三部作』で製作期間を含めたら20年ほどになりますが、お疲れさまでしたと言いたいですね。ただ、今回の最終章はかなりショートカットした印象が強いのが残念。濃密に描かれてはいるものの、アレはどうしたんだろう?という顛末が気になるモノが多く投げっ放しな印象が強いです。『旅の仲間』に繋がるシーンや、ガラドリエル、エルロンド、サルマンの戦闘はファンにはたまらないモノがあると思いますが、尊厳を取り戻すも戦死したトーリンや王国再建に向けたシーン、モノに執着した感が強いスランドゥイルも評価を下げたままだし、『王の帰還』くらいとは言いませんが、終戦後の歓喜に沸く群衆や主要キャラのその後のフォローが欲しかったな。まあホビット(ビルボ)の物語としては良いのかもしれませんが、上映時間144分とシリーズでもっとも短かかったのも解せません。なので、もう一頑張りして、とっととエクステンデッド版を編集して出していただきたいところ。敬意を表してこの点数。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-12-14 01:01:17)(良:1票) 5.ドワーフ、エルフ、人間の欲望まみれた展開。ビルボの決断。ラストのLOTRへの繋がりに痺れる。 【TERU】さん [インターネット(吹替)] 8点(2023-02-19 20:39:27) 4.王の帰還と比べてしまうと盛り上がりは大分落ちますが、そういうのも見越して竜との対決の結末を冒頭まで引っ張ってきたんでしょうね。トーリンの葛藤がもう少し描かれていればもっと良かったと思いますがそれ以外の部分に関しては三部作通してよくやったと思います。元々ロード・オブ・ザ・リングの後にこの地味なストーリーをやるというのが無茶な話で、それでもここまで楽しめる作品に仕上げてくるのはやはりピーター・ジャクソンならではないですかね。このシリーズを見たことない方はこれからはホビット→の順で見るのが正解になるのかなと思います。 【映画大好きっ子】さん [DVD(吹替)] 8点(2015-05-09 22:26:17) 3.《ネタバレ》 前の二作をDVDで観ていたので続きが気になり映画館で鑑賞。トーリン・オーケンシールドのドワーフ故の弱さと強さ、スピード満点の展開、壮大なロード・オブ・ザリングへの伏線などこの「ホビット」シリーズも楽しめた。映画館とはいえ、これだけの長時間を飽きなく見せるのはさすがの一言だ。 【パオ吉】さん [映画館(吹替)] 8点(2015-02-02 01:07:25) 2.《ネタバレ》 率直に言って前三部作を観終わった後ほどの満足感は得られませんでした。 ごちゃごちゃいるドワーフは楽しいけれども締まりがないのが全編通した要因なんでしょうね。 他の理由を考えてみた。 クライマックスが最初に来ていて、その後の話に緊張の糸が解けてしまったこと。 バルド親子が竜を倒し、最強の部族長3人組がサウロンを追い払ったのに対し、ドワーフ王が戦ったラスボスがただのでっかいオークなのがいろいろ残念。 結局のところ大鷲が解決するオチ。 あと、これは私の気のせいかもしれないけれど、エレボールの砦前での戦闘の俯瞰図がヘルム峡谷とそっくりだし、エスガロスの人間たちが休息を取った廃墟がミナスティリスの下層部に似ていたりとか・・・使い回してない?? こういうところで予算をケチっていたのだとしたら、PJちょっとイメージダウン。 それでも、前シリーズよりシンプルな物語である分ビルボの苦しみが浮き出ており、マーティン・フリーマンの演技力が際立っていたと思います。 なんだかんだ言ってもビルボの人情味に涙するのです。やっぱり良作。 【denny-jo】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-12-21 23:32:10) 1.ビルボ・バギンス大好きです。 彼の冒険も苦労も活躍も素晴らしかった。 とても立派でした。 「決戦のゆくえ」と言うぐらいで、戦闘シーンは実に素晴らしかった。 迫力あって見ごたえがありました。 アラン・リーさんのデザインも好きなので、たとえばエルフが美しい曲線の鎧をつけて華麗に戦うところなど。 他の作品とは違う、この作品の世界観にどっぷりと浸れた所が実に気持ち良い。 品が良くて豪華でその上アクションも機敏だとなれば、楽しくないわけはありません。 しかしこの作品は、題名が「ホビット」であってもビルボがお話の中心と言うわけではありません。 ドワーフ達は主役で常に頑張っているけど、その心情は分かりにくいと感じました。 特に山ノ下の王トーリンの人柄なのですが、ずっと黙っていたり反対に怒鳴っていたりして、私の理解しようとする気持ちとかみ合いませんでした。 トーリンに感情移入しようとして一生懸命見るんだけど、私からは距離がある人物に思えて、そこの所の私の気持ちの整理がつかないままずるずると来てしまいました。 そこの所は残念でした。 ガンダルフのイアン・マッケランさんがとてもお元気そうで、見ていて楽しくなりました。 サルマンのクリストファー・リーさんのお姿にはビックリです。 いったいお幾つなんでしょうね。 なんのかのと言っても三部作はとても見ごたえがありました。 ピーター・ジャクソン監督にはまた素晴らしい作品を作って頂きたいと思っております。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-12-21 21:48:12)
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